今日の日本株|2026年8月13日の市場資金フロー|米CPI鈍化で半導体が主役・銀行株は地銀まで全面高

今日の日本株|2026年8月13日の市場資金フロー|米CPI鈍化で半導体が主役・銀行株は地銀まで全面高

今日の日本株|2026年8月13日の市場資金フロー|米CPI鈍化で半導体が主役・銀行株は地銀まで全面高

📈 日経 +1.16%(3日続伸) 🏆 総合判定 強気 +4/±11 🌡 体温計 +5 🔥🔥灼熱 🎯 新規◎なし・継続◎2
今日米7月CPIの鈍化で利上げ観測が後退し、前夜のSOX指数は+2.49%。東京でもアドバンテスト+4.02%・村田製作所+10.25%と半導体・電子部品が買われ、日経平均は68,308.59円まで3日続伸しました
中身業種首位は銀行業+2.87%で、日銀の9月利上げ観測から筑波銀行+8.22%など地銀まで全面高。一方でグロース250だけが-0.35%と、大型・値がさへの一極集中が進んでいます
明日機械判定の新規◎は0件でした。★が点いた機械と金属製品はどちらも×見送り区分で、無理に拾わない日です。8/14はSQも控えています

今日の日本株は、外から来た追い風にきれいに乗った1日でした。日経平均は68,308.59円(+1.16%・784円高)と3日続伸し、TOPIXも4,176.04(+0.89%)で連日の最高値更新です。きっかけは前夜の米7月CPIで、前年比3.4%(前回3.5%)と鈍化して利上げ観測が後退。フィラデルフィア半導体指数(SOX)が+2.49%と急伸し、東京でも半導体関連が終日買われました。ただし上がったのは大型だけで、グロース250は-0.35%と3指数で唯一のマイナスです。

8/12 に私が立てたシナリオが、今日どうなったかを最初に振り返っておきます。「指数は67,000〜68,500円のレンジで底堅く」という枠は当たりましたが、「バリュー・資源への回帰が2日目も続く」という中身は半分外しました。金融は残った一方で、資源はきれいに剥がれ落ちています。

自己採点 2.8 / 5.0 🟢 ①指数レンジ・値上がり業種21はどちらも予想内(1.8/2.0) 🔶 ②バリューは継続も資源は崩落。主役は読めず(0.3/1.0) 🔴 ③機械シグナルは3件中1件だけプラス(0.4/1.0) 🔶 ④継続性試金石は3つ中1つ成立(0.3/1.0)
  • ⭕ 的中指数の枠は読み通りでした。「67,000〜68,500円のレンジで底堅く」と置いたところへ、日経は68,308.59円とレンジ上限の手前に着地。値上がり業種も21で、予想した「18〜25程度」の真ん中です。体温計が満点で高温シグナルがゼロなら上値の余地は残る、という読みの根拠は機能しました。
  • 🔔 一部発動「バリュー・資源への回帰」は、バリューだけが残って資源が落ちました。銀行業+2.87%は2日続けて上位で、金融テーマも2日連続プラス。ところが資源側はエネルギー-1.25ptが最下位、素材-1.21ptは🆘脱落判定へ転落。WTI原油が82.10ドルへ戻したのが直撃しました。
  • ❌ 外れ実際の主役は、私が挙げていなかったテクノロジーでした。🔥流入はテクノロジー+0.68ptの1つだけで、代金TOP100のシェアも59.0%まで戻っています。主役候補を資源・金融に限定して置いたのは視野が狭かったと思います。
  • ❌ 外れ機械シグナルは3件中1件だけプラスでした。◎最優先の非鉄金属は-0.52pt、◎継続2日目の鉱業は-1.42pt。当たったのは○監視の精密機器+0.41ptだけで、2日続けての負け越しです。逆に×見送りとした電気機器が+0.95ptと、見送り判断が裏目に出ました。⏳で外したサービス業-0.44pt・その他製品-1.53ptは除外が正解です。
  • ➖ 不発警戒トリガーはA・Bとも不発です。Aの「WTI80ドル割れ」は82.10ドル止まりで不成立、Bの「日経VI35超かつ上昇銘柄比率50%割れ」も日経VI31.65・上昇比率65.5%で不成立でした。ただし継続性試金石は成立が金融の継続だけで、買い主導率は80%→75%、代金TOP10の全社上昇も8/10社に崩れています。

総括:指数の器は当てて、中身を3日連続で外している状態です。「前日の主役が翌日には最下位」という入れ替わりが続いており、1日単位で中身を当てにいく読み方は分が悪いと感じます。明日以降は主役を1テーマに絞らず、複数の受け皿を置く運用に切り替えます。機械シグナルも2日連続の負け越しです。

本日の市場サマリー

日経+1.16%・TOPIX+0.89%で総合判定は+4/±11の「強気」。上昇比率65.5%と幅はあるのに、グロース250だけが下げた1日でした。

主要指標
日経平均
+1.16%
68,309 円(+785円・25日乖離 +3.86%)
TOPIX
+0.89%
4,176 pt(最高値更新・25日乖離 +3.64%)
グロース250
-0.35%
743 pt(3指数で唯一の下落)
セクター・内部相場
最強業種
銀行業
+2.87% / 相対 +1.98pt
最弱業種
ゴム製品
-1.79% / 相対 -2.68pt
上昇銘柄比率
65.5%
新高値104 / 新安値1(差+103)
為替・米10年
¥159.36 / 4.662%
ドル円 +0.01円 / 米10年 -0.019pt

東証プライムの売買代金は10兆206億円で、前営業日の9兆4,421億円から増えて10兆円台に乗りました。値上がり業種は21で前日と同数ですが、上昇銘柄比率は63.9%から65.5%へ、新高安スプレッドも+70から+103(新高値104銘柄に対し新安値1銘柄)へ広がっています。そのうえで代金TOP3の集中度は27.8%から31.4%へ上昇し、買い主導率は80%から75%へ低下。つまり幅は広がったのに、資金は上位数銘柄へより集まりました。代金首位はキオクシアホールディングスの2兆3,929億円(+3.87%)です。

業種別資金フロー分析

上位は銀行業+2.87%とガラス・土石製品+1.86%、下位はゴム製品と鉄鋼。金利と半導体という2本の柱がそのまま並びに出ました。

値上がり業種 TOP5

先頭は銀行業+2.87%(相対+1.98pt)です。日銀の9月利上げ観測が根強いなか、日本10年債利回りが2.865%へ上昇したことが直接の材料でした。三菱UFJフィナンシャル・グループ+2.86%(代金1,493億円)・みずほフィナンシャルグループ+3.21%と主要行がそろって高く、資金判定も〈本物〉です。

面白いのはその中身で、大型主導度は-1.48ptと🐜中小型主導の判定でした。筑波銀行+8.22%・山形銀行+7.88%・富山第一銀行+7.40%・愛媛銀行+7.23%・京葉銀行+7.19%と、値上がり率TOP20に地銀が5行も入っています。メガバンクより地銀のほうが大きく上げた形です。

2位のガラス・土石製品+1.86%は日東紡績が業種代金の67%、3位の電気機器+1.84%は村田製作所+10.25%・太陽誘電+6.53%・イビデン+5.27%・アドバンテスト+4.02%と半導体そのものです。なお4位の金属製品+1.73%はSUMCO+5.46%がほぼ単独で、業種としての広がりはありません。

順位業種騰落率相対騰落コメント
1銀行業+2.87%+1.98pt三菱UFJ+2.86%・みずほ+3.21%。地銀5行がTOP20入り
2ガラス・土石製品+1.86%+0.97pt日東紡績が代金の67%。日本碍子+4.22%。資金判定〈本物〉
3電気機器+1.84%+0.95pt村田製作所+10.25%・太陽誘電+6.53%。SOX+2.49%が追い風
4金属製品+1.73%+0.84ptSUMCO+5.46%が実質単独の上げ
5機械+1.66%+0.77ptディスコ+4.56%・三菱重工業+3.96%。DMG森精機-10.41%は逆行

値下がり業種 TOP5

最下位はゴム製品-1.79%(相対-2.68pt)です。ブリヂストン-2.36%が業種代金の79%を占め、実質はこの1社の下げでした。2位の鉄鋼-1.14%は日本製鉄-1.91%・JFEホールディングス-1.37%と横並びで、素材テーマの🆘脱落判定と重なります。

3位のその他製品-0.64%には、ねじれが出ました。業種指数はマイナスなのに、中身のTOPPANホールディングスは4〜6月の純利益が2.3倍となって+10.78%と一時ストップ高です。任天堂-1.92%が業種代金の53%を握るため、指数には映りませんでした。4位の輸送用機器-0.58%はデンソー-2.01%など自動車が総じて安く、5位の鉱業-0.53%は原油の戻しが理由です。

順位業種騰落率相対騰落コメント
1ゴム製品-1.79%-2.68ptブリヂストン-2.36%が代金の79%。中小型も弱い
2鉄鋼-1.14%-2.03pt日本製鉄-1.91%・JFEHD-1.37%。素材テーマは🆘脱落
3その他製品-0.64%-1.53pt任天堂-1.92%が代金の53%。TOPPAN+10.78%は指数に映らず
4輸送用機器-0.58%-1.47ptデンソー-2.01%・いすゞ-1.74%。トヨタ-0.48%が代金の37%
5鉱業-0.53%-1.42ptWTI原油-1.98%が直撃。INPEX-0.46%。前日の◎から一転

複数日ベースの方向シグナル(5項目スコア)は流入9業種 対 流出21業種で、分布判定は「⚡資金集中相場」。★の新規点灯は機械と金属製品の2業種で、前日の3業種から絞られました。そのうえで実践判定は◎0件・○0件・△0件・×見送り2件です。どちらも25日トレンドが失速している側で、採用条件を満たしていません。詳しくは「明日の注目ポイント」で扱います。

テーマ別資金フロー

🔥流入はテクノロジー+0.68ptの1テーマだけ。前日に主役化したエネルギーと素材は、そろって最下位圏へ落ちました。

1テクノロジー+0.68pt🔥 ⤴ +1日
2金融+0.24pt→ ◐ +2日
3輸送・物流-0.33pt→ ◐ -3日
4製造業サイクル-0.35pt→ ◐ -4日
5不動産・建設-0.37pt→ ◐ -4日
6生活防衛-0.53pt💧 🔄 -3日
7内需消費-0.79pt💧 🔄 -2日
8商社-1.13pt💧 ↘ -3日
9素材-1.21pt💧 🆘 -1日
10エネルギー-1.25pt💧 ↘ -1日

プラスはテクノロジー+0.68ptと金融+0.24ptの2つだけで、前日の3つからさらに減りました。テクノロジーは判定が⤴継続強で、10日累計も+8.52ptと10テーマで最大です。つまり今週ずっと資金が入り続けている唯一のテーマで、そこに米CPIという材料が乗った形になります。

逆に落ちたのが素材-1.21ptとエネルギー-1.25ptです。前日にそろって主役化したはずの2テーマが、翌日には最下位2つという入れ替わりでした。素材は🆘脱落判定で、10日累計+6.02ptがまだプラスなだけに続落するかは注目です。なお生活防衛と内需消費は流出が続くものの判定は🔄底打ち兆候で、3日トレンドは上向きに転じています。

3対立軸でみるマクロ文脈

金利軸+0.61ptが2日連続プラスで金利上昇局面。一方、前日+1.05ptだった資源軸は-0.64ptへ反転しました。

対立軸本日値連続10日累計ひとこと
金利軸+0.61pt+2日+5.56pt金融−不動産建設。判定は「金利上昇局面」
資源軸-0.64pt-1日+3.52ptWTI-1.98%で反転。判定は「資源安」
リスク軸+0.24pt+3日+10.93pt製サイ・テクノ・素材−生活防衛。判定は中立

今日いちばん動いたのは資源軸で、前日の+1.05ptから-0.64ptへ1.7pt反転しました。原油の戻しがそのまま出た形です。一方の金利軸+0.61ptは2日連続プラスで、金融が買われて不動産・建設が売られる並びのほうが粘っています。

リスク軸は+0.24ptで3日連続プラスですが、判定は中立のままです。3軸をまとめると「金利は上がる・資源は下がる・リスク選好は中立」という組み合わせで、銀行株高と半導体高が同時に成立した背景がここに出ています。

本日の注目銘柄

掲載は「値上がり率」「最強モメンタム」「高値更新×業種強し」の3枠。決算で跳ねた中小型と、年初来高値を更新した半導体の中核株が並びました。

値上がり率 TOP3(東証プライム)

首位は弁護士ドットコム+18.87%(サービス業)で、売買代金は前日比+1,367%と急増しました。2位は澁谷工業+15.87%(機械)で同+1,720%、3位はコプロ・ホールディングス+14.00%で同+1,073%。いずれも決算で商いが10倍以上へ膨らんだ銘柄です。上位20は銀行業5銘柄が最多で、地銀が5行も並ぶのは今週では初めてでした。

順位銘柄(コード)業種騰落率コメント
1弁護士ドットコム(6027)サービス業+18.87%代金急増+1,367%。RSI86.77・25日乖離+32.2%
2澁谷工業(6340)機械+15.87%代金急増+1,720%で本日最大。予想PER15.2倍
3コプロ・ホールディングス(7059)サービス業+14.00%代金急増+1,073%。予想配当利回り4.85%

最強モメンタム(RSI60以上 × 25日乖離率+5%以上 × 対TOPIX+1pt)

15銘柄が該当し、顔ぶれはサービス業・情報通信・化学・銀行業・機械へ散らばりました。ただし上位はRSI85超が10銘柄と、走り切った位置にあります。フィデアホールディングス+6.10%(RSI87.11)が入っているのは、地銀高が今日始まったものではない証拠でもあります。ただしこれだけ乖離が開いた銘柄を今から追うのは分が悪く、新規で拾うより利確目安として見るほうが素直でしょう。

銘柄(コード)RSI25日乖離率本日騰落過熱スコア
アキレス(5142)90.94+36.2%+2.57%+7 ⚠⚠
LIFULL(2120)90.62+9.2%+5.21%+5 ⚠
PHCホールディングス(6523)87.93+25.2%+4.60%+6 ⚠
フィデアホールディングス(8713)87.11+20.5%+6.10%+7 ⚠⚠

高値更新×業種強し(本日年初来高値更新 × 業種累積+1pt以上)

15銘柄が該当し、電気機器と機械の中核株が目立ちました。アドバンテスト+4.02%は代金5位で年初来高値を更新し、オムロン+2.22%・明電舎+4.21%・カシオ計算機+5.22%も同じ枠です。テクノロジーが唯一の🔥流入だったことと、この顔ぶれはきれいに重なります。特にアドバンテストは過熱スコア+3で、高値を更新しながらRSIが61.47にとどまっているのは、上がる前に一度きちんと調整した銘柄に出る形です。ただし電気機器の25日累積は-1.33ptとまだマイナス圏なので、業種の追い風を前提にするのは早いでしょう。

銘柄(コード)RSI25日乖離率本日騰落過熱スコア
アドバンテスト(6857)61.47+18.5%+4.02%+3 △
オムロン(6645)73.75+20.8%+2.22%+5 ⚠
明電舎(6508)73.37+24.4%+4.21%+4 ⚠
京三製作所(6742)64.09+17.1%+6.90%+5 ⚠

なお売られすぎ反転候補は10銘柄から6銘柄へ減りました。先頭は鹿島建設のRSI12.49で、前日の17.00からさらに低下しています。不動産・建設テーマは4日連続のマイナスで、まだ拾う局面には見えません。

市場体温計

日々の体温は3日連続で満点の+5「灼熱」。それでも高温・低温シグナルはどちらも0/4のままです。

Layer 1 日々の体温 +5/±5 🔥🔥灼熱 Layer 2 高温シグナル 0/4 点灯(騰落レシオ25日114.77で125に未達) Layer 3 低温シグナル 0/4 点灯(RSI30以下は0.9%) 相場の質:中立|集中度31.4%・買い主導75%

Layer1は5項目すべてが+1で3日連続の満点でした。上昇銘柄比率65.5%・値上がり業種21・新高安+103・日経とTOPIXがそろってプラス・売買代金TOP10のうち8社が上昇、という内訳です。ただし代金TOP10の上昇社数は前日の10社から減っており、満点でも中身は少し薄くなっています。

高温シグナルは0/4のままですが、中身は前日から近づきました。騰落レシオ25日は111.56から114.77へ上昇して点灯基準125まで10.23ポイント、RSI70超の比率も13.2%から15.6%へ上がっています。そのうえで気になるのは、参考指標の騰落レシオ6日が193.14へ跳ねていることです。25日ベースには余裕があるのに、短期だけが極端に振れています。

本日のマクロ環境

米7月CPIの鈍化で利上げ観測が後退し、SOX+2.49%が東京の半導体高へ直結しました。

📊 マクロ指標スナップショット
国内株式
日経平均
+1.16%
68,309円・785円高
TOPIX
+0.89%
4,176pt・最高値更新
グロース250
-0.35%
743pt・3指数で唯一安
海外株式(前日終値)
NYダウ
-0.04%
54,072・小幅安
ナスダック
+0.54%
27,054・反発
S&P500
+0.26%
7,779・反発
為替・金利
ドル円
159.36
+0.01円・横ばい
米10年金利
4.662%
-0.019pt・CPI後に低下
VIX恐怖指数
14.55
-0.79・15割れ
資源・需給
WTI原油
$82.10
-1.98%・急騰の反動
騰落25日
114.77
125で高温点灯。残り10.23
信用評価損益率
-6.19%
-8.44%から改善(週次)

米国市場はダウ-0.04%・ナスダック+0.54%・S&P500+0.26%とまちまちでした。合算+0.80%は11因子モデルのE群の閾値±1.0%内なので、点数は±0です。ただし指数の裏側では動きがはっきり出ていて、フィラデルフィア半導体指数は+2.49%と急伸。マイクロン+4.92%・サンディスク+5.76%・アプライドマテリアルズ+4.29%という並びが、そのまま東京の半導体高につながっています。

そのうえでVIXは15.34から14.55へ低下し、11因子モデルのE1が+1へ改善。一方で日経ボラティリティー指数(日経VI)は32.06から31.65とわずかな低下にとどまり、依然30台です。米国の恐怖指数は15を割ったのに、日本は30台という開きは、8/14のSQに向けたオプション需給の影響が残っているためだと考えています。

WTI原油は83.76ドルから82.10ドルへ-1.98%と、前日の急騰の反動が出ました。これが鉱業-0.53%とエネルギーテーマの最下位転落に直結しています。なお信用評価損益率は週次で-6.19%へ改善し、天井圏の目安とされる-3%にはまだ距離があります。

明日の注目ポイント

軸は半導体一極の上げが、ほかの業種へ広がるかどうか。8/14はSQ当日です。

本日の優位シグナル(◎○△×)

機械判定の新規◎は0件でした。★が点いた2業種はどちらも×見送り区分で、無理に拾わない日です。

◎ 最優先 0 ○ 監視 0 △ 単騎 0 × 見送り 2
  • 本日の◎は0件でした。無理に拾わない日です。検証では×見送り(トレンド失速・↓系)は翌日平均-0.28pt・勝率38.1%と明確に不利で、「乗らない」も統計上の判断です。
  • × 見送り:機械/金属製品 ── 機械は25日累積-3.18pt・5日前比-2.36ptで失速中。ディスコ+4.56%・三菱重工業+3.96%と中身は強いのですが、業種の条件は満たしません。金属製品は25日累積-8.70ptとさらに弱く実質SUMCO1銘柄。乗るなら銘柄単位に限ります。
  • ◎ 継続2日目:電気機器 ── 採用条件(5日前比+5.05pt・25日累積-1.33pt)を満たします。資金判定は〈本物〉で、キオクシアが代金の51%を占めるものの太陽誘電+6.53%・村田製作所+10.25%と中身も広い1日でした。継続2日目は翌日+0.36pt・勝率55%と優位が残る一方、3日目でエッジが消えるため明日中の利確が前提です。
  • ◎ 継続2日目:非鉄金属 ── 5日前比+18.22ptと33業種で最大の加速度ですが、本日の対TOPIX相対は-0.52ptとマイナス。フジクラ-0.69%・古河電気工業-2.63%が下げ、住友電気工業+2.84%へ主役が交代しました。資金判定は〈大型主導〉で優先度は落とします。
  • ⏳ 深追い注意:サービス業(5日目) ── 25日累積+13.44ptと数字は最強クラスですが点灯5日目で、4日目以降は翌日-0.72pt・勝率34%と劣後するため買い候補から外します。🔻空売り候補は0件です。

※◎○の判定は2026/4/23〜8/3の61営業日で事後検証済みです(採用分32件:翌日平均+0.74pt・勝率65.6%)。継続2日目の枠も4/24〜8/3の679業種日で検証し、翌日+0.36pt・勝率55%でした。サンプルはまだ小さく検証は継続中です(次回再検証は2026年11月中旬を予定)。有効射程は翌日〜3日です。

3層構造でみる明日のシナリオ

🔍 3層スナップショット
層1:マクロ環境・体温
  • 3対立軸は金利軸+0.61pt・リスク軸+0.24ptがプラス資源軸-0.64ptは反転
  • 体温計は3日連続で+5の満点。高温0/4・低温0/4だが騰落レシオ6日は193.14
  • 外部はSOX+2.49%・VIX14.55。WTIは-1.98%と反落
動かしたのは米CPIと日銀観測。金利が日米で逆向きに効いた
層2:テーマ10テーマの動き
  • 🔥流入はテクノロジー+0.68ptのみ。⤴継続強で10日累計+8.52ptと首位
  • 素材-1.21pt(🆘脱落)・エネルギー-1.25ptが最下位2つへ。前日の主役が反転
  • 生活防衛・内需消費は流出中だが判定は🔄底打ち兆候
プラスは2テーマだけ。テクノロジー一極の構図が強まった
層3:業種・銘柄33業種シグナル
  • 方向シグナルは流入9業種 対 流出21業種で判定は⚡資金集中相場
  • ★新規点灯2業種の実践判定は◎0・○0・△0・×2。採用できる枠はゼロ
  • 代金TOP3集中度は27.8%→31.4%へ上昇、買い主導率は80%→75%へ低下
幅は広いのに資金は上位へ集中。買える枠は継続◎の2業種のみ
3層の見立ては「外部要因への一発回答」です:マクロ層で米CPIという材料が出て、テーマ層はテクノロジーだけが伸び、業種層の新規シグナルはゼロ。層が下へ行くほど細くなっています。焦点はこの上げが半導体と銀行の2本柱にとどまるかです。
📊 メインシナリオ:CPI通過で半導体・銀行の2本柱が保たれ、指数は67,800〜69,000円でもみ合い。ただしSQ当日で値動きは荒くなりやすい

体温計は満点でも高温シグナルはゼロで、上値の余地は残っています。値上がり業種は17〜25程度をメインに。ただし新規シグナルがゼロの日なので、ポジションを増やす日ではないと考えています。

  • 期待エリア:◎継続2日目の電気機器(太陽誘電・村田製作所・アドバンテスト)。翌日利確が前提で3日目には持ち越しません
  • 継続性試金石:銀行業の地銀主導が2日目に入るか/テクノロジーの⤴継続強が続くか/グロース250が反発するか
  • 底打ち待機:🔄底打ち兆候に変わった生活防衛と内需消費。判定が◐中立以上へ戻るのを待って十分です
  • マクロ材料注視:8/14のSQ/米7月PPIと小売売上高/WTI82ドル台の維持/日経VIの低下が続くか

分岐リスクと警戒トリガー

🌧️ 弱気分岐A:半導体の買いが一巡し、指数だけが残って中身が細る

今日の上げは米CPIという1回きりの材料への回答です。前日の資源高が1日で剥がれたのと同じことが半導体で起きても不思議はありません。代金TOP3集中度31.4%とグロース250の下げは、買いの範囲が狭まっているサインです。

警戒トリガー:代金TOP3集中度が35%超、かつ値上がり業種が15未満へ低下

⚡ 最弱気分岐B:短期の過熱が反動を呼び、騰落レシオ6日の193から戻す

騰落レシオ6日は160.05から193.14へ跳ねました。25日ベースの114.77は中立圏なので、直近6営業日だけが極端に買われた状態です。25日乖離率も+3.86%へ広がっています。

警戒トリガー:上昇銘柄比率が45%割れ、かつ日経VIが35超へ再上昇
🎯 シナリオ信頼度
中の下。上げの根拠がマクロ層に偏り、新規シグナルもゼロで翌日の手がかりが少ない日です。加えて8/14のSQは中身と関係なく指数を振らせます。代金TOP3集中度35%超か上昇銘柄比率45%割れで分岐A・Bへ切り替えます。

🏆 本日の総合判定(11因子モデル):強気(スコア:+4/±11)

  • A トレンド:±0 TOPIX+0.89%が+1、日経-TOPIX差+0.27ptは±0、グロース-TOPIX差-1.24ptが-1
  • B 幅・需給:+2 新高安差+103が+1、上昇銘柄比率65.5%も65%超で+1、値上がり業種21/33は±0
  • C 勢い:+2 代金急増30銘柄の平均+3.40%が+1、RSI健全度(50超69.2%・70超15.6%)も+1
  • D 過熱調整:-1 代金TOP3集中度31.4%が30%超で-1。過熱ブレーキ自体は非該当
  • E マクロ:+1 VIX14.55が15未満で+1、米国株合算+0.80%は±1%内で±0

判定根拠:前日の+3から+4へ1ノッチ上昇しましたが、中身は入れ替わっています。B群とC群が+1ずつ改善した一方、A群は前日の+1から±0へ後退。グロース250だけが下げてA3が-1に沈んだためで、指数の伸びは大きいのに足並みは揃っていません。総合判定はあくまで今日の要約であって、明日の予測ではありません。

11因子モデルとは ─ 日本株の強弱を客観的な数値で捉える独自スコアリング手法

※本記事は、私が独自に集計・分析した市場データをもとにした情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。記載の数値は作成時点のものであり、正確性を保証するものではありません。

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