今日の日本株|2026年9月3日の市場資金フロー|日経とTOPIXが分岐、バークシャー発言で商社高・ファストリ-3.4%

今日の日本株|2026年9月3日の市場資金フロー|日経とTOPIXが分岐、バークシャー発言で商社高・ファストリ-3.4%

📉 日経 -0.17%(小幅4日続落) 🏆 総合判定 中立・様子見 0/±11 🌡 体温計 +2 ☀微熱 🎯 新規◎0・空売り候補0
今日日経平均は111.16円安の64,214.48円で小幅に4日続落。一方でTOPIXは+0.50%の4,102.04と反発し、値上がり業種は0から20へ戻りました
中身バークシャーのアベルCEOが商社株の買い増し意欲を示し、三菱商事+4.09%など5大商社がそろって上昇。反対にファーストリテイリング-3.41%が1銘柄で約193円分を削り、値がさ株の売りで日経だけが取り残されました
明日乗れる枠は◎0件・継続◎0件・🔻0件で買いも売りも機械的な根拠がない日。ドル円156.96円と1日で2円75銭の円高が値がさ株の重しとして残ります

今日の日本株は、市場平均は戻ったのに値がさ株だけが戻らなかった1日でした。日経平均は64,214.48円(-0.17%)で4日続落、TOPIXは4,102.04(+0.50%)で反発、グロース250は776.09(-0.18%)です。

9/2 に私が立てたシナリオが、今日どうなったかを最初に振り返ります。指数と値上がり業種のレンジは両方とも収まりました。期待エリアは電気・ガス業が効き、化学は外れ。2つの警戒トリガーはどちらも不発で、分岐には入っていません

自己採点 4.0 / 5.0 🟢 ①指数62,900〜66,200円・値上がり業種2〜26はどちらも収まった。終値64,214円・20業種(2.0/2.0) 🟡 ②期待エリアは電気・ガス業が+1.94ptで2位。化学は-0.55ptで劣後(0.5/1.0) 🟡 ③試金石は海運業+1.78pt・高安スプレッド+43で成立。非鉄金属は-2.55ptで続落(0.5/1.0) 🟢 ④警戒トリガーA・Bはどちらも不発。メインシナリオの範囲内で推移(1.0/1.0)
  • ⭕ 的中「指数62,900〜66,200円、値上がり業種2〜26」は両方とも収まりました。終値64,214.48円・値上がり業種20、日中の安値63,772.80円も下限の上です。下限を25日累積上位業種の代金シェアから引く切り替えが今日は機能しました。
  • ➖ 部分的期待エリアは化学と電気・ガス業でした。電気・ガス業は+2.44%(相対+1.94pt)で33業種中2位と効きましたが、化学は-0.05%(相対-0.55pt)で市場に劣後し、点灯も消えました。「TOPIXマイナス日の◎は割り引く」と書いたとおりの結果です。
  • ➖ 部分的継続性試金石は2つのうち1つ半。海運業は+2.28%(相対+1.78pt)で下げ止まり、高安スプレッドは+22→+43へ拡大してプラス圏を保ちました。ただし非鉄金属は-2.05%(相対-2.55pt)と続落し、フジクラ-2.73%・古河電気工業-3.70%の電線側が崩れています。
  • ➖ 不発警戒トリガーはA・Bとも不発でした。分岐A(海運業の相対-1.5pt以下かつ高安スプレッドがマイナス)は海運業が+1.78pt、分岐B(キオクシア-5%以上かつ低温シグナル2/4以上)はキオクシア+1.31%・低温0/4で、どちらも条件から遠い位置で終わりました。

総括:レンジと分岐は機能しましたが、「日経とTOPIXが逆方向に動く」形を想定に入れていませんでした。日経-0.17%・TOPIX+0.50%で日経−TOPIX差は-0.67pt、ドル円が1日で2円75銭の円高に振れたのが分岐点です。明日は指数レンジを日経とTOPIXで別々に置くことにします。

本日の市場サマリー

日経-0.17%・TOPIX+0.50%で方向が分かれました。値上がり業種は20/33、上昇銘柄比率は52.3%まで戻しています。

主要指標
日経平均
-0.17%
64,214 円(-111円・25日乖離 -2.62%)
TOPIX
+0.50%
4,102 pt(反発・25日乖離 +0.35%)
グロース250
-0.18%
776 pt(4日続落・800割れ続く)
セクター・内部相場
最強業種
卸売業
+2.46% / 相対 +1.96pt
最弱業種
鉱業
-3.26% / 相対 -3.76pt
上昇銘柄比率
52.3%
新高値53 / 新安値10(差+43)
為替・米10年
¥156.96 / 4.767%
ドル円 -2.75円 / 米10年 -0.036pt

日経とTOPIXを分けたのは値がさ株です。ファーストリテイリング-3.41%が1銘柄で約193円分、アドバンテスト-0.80%が約63円分、イビデン-2.40%が約33円分、フジクラ-2.73%が約28円分のマイナス寄与でした。押し上げ側はソフトバンクグループ+1.56%(約62円分)、ニトリホールディングス+8.41%(約21円分)、三菱商事+4.09%(約20円分)です。

主役は商社株です。米バークシャー・ハザウェイのアベルCEOが5大商社株の長期保有と買い増し意欲を示したと伝わり、三菱商事+4.09%・住友商事+3.02%・三井物産+2.62%・伊藤忠商事+2.55%・丸紅+2.18%と5社がそろって上昇。電力(関西電力+4.24%)、海運(日本郵船+2.69%)、銀行(三菱UFJ+1.90%)とバリュー・高配当がまとめて買われました。

プライムの値上がりは805・値下がりは686です。売買代金は7兆5,770億円と前営業日から4,574億円減り、戻りに商いは伴っていません。年初来高値更新は53銘柄・安値更新は10銘柄で、高安スプレッドは+22から+43へ広がりました。

業種別資金フロー分析

上位は商社・電力・海運・石油・金融のバリュー高配当、下位は鉱業・非鉄と内需。20/33業種が上昇しました。

値上がり業種 TOP5

首位は卸売業+2.46%(相対+1.96pt)です。三菱商事が業種代金の26%で資金判定は〈本物〉、ただし大型主導度+2.28ptの🏢大型主導で、5社への集中で作られた上昇です。2位の電気・ガス業+2.44%は関西電力+4.24%・四国電力+4.30%・九州電力+4.10%と電力各社が値上がり率上位に並び、25日累積は+6.98ptへ伸びました。

3位の海運業+2.28%は25日累積+15.27ptで33業種の首位を保ち、前営業日の🔻空売り候補から反発しました。4位の石油・石炭製品+2.06%はENEOS+2.01%・出光興産+1.88%、5位の保険業+1.72%は東京海上+2.35%が牽引しています。

順位業種騰落率相対騰落コメント
1卸売業+2.46%+1.96pt三菱商事26%で〈本物〉。🏢大型主導+2.28pt。点灯4日目で⏳深追い注意
2電気・ガス業+2.44%+1.94pt東京電力HD36%で〈本物〉。25日累積+6.98pt・AT+4.26。点灯3日目
3海運業+2.28%+1.78pt25日累積+15.27ptは33業種1位。ただしAT-1.34で失速中・点灯4日目
4石油・石炭製品+2.06%+1.56ptENEOS56%(全銘柄基準)。25日累積+3.75・AT+3.58。点灯4日目
5保険業+1.72%+1.22pt東京海上46%で〈本物〉。25日累積-6.60・AT-2.43で×見送り(継続)

値下がり業種 TOP5

最下位は鉱業-3.26%(相対-3.76pt)です。INPEX-4.00%が業種代金の80%を占め、大型主導度-3.79ptの🐜中小型主導=指数以上に中小型が売られました。2位の非鉄金属-2.05%はフジクラ-2.73%・古河電気工業-3.70%・JX金属-3.44%と電線・銅が続落した一方、住友金属鉱山+1.25%・日鉄鉱業+5.36%と貴金属側は反発しており、業種内で明暗が分かれた形です。

3位以下は食料品-0.70%、不動産業-0.69%、ゴム製品-0.56%と、前営業日に「下げなかった」側の内需が反発から取り残されました。

順位業種騰落率相対騰落コメント
1鉱業-3.26%-3.76ptINPEX80%で〈単騎〉。🐜中小型主導-3.79pt。25日累積+5.35ptから急減速
2非鉄金属-2.05%-2.55ptフジクラ45%で〈大型主導〉。25日累積+15.54ptは依然2位・AT+6.38
3食料品-0.70%-1.20pt日本たばこ産業49%。買い越し比率-88.4%=ほぼ全銘柄が売られた
4不動産業-0.69%-1.19pt三菱地所-1.86%・住友不動産-1.33%。25日累積-10.80ptは33業種最下位
5ゴム製品-0.56%-1.06ptブリヂストン45%。25日累積-6.15・AT-10.22で失速が続く

複数日ベースの方向シグナルは流入16業種 対 流出17業種で、表示上の判定は「🌅 全面高」です。★の新規点灯は医薬品(🔥→)・水産・農林業(🟢↓)・小売業(🟢↓)の3業種でしたが、3件すべてが25日トレンド失速中の×見送りで、◎最優先・○監視・△単騎はゼロでした。

テーマ別資金フロー

商社+1.96ptが5日連続プラスで首位。金融・輸送物流・生活防衛と、上位4テーマがすべて⤴継続強です。

1商社+1.96pt🔥🔥 ⤴ +5日
2金融+1.02pt🔥 ⤴ +3日
3輸送・物流+0.74pt🔥 ⤴ +2日
4生活防衛+0.11pt→ ⤴ +4日
5製造業サイクル+0.04pt→ ◐ +1日
6内需消費-0.36pt→ ◐ -3日
7不動産・建設-0.64pt💧 🆘 -1日
8素材-0.67pt💧 ↘ -2日
9テクノロジー-0.74pt💧 ↘ -11日
10エネルギー-1.10pt💧 🔄 -2日

首位は商社+1.96ptで、5日連続プラス・10日累計+6.29ptと今日のニュースだけでなく流れとしても最も強いテーマです。2位の金融+1.02ptは3日連続、3位の輸送・物流+0.74ptは海運業が牽引しました。上位4テーマがすべて⤴継続強で、前営業日と同じく「守り」と「金利」と「商社」に資金が寄っています。

④先回りアラートでは、金融が代金TOP100に11銘柄・買い主導率100%、商社が7銘柄・86%と、大型株の主戦場で買いが主導した2テーマがはっきりしました。一方でテクノロジーは代金シェア49.4%を保ちながら買い主導率41%の💧一極集中(下落)で、11日連続マイナスです。

3対立軸でみるマクロ文脈

金利軸は+1.66ptで2日連続プラス、10日累計+6.17pt。資源軸は-0.12ptでほぼ中立、リスク軸は4日連続マイナスです。

対立軸本日値連続10日累計ひとこと
金利軸+1.66pt+2日+6.17pt金融−不動産建設。金融+1.02ptと不動産建設-0.64ptで差が広がり、金利上昇局面の判定
資源軸-0.12pt-2日+2.83pt商社+1.96ptを素材-0.67pt・エネルギー-1.10ptが打ち消した。10日累計はプラス圏
リスク軸-0.56pt-4日-3.82pt製サイ・テクノ・素材−生活防衛。4日連続マイナスで最も沈んだまま

金利軸は2日連続プラスで、10日累計+6.17ptは3軸で最大です。日本10年債は2.949%と3%を割り込んだのに金融が買われており、東京海上+2.35%・三菱UFJ+1.90%と「下げ止まり局面で最初に戻る」動きです。

資源軸は-0.12ptとほぼ中立ですが中身は極端で、商社+1.96ptをエネルギー-1.10ptと素材-0.67ptが相殺しました。WTIは90.63ドルと高値圏なのに鉱業が-3.26%で最弱に沈み、原油高が買い材料として効いていません。

本日の注目銘柄

掲載は3枠。円高メリットのニトリが首位、最強モメンタムは電力・ガスが15銘柄中8つを占めました。

値上がり率 TOP3(東証プライム)

首位はニトリホールディングス+8.41%で、ドル円が1日で2円75銭の円高に振れた日の典型的な円高メリット買いです。2位フルヤ金属+7.14%は貴金属の反発、3位テクセンドフォトマスク+6.76%と続き、TOP20には電力3社(四国・関西・九州)と日鉄鉱業+5.36%の自律反発が入っています。

順位銘柄(コード)業種騰落率コメント
1ニトリホールディングス(9843)小売業+8.41%代金197億円・予想PER20.34倍。円高メリットの代表格。日経寄与+21円
2フルヤ金属(7826)その他製品+7.14%代金116億円。NY金+1.57%・銀+1.73%の反発で貴金属関連が戻した
3テクセンドフォトマスク(429A)その他製品+6.76%代金36億円・予想PER15.18倍。半導体材料の一角

最強モメンタム(RSI60以上 × 乖離率+5%以上 × 対TOPIX+1pt以上)

該当15銘柄のうち8銘柄が電力・ガスで、北海道瓦斯(RSI91.58)、日本瓦斯(90.56)、関西電力(85.32)とRSI85超が3つ並びます。関西電力は25日乖離+19.4%・過熱スコア+6の⚠過熱で、今日の+4.24%は高値追いにあたります。

銘柄(コード)業種RSI25日乖離率本日騰落過熱スコア
北海道瓦斯(9534)電気・ガス業91.58+16.1%+2.50%+6 ⚠過熱
日本瓦斯(8174)電気・ガス業90.56+7.2%+3.03%+4 ⚠過熱
関西電力(9503)電気・ガス業85.32+19.4%+4.24%+6 ⚠過熱
四国電力(9507)電気・ガス業79.16+15.5%+4.30%+5 ⚠過熱
エア・ウォーター(4088)化学77.89+11.0%+5.61%+2 △やや強

売られすぎ反転候補(RSI35以下 × 乖離率-5%以下 × 出来高倍率1.5倍以上)

今日は日本エム・ディ・エム(RSI15.25・乖離-22.6%)、リンテック(20.15)、キッツ(25.38)、オークネット(28.66)の4件で、前営業日の3件から1件増えました。市場全体のRSI30以下は12.0%で、低温シグナルの閾値15%にはまだ届きません。

サブ業種では🔵底打ち候補(強)◎が空調・設備工事(25日累積-0.64pt/15日変化+11.41pt)と空調(-3.52/+9.18)の2群、🟡押し目反発が電炉・特殊鋼の1群でした。

市場体温計

日々の体温は-4から+2へ6ポイント回復。ただし高温・低温シグナルはどちらも0/4のままです。

Layer 1 日々の体温 +2/±5 ☀微熱 Layer 2 高温シグナル 0/4 点灯(騰落レシオ25日114.00へ低下) Layer 3 低温シグナル 0/4 点灯(RSI30以下は12.0%) 相場の質:中立|集中度22.1%・買い主導50%

Layer1はプラス点灯が2つです。値上がり業種20/33がちょうど閾値(≥20)に乗って+1、新高安+43で+1。上昇比率52.3%・日経マイナスとTOPIXプラスのダイバージェンス・代金TOP10の上昇数5/10はいずれも±0で、合計+2は「微熱」です。5項目のうち3つが「半分だけ上がった」水準にとどまります。

高温シグナルは0/4。騰落レシオ25日は116.63→114.00、6日は94.37→87.51と低下を続け、RSI70超は6.0%、日経25日乖離率は-2.62%まで広がりました。低温シグナルも0/4で、RSI30以下12.0%(閾値15%)、騰落レシオ6日87.51(閾値60)、日経25日乖離-2.62%(閾値-6%)と「売られすぎ」の水準にはまだ遠い。過熱も底打ちの合図もない、中立の位置です。

本日のマクロ環境

米国は3指数そろって反発。ドル円は156.96円と1日で2円75銭の円高、日本10年債は2.949%と3%を割りました。

📊 マクロ指標スナップショット
国内株式
日経平均
-0.17%
64,214円・111円安・4日続落
TOPIX
+0.50%
4,102pt・反発
グロース250
-0.18%
776pt・4日続落
海外株式(前営業日終値)
NYダウ
+0.56%
53,062・295ドル高
ナスダック
+0.45%
26,218・118pt高
S&P500
+0.46%
7,667・SOXは+0.45%
為替・金利
ドル円
156.96
-2.75円・急速な円高
米10年金利
4.767%
-0.036pt・日本10年は2.949%
VIX恐怖指数
15.19
-1.28・日経VIは28.32へ上昇
資源・需給
WTI原油
$90.63
-0.42%・ブレントは95.19ドル
騰落6日
87.51
94.37から6.86pt低下
空売り比率
43.5%
44.8%から低下・規制なしは8.9%
バークシャーのアベルCEOが商社株の長期保有・買い増し意欲を表明。5大商社がそろって上昇
日本の5大商社に各10%超を出資するバークシャーが「何十年も」保有を続ける姿勢を示したと伝わり、三菱商事+4.09%・住友商事+3.02%・三井物産+2.62%・伊藤忠商事+2.55%・丸紅+2.18%。卸売業は+2.46%で33業種の首位、テーマでも商社が5日連続プラスの首位です。ただし点灯4日目の⏳深追い注意で、業種として乗る局面ではありません
ドル円が1日で2円75銭の円高。値がさ輸出株が売られ、日経だけが取り残された
弱い米雇用関連指標とNY連銀ウィリアムズ総裁のハト派発言で米10年債利回りは4.767%へ低下し、ドル円は159.71円→156.96円へ急落しました。ファーストリテイリング-3.41%(寄与-193円)、アドバンテスト-0.80%、イビデン-2.40%、TDK-1.79%と値がさ株が売られ、日経−TOPIX差は-0.67pt、NT倍率は15.76→15.65へ低下。8月に日経を牽引した値がさグロースからの流出が続いています。
日経VIは28.32へ+10.84%。指数はほぼ横ばいなのに警戒感だけが上がった
VIXは15.19へ低下した一方、日経VIは25.55→28.32と上昇しました。寄り付き399円高から一時553円安まで振れた日中の値幅952円を映しています。売買代金も7兆5,770億円へ減っており、戻り待ちの売りが上値を抑える地合いです。

明日の注目ポイント

軸は値がさ株が下げ止まるかと、商社・電力のニュース買いが翌日も続くかの2点です。

本日の優位シグナル(◎○△×)

★は3業種すべてが×見送り。◎最優先・継続◎・🔻空売り候補がそろってゼロの日です。

◎ 最優先 0 ○ 監視 0 △ 単騎 0 × 見送り 3
  • × 見送り:3業種 ── 医薬品(🔥→・25日累積-1.98pt/5日前比-4.50pt・〈本物〉・武田薬品工業23%)、水産・農林業(🟢↓・-6.29/-5.83)、小売業(🟢↓・-11.03/-8.92・〈単騎〉ファーストリテイリング43%)。いずれも5日前比がマイナス=25日トレンドが失速中で、×見送り区分は翌日-0.28pt・勝率38.1%と有意に劣後します。
  • ⏳ 深追い注意:6業種 ── 海運業(4日目)・電気・ガス業(3日目)・陸運業(3日目)・銀行業(8日目)・石油石炭製品(4日目)・卸売業(4日目)。今日買われた上位5業種のうち4つがここに入っています。検証では4日目以降は翌日-0.72pt・勝率34%で、新規のロングで追う対象ではありません。
  • 🔻 空売り候補:0業種 ── 体温計Layer1が-4→+2へプラス転換したため、前営業日の6件(輸送用機器・海運業・銀行業・鉱業・石油石炭製品・卸売業)は全件解除。海運業+2.28%・卸売業+2.46%・石油石炭製品+2.06%・銀行業+1.42%と、解除された業種がそろって反発しました。

※◎○の判定は2026/4/23〜8/3の61営業日で事後検証済み(採用分32件:翌日+0.74pt・勝率65.6%)。サンプルは小さく検証は継続中で、有効射程は翌日〜3日です。

3層構造でみる明日のシナリオ

🔍 3層スナップショット
層1:マクロ環境・体温
  • 金利軸+1.66pt・2日連続で10日累計+6.17pt。リスク軸は-0.56pt・4日連続マイナス
  • 体温計は-4→+2へ回復、ただし高温0/4・低温0/4でシグナルは両方とも未点灯
  • 外部は米3指数反発・米10年4.767%へ低下、国内はドル円156.96円と1日で2円75銭の円高
全面安からは戻ったが中立の位置。円高が値がさ株の重しとして残る
層2:テーマ10テーマの動き
  • 商社+1.96pt・金融+1.02pt・輸送物流+0.74pt・生活防衛+0.11ptと、上位4つがすべて⤴継続強
  • テクノロジー-0.74ptで11日連続マイナス、エネルギー-1.10ptは最下位だが🔄底打ち兆候
  • 金融は代金TOP100に11銘柄・買い主導率100%、商社は7銘柄・86%
資金は「守り・金利・商社」に寄ったまま。テクノロジーへの回帰はまだない
層3:業種・銘柄33業種シグナル
  • 方向シグナルは流入16対流出17で拮抗。値上がり20業種は体温計の閾値ちょうど
  • ★3業種すべてが×見送り。◎最優先・○監視・△単騎・継続◎はゼロ
  • 🔻空売り候補が6件→0件へ。買われた上位5業種のうち4つは⏳深追い注意
乗れる枠がない日。買われた業種は追えず、売る根拠も消えた
3層の見立ては「全面安の反動で戻ったが、次の主役はまだ決まっていない」です:マクロ層は体温+2で中立、テーマ層は守り・金利・商社が継続、業種層は◎も🔻もゼロ。今日の上げは材料イベント(バークシャー)と自律反発で説明でき、売買代金は減っています。方向が決まるのは値がさ株が戻るか、円高がさらに進むかのどちらかが見えてからです。
📊 メインシナリオ:日経とTOPIXの分岐が続き、指数はもみ合い。日経は63,300〜65,300円、TOPIXは4,050〜4,160、値上がり業種は10〜24のレンジを軸に置く

終値64,214円は25日線65,942円・75日線をともに下回ったままで、戻り待ちの売りが出やすい位置です。日経VI28.32を踏まえて日経のレンジは少し広めに、TOPIXは25日線4,088を回復したので別のレンジで見ます。

  • 期待エリア:◎が0件のため業種として乗る枠はありません。相対的に見るなら金融(3日連続プラス・買い主導率100%・銀行業AT+4.80で加速中)ですが、銀行業は点灯8日目の⏳深追い注意で、新規は翌日利確前提の小さな試し玉まで
  • 継続性試金石:商社(卸売業)が材料一巡後も相対プラスを保てるか(本日+1.96pt)/非鉄金属(25日累積+15.54pt)と海運業(+15.27pt)が続落せず、25日累積の上位2業種が崩れないか
  • 底打ち待機:サブ業種の🔵底打ち候補(強)◎=空調・設備工事と空調の2群(15日変化+11.41/+9.18pt)。◎の検証値は超過+1.81pt・勝率76%ですが、本日の相対はどちらもマイナスでまだ買い手は来ていません
  • マクロ材料注視:ドル円156円台が続くか(さらに円高なら値がさ輸出株の重し)/米雇用統計と米10年債4.7%台/日本10年債2.9%台への低下が金融株の買いを止めないか

分岐リスクと警戒トリガー

🌧️ 弱気分岐A:円高が進み、値がさ株の売りがTOPIXにも波及して両指数が下げる

今日はTOPIX+0.50%が日経-0.17%を支えましたが、押し上げたのは商社と金融の2テーマだけです。円高が155円台へ進んで輸送用機器・電気機器の売りが広がると、支え役がいないまま両指数が沈みます

警戒トリガー:ドル円が155.50円以下(本日156.96円)、かつ値上がり業種が10未満(本日20)

⚡ 最弱気分岐B:商社・電力のニュース買いが1日で剥落し、25日累積上位が順に崩れる

卸売業・電気・ガス業・海運業・石油石炭製品は今日の上位4業種ですが、いずれも⏳深追い注意の3〜4日目です。材料で飛びついた買いが翌日に反転すると、非鉄金属に続いて25日累積の上位が順番に剥落する形になります

警戒トリガー:卸売業の対TOPIX相対が-1.5pt以下(本日+1.96pt)、かつ高安スプレッドがマイナス(本日+43)
🎯 シナリオ信頼度
中。レンジは前営業日に機能しましたが、今日の反発は材料と自律反発で説明でき、売買代金は減少しています。◎が0件で業種側に方向の手掛かりがありません。ドル円155.50円以下かつ値上がり業種10未満なら分岐Aへ、卸売業の相対-1.5pt以下かつ高安スプレッドがマイナスなら分岐Bへ切り替えます。

🏆 本日の総合判定(11因子モデル):中立・様子見(スコア:0/±11)

  • A トレンド:-1 TOPIX+0.50%が+0.5%以上で+1、日経-TOPIX差-0.67ptで-1、グロース-TOPIX差-0.68ptで-1
  • B 幅・需給:+1 値上がり業種20/33は±0、新高安差+43(高値53・安値10)で+1、上昇銘柄比率52.3%は±0
  • C 勢い:±0 シクリカル−ディフェンシブ-0.27%は±0、急増top30平均+1.21%は±0、RSI50超46.5%・RSI70超6.0%も±0
  • D 過熱調整:±0 RSI70超6.0%・騰落レシオ25日114.00でブレーキなし、代金TOP3集中度22.1%も30%以下で±0
  • E マクロ:±0 米国株合算+0.91%は±1%内で±0、VIX15.19は15〜25レンジで±0

判定根拠:前営業日の-5(弱気)から5ポイント改善し、判定区分は2段階戻りました。効いたのはB群で、値上がり業種0→20、上昇銘柄比率6.1%→52.3%、高安スプレッド+22→+43と幅の指標が3つとも持ち直しています。一方でA群は-1のままで、TOPIXは+1を取ったが日経とグロースがTOPIXに劣後してA2・A3が-1という選別的な反発です。C・D・Eはすべて±0で、過熱も勢いもない中立の位置にあります。総合判定は今日の日本株を要約した数字であり、明日の予測ではありません。

11因子モデルとは ─ 日本株の強弱を客観的な数値で捉える独自スコアリング手法

※本記事は、私が独自に集計・分析した市場データをもとにした情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。記載の数値は作成時点のものであり、正確性を保証するものではありません。

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