今日の日本株|2026年9月1日の市場資金フロー|東エレクが1銘柄で-191円、それでもTOPIXは9日続伸

今日の日本株 市場資金フローレポート 2026年9月1日 総合判定は中立・様子見 電気・ガス業が最強 サービス業が最弱 日経平均は96円安で続落したが TOPIXは9日続伸し値上がり業種は26業種へ広がった 原油高と国内長期金利の3%乗せを受けて電力 鉱業 石油石炭 鉄鋼 商社などバリュー株へ資金が移り 東京エレクトロンなど半導体株が指数を押し下げた 年初来高値更新は121銘柄

今日の日本株|2026年9月1日の市場資金フロー|東エレクが1銘柄で-191円、それでもTOPIXは9日続伸

📉 日経 -0.15%(続落) 🏆 総合判定 中立・様子見 -1/±11 🌡 体温計 +3 ☀☀熱気 🎯 新規○1・継続◎2
今日日経平均は96.59円安の66,215.34円で続落。ただしTOPIXは+0.62%で9日続伸し、値上がり業種は26/33へ広がりました
中身東京エレクトロン-2.59%が1銘柄で約191円分の押し下げ。その裏で原油高と日本10年債3.007%を材料に電力・鉱業・石油石炭・鉄鋼・商社へ資金が移りました
明日★新規点灯3業種のうち電気・ガス業だけが○監視。継続◎は輸送用機器と鉱業の2件で、いずれも翌日利確型です

今日の日本株は、指数を下げたのが半導体、支えたのが資源とバリューという入れ替わりの1日でした。日経平均は66,215.34円(-0.15%)で続落、TOPIXは4,181.86(+0.62%)で9日続伸、グロース250は800.09(-1.47%)です。日中の値幅は949.09円と前営業日の1,479.83円から大きく縮みました。

8/31 に私が立てたシナリオが、今日どうなったかを最初に振り返ります。前回の反省を受けて追加した「日中の最大ドローダウン」の条件が機能し、レンジ・警戒トリガーとも想定内に収まりました。一方で「該当なし」と切った期待エリアの注記にだけ書いた電気・ガス業が、33業種で1位になっています

自己採点 4.0 / 5.0 🟢 ①指数64,800〜67,800円・値上がり業種8〜26は的中。日中安値65,576円も下限内(2.0/2.0) 🟡 ②期待エリアは「該当なし」。注記の電気・ガス業が+4.28%で33業種1位に(0.5/1.0) 🟡 ③継続性試金石は1勝1敗。原油側は成立、銀行業のプラス圏浮上は不成立(0.5/1.0) 🟢 ④警戒トリガーA・Bとも不発。日経VIは25.98へ低下、値幅も949円(1.0/1.0)
  • ⭕ 的中「指数64,800〜67,800円、値上がり業種8〜26」は両方とも収まりました。終値66,215.34円・値上がり業種26です。前回外した日中の下値も65,576.61円で下限を割っていません。「日中の最大ドローダウンも明示する」と決めた条件が初日から機能しました。
  • ➖ 部分的期待エリアは「該当なし」としつつ、注記で電気・ガス業を挙げていました。その電気・ガス業が+4.28%・対TOPIX+3.66ptで33業種1位です。当時は★未点灯・AT列マイナスで「ルール上は対象外」と切っていましたが、今日は★が点灯しAT列も+4.48へ反転して○監視に入りました。注記へ逃がした業種が主役になったので、運用としては半分です。
  • ➖ 部分的継続性試金石は1勝1敗でした。①WTIは85ドル台どころか87.43ドル(+1.95%)まで上げ、鉱業(+3.81%)・石油石炭製品(+3.67%)はそろって点灯2日目に入り、成立です。②銀行業の25日累積は-2.54ptへ0.36pt戻したにとどまり、プラス圏浮上は不成立。日本10年債が3%台に乗せた日に+0.53%(相対-0.09pt)しか動かず、金利上昇=銀行買いの反応が鈍っています。
  • ⭕ 的中警戒トリガーA・Bはどちらも不発でした。Aの「値上がり業種11以下かつ上昇比率45%割れ」は26業種・55.0%、Bの「日経VI30超または日中値幅1,500円超」も25.98・949.09円で未達。日経VIは-6.65%と低下し、前営業日の急騰が1日で巻き戻りました。

総括:条件設計は3日続けて機能しています。今日の反省は「ルールで拾えない主役を、注記に逃がして終わらせた」点です。明日以降は★未点灯でも資金判定〈本物〉かつブレッドス80%以上の業種は、期待エリアに「ルール外の注目枠」として明示することにします。

本日の市場サマリー

日経-0.15%で続落、TOPIXは+0.62%で9日続伸。値上がり業種は26/33へ広がりました。

主要指標
日経平均
-0.15%
66,215 円(-97円・25日乖離 +0.70%)
TOPIX
+0.62%
4,182 pt(9日続伸・25日乖離 +2.55%)
グロース250
-1.47%
800 pt(続落・800割れ寸前)
セクター・内部相場
最強業種
電気・ガス業
+4.28% / 相対 +3.66pt
最弱業種
サービス業
-1.91% / 相対 -2.53pt
上昇銘柄比率
55.0%
新高値121 / 新安値1(差+120)
為替・米10年
¥159.96 / 4.789%
ドル円 +0.48円 / 米10年 +0.077pt

指数を押し下げたのは半導体です。東京エレクトロン-2.59%が1銘柄で約191円分、アドバンテストも前場時点で約157円分のマイナス寄与でした。SUMCOなど設備投資関連も朝から売られています。

逆に押し上げたのは豊田通商・KDDI・ソフトバンクグループ+1.19%・キオクシア+2.02%です。原油高で資源・商社が買われ、後場は国内長期金利の上昇を手掛かりにバリュー株へローテーションが入りました。朝安で始まったKOSPIのプラス転換も、寄り付き直後の65,576.61円からの切り返しのきっかけです。

中身は指数より強い1日でした。プライムの値上がり845・値下がり662、年初来高値更新は121銘柄(前営業日113)、安値更新は1銘柄。売買代金は7兆5,017億円と1兆8,567億円減り、月末のリバランス需要が抜けています。代金TOP3集中度も25.8%へ低下しました。

業種別資金フロー分析

最強は電気・ガス業+4.28%、最弱はサービス業-1.91%。上昇は26業種まで広がりました。

値上がり業種 TOP5

先頭は電気・ガス業+4.28%(相対+3.66pt)です。九州電力+8.16%・東京電力HD+6.36%・北海道電力+6.12%・四国電力+5.54%・関西電力+5.14%と主力がそろって上げ、資金判定は〈本物〉、最大銘柄の東京電力でも業種代金の30%と占有率は低いままです。サブ業種の「電力」も代金比2.73倍・買い越し比率100%の🔥本物です。

2位の鉱業+3.81%、3位の石油・石炭製品+3.67%は原油高が材料で、WTIは87.43ドル(+1.95%)、ブレントは92.11ドル(+4.23%)まで上げました。4位の鉄鋼+3.61%と5位の卸売業+2.80%は、日本10年債3.007%への金利上昇を受けたバリュー買いです。日本製鉄+4.55%、三菱商事を筆頭に総合商社が買われました。

順位業種騰落率相対騰落コメント
1電気・ガス業+4.28%+3.66pt★新規点灯(🔥↑)・○監視。〈本物〉、東京電力30%。25日累積+6.41pt
2鉱業+3.81%+3.19pt◎継続2日目。25日累積+10.15pt。ただし母数が薄く資金判定は〈-〉
3石油・石炭製品+3.67%+3.05pt出光興産+4.40%。点灯2日目だがAT-0.23で×見送り(継続)
4鉄鋼+3.61%+2.99pt日本製鉄+4.55%が業種代金の63%。〈本物〉・🏢大型主導+1.12pt
5卸売業+2.80%+2.18pt三菱商事19%で〈本物〉。点灯2日目だがAT-1.25で×見送り(継続)

値下がり業種 TOP5

最下位はサービス業-1.91%(相対-2.53pt)です。前営業日まで25日累積+19pt台で33業種1位だった業種が1日で最弱へ転落しました。リクルートHDが業種代金の52%を占め、資金判定は〈本物〉、大型主導度-1.48ptの🐜中小型主導。9営業日続いた点灯もここで切れています。

2位の非鉄金属-1.13%はフジクラ-3.74%・古河電気工業-4.03%と電線株の利益確定です。3位の小売業はパン・パシフィック・インターナショナルHD-3.77%が年初来安値を更新。4位の機械はCKD-4.65%・ディスコ-2.63%が足を引きました。

順位業種騰落率相対騰落コメント
1サービス業-1.91%-2.53ptリクルート52%で〈本物〉。25日累積+14.53ptから9日目の点灯が終了
2非鉄金属-1.13%-1.75ptフジクラ48%で🐜中小型主導。25日累積+10.71ptは高水準
3小売業-0.50%-1.12ptファーストリテイリング46%で〈本物〉。25日累積-4.57pt
4機械-0.40%-1.02ptディスコ22%で〈本物〉。25日累積-6.39pt・AT-3.76と失速中
5金属製品-0.19%-0.81ptSUMCOが重し。25日累積-6.68ptと33業種の下位

複数日ベースの方向シグナルは流入15業種 対 流出13業種(中立5)で、前営業日の11対20から逆転し、判定は「🌅 全面高」です。★の新規点灯は電気・ガス業(🔥↑)・陸運業(🟢↓)・パルプ・紙(🔥→)の3業種で、実践判定は電気・ガス業だけが○監視でした。

テーマ別資金フロー

エネルギー+3.12ptが2日連続で首位。内需消費-1.83ptは🆘脱落へ落ちました。

1エネルギー+3.12pt🔥🔥 ⤴ +2日
2商社+2.18pt🔥🔥 ⤴ +3日
3不動産・建設+1.12pt🔥 🆙 +1日
4生活防衛+0.97pt🔥 ◐ +2日
5素材+0.45pt→ ◐ +2日
6製造業サイクル+0.22pt→ ◐ +1日
7金融+0.09pt→ ◐ +1日
8輸送・物流-0.11pt→ ◐ -2日
9テクノロジー-0.35pt→ ◐ -11日
10内需消費-1.83pt💧💧 🆘 -1日

首位はエネルギー+3.12ptで⤴継続強、鉱業+3.19ptが牽引しました。2位の商社+2.18ptも3日連続プラスで、10日累計+3.85ptと水準も伴っています。④先回りアラートでは商社が代金TOP100に7銘柄・買い主導率100%、エネルギーも100%で、どちらも「🔥強流入×買い主導」に拾われました。

3位の不動産・建設+1.12ptは🆙主役化で、金利上昇局面としては素直でない動きです。内需消費は-1.83ptで🆘脱落、サービス業-2.53ptと小売業-1.12ptがそろって沈みました。テクノロジーは11日連続マイナスながら代金シェア53.3%で主戦場のままです。

3対立軸でみるマクロ文脈

資源軸が+2.88ptへ拡大。金利軸は-1.03ptで、金利上昇日なのにマイナスへ反転しました。

対立軸本日値連続10日累計ひとこと
金利軸-1.03pt-1日-0.12pt金融−不動産建設。日本10年3.007%でも不動産・建設+1.12ptに負けた
資源軸+2.88pt+2日+0.78ptWTI87.43ドルで+0.78→+2.88ptへ拡大。10日累計もプラス圏へ浮上
リスク軸-0.87pt-2日-5.40pt製サイ・テクノ・素材−生活防衛。2日連続マイナスで最も沈んだまま

今日いちばんはっきり動いたのは資源軸で、+0.78ptから+2.88ptへ拡大し10日累計もプラス圏へ浮上しました。2日連続かつ10日累計もプラスへ転じ、1日限りの跳ねからは一段進んだ形です。

意外だったのは金利軸で、日本10年債が3%台に乗せた日に+0.20ptから-1.03ptへ反転しました。銀行業+0.53%に対し不動産業+1.31%・建設業+2.17%のほうが強く、金利上昇=金融買い/不動産売りという反応が出ていません。リスク軸は-0.87pt・10日累計-5.40ptと3軸で最も沈んだままです。

本日の注目銘柄

掲載は3枠。電力・卸売が勝ち組を占め、FA・半導体装置は売られ続けています。

値上がり率 TOP3(東証プライム)

首位は住友化学+8.37%です。AIデータセンターとフィジカルAI向けの次世代技術発表が材料で、代金164億円と大型株らしい商いを伴いました。2位の九州電力+8.16%、3位の六甲バター+8.00%と続き、TOP20には電気・ガス業5銘柄・化学5銘柄。前営業日の情報・通信中心から素材と電力へ入れ替わりました。

順位銘柄(コード)業種騰落率コメント
1住友化学(4005)化学+8.37%AIデータセンター向け次世代技術を発表。代金164億円・予想PER14.73倍
2九州電力(9508)電気・ガス業+8.16%RSI82.99・25日乖離+16.1%。過熱スコア+6の⚠過熱
3六甲バター(2266)食料品+8.00%代金増加率+511%。時価総額249億円の小型株

勝ち組セクター中核(業種累積+2pt以上 × RSI50以上 × 乖離率0以上 × PER業種中央以下)

該当15銘柄のうち5銘柄が電力・ガス、5銘柄が卸売業でした。北海道瓦斯(RSI89.26・乖離+11.0%)、電源開発(86.91・+7.8%)、九州電力(82.99・+16.1%)、北海道電力(81.80・+11.0%)、北陸電力(80.83・+10.5%)と、電力株が前営業日から顔ぶれを増やしています。

ただし電力株はいずれも過熱スコア+4〜+6の⚠過熱でRSIは80台です。中国電力はRSI95.37・25日乖離+10.9%とAスクリーナーでも首位。今から乗るなら翌日利確を前提に置く水準です。

銘柄(コード)業種RSI25日乖離率本日騰落過熱スコア
北海道瓦斯(9534)電気・ガス業89.26+11.0%+4.10%+5 ⚠過熱
電源開発(9513)電気・ガス業86.91+7.8%+3.37%+4 ⚠過熱
九州電力(9508)電気・ガス業82.99+16.1%+8.16%+6 ⚠過熱
北海道電力(9509)電気・ガス業81.80+11.0%+6.12%+4 ⚠過熱
出光興産(5019)石油・石炭製品77.89+11.3%+4.40%+4 ⚠過熱

負け組セクター中核(業種累積-2pt以下 × RSI50以下 × 乖離率0以下 × PER業種中央以上)

こちらは4営業日続けて機械と電気機器で埋まりました。安川電機(RSI15.97・-6.8%)、荏原製作所(16.27・-13.4%)、ファナック(17.10・-5.1%)、レーザーテック(21.96・-11.6%)と、FA・半導体製造装置の顔ぶれは変わっていません。

一方で「売られすぎ反転候補」(RSI35以下かつ乖離率-5%以下かつ出来高増)は本日0件。RSIが10〜20台でも出来高が伴わず、投げ売りではなく買い手が来ていない状態です。サブ業種の「半導体」「電子部品」「FPD・プリント基板」は🔵底打ち候補(強)で15日変化+9〜+12ptと勢いだけ戻り始めています。

市場体温計

日々の体温は+3で据え置き。高温シグナルは1/4から0/4へ消灯しました。

Layer 1 日々の体温 +3/±5 ☀☀熱気 Layer 2 高温シグナル 0/4 点灯(騰落レシオ25日121.51へ低下) Layer 3 低温シグナル 0/4 点灯(RSI30以下は4.1%) 相場の質:中立|集中度25.8%・買い主導55%

Layer1は5項目中3つが点灯しました。上昇比率55.0%が閾値ちょうどで+1、値上がり業種26/33で+1、新高安+120で+1。日経マイナス・TOPIXプラスのダイバージェンスは±0、代金TOP10の上昇数7社も閾値8社に1社届かず±0。合計は3営業日連続で+3です。

高温シグナルは2営業日続いた騰落レシオ25日の点灯が消え、0/4になりました。128.68から121.51へ7.17pt低下し閾値125を下回り、RSI70超も24.9%→22.5%で閾値25%未達です。ただし11因子モデルのD1は「RSI70超20%超」が条件なので-2のままです。

本日のマクロ環境

米国は小幅安もSOXは+0.57%。原油はブレントが+4.23%と急伸しました。

📊 マクロ指標スナップショット
国内株式
日経平均
-0.15%
66,215円・97円安・続落
TOPIX
+0.62%
4,182pt・9日続伸
グロース250
-1.47%
800pt・続落
海外株式(前営業日終値)
NYダウ
-0.70%
53,186・374ドル安
ナスダック
-0.12%
26,371・32pt安
S&P500
-0.33%
7,686・SOXは+0.57%
為替・金利
ドル円
159.96
+0.48円・160円台をうかがう
米10年金利
4.789%
+0.077pt・日本10年は3.007%
VIX恐怖指数
15.41
+0.49・日経VIは25.98へ低下
資源・需給
WTI原油
$87.43
+1.95%・ブレントは+4.23%
騰落25日
121.51
128.68から低下・閾値125を下回る
信用評価損益率
-5.27%
8月21日時点で据え置き
日本10年債が3.007%と3%台に乗せ、後場のバリューローテーションを誘発
前営業日の2.935%から0.072pt上昇し、節目の3%を超えました。後場に鉄鋼・卸売・建設・不動産が伸びたのはこれが直接の引き金です。ただし受益業種のはずの銀行業は+0.53%(相対-0.09pt)にとどまり、金利軸も-1.03ptへ反転。金利上昇の織り込みが一巡した可能性があります。
ブレント原油が+4.23%の92.11ドル、米イラン情勢の緊張が継続
WTIも87.43ドル(+1.95%)と前営業日の85ドル台から水準を切り上げました。鉱業+3.81%・石油石炭製品+3.67%・卸売業+2.80%はこの直接の受益で、テーマ別でもエネルギー+3.12pt・商社+2.18ptが上位2つ。資源軸は10日累計もプラス圏へ浮上しました。
米SOXは+0.57%と上昇したのに、日本の半導体は売られた
前営業日の米国市場でSOX指数は+0.57%と上げましたが、東京エレクトロン-2.59%・SUMCO安と日米で方向が食い違いました。キオクシア+2.02%・太陽誘電+1.08%は買われており、半導体でも装置と部材・メモリーで温度差が出ています。

明日の注目ポイント

軸は原油87ドル台が続くかと、日本10年債3%台が定着するかの2点です。

本日の優位シグナル(◎○△×)

★は3業種。うち電気・ガス業が○監視で、継続◎が輸送用機器・鉱業の2件です。

◎ 最優先 0 ○ 監視 1 △ 単騎 0 × 見送り 2
  • ○ 監視:電気・ガス業 ── 🔥↑・25日累積+6.41pt/5日前比+4.48pt、〈本物〉、東京電力HD30%、大型主導度+1.09pt、「○強い↗加速中」。⑫§7では○監視は翌日+1.65pt・勝率75.0%と単発成績は最良だが、+3日は-0.10ptと伸びません。電力は原油高が本来コスト増要因で、今日の上昇は金利上昇局面の高配当買いが主因とみられます。
  • ◎ 継続2日目:輸送用機器・鉱業 ── 輸送用機器は🔥↑・25日累積+4.62pt/5日前比+2.63pt、〈本物〉、トヨタ39%、「○強い↗加速中」。水準・勢い・資金の広がりがそろった素直な形で円安も追い風です。鉱業は+10.15ptと強いものの資金判定〈-〉=実質INPEX1社なので個別で見ます。継続2日目の検証値は翌日+0.36pt・勝率55%(p=0.047)。
  • × 見送り:陸運業・パルプ・紙/継続の×は3業種 ── 陸運業(🟢↓・-4.42/-1.19)とパルプ・紙(🔥→・-1.96/-1.34)は水準・勢いともマイナスの一過性の点灯。継続側は海運業・石油石炭製品・卸売業がAT列マイナスで「×見送り(継続)」でした。
  • ⏳ 深追い注意:2業種 ── 情報・通信業(4日目)と銀行業(6日目)。9日目だったサービス業は-2.53ptで最弱に転落し点灯が切れました。3日目以降の新規は翌日-0.72pt・勝率34%(p=0.0002)と劣後するため追いません。
  • 🔻 空売り候補:なし ── 体温計Layer1が+3のため、売りサイドの条件は今日も成立していません。

※◎○の判定は2026/4/23〜8/3の61営業日で事後検証済み(採用分32件:翌日+0.74pt・勝率65.6%)。サンプルは小さく検証は継続中で、有効射程は翌日〜3日です。

3層構造でみる明日のシナリオ

🔍 3層スナップショット
層1:マクロ環境・体温
  • 資源軸+2.88ptへ拡大し10日累計もプラス圏へ金利軸は-1.03ptへ反転
  • 体温計は+3を維持高温シグナルは1/4→0/4へ消灯(騰落レシオ128.68→121.51)
  • 外部は米3指数下落SOXは+0.57%、国内は値上がり業種26/33・新高安+120
過熱は明確に緩み、裾野は2日連続で拡大。外部の逆風も限定的
層2:テーマ10テーマの動き
  • エネルギー+3.12pt・商社+2.18ptが⤴継続強。上位2つが原油と金利で説明できる
  • 不動産・建設+1.12ptが🆙主役化。金利上昇局面としては教科書どおりでない
  • 内需消費-1.83ptが🆘脱落、テクノロジーは11日連続マイナスも代金シェア53.3%
初めて「連続日数を伴うテーマ」が上位に立った。エネルギーと商社は中期でも追える
層3:業種・銘柄33業種シグナル
  • 方向シグナルは流入15対流出13へ逆転(前営業日11対20)。判定は🌅全面高
  • ★3業種のうち電気・ガス業が○監視。◎最優先と△単騎はゼロ
  • 継続◎が輸送用機器・鉱業で復活。⏳は2業種、🔻空売り候補はなし
点灯数は減ったが質は上がった。乗れる枠は○1件+継続◎2件
3層の見立ては「過熱が抜けて、選べる枠が戻ってきた」です:マクロ層は高温シグナル消灯と裾野拡大、テーマ層はエネルギーと商社が連続日数を伴って上位、業種層は○監視1件+継続◎2件。いずれも原油と国内長期金利という同じ2本の材料で説明できる点だけは注意しておきます。
📊 メインシナリオ:25日線と75日線に挟まれたレンジ。指数は64,900〜67,400円、値上がり業種は6〜28のレンジを軸に置く

終値66,215円は25日線66,265円・75日線66,570円のすぐ下です。日経VIは25.98へ低下し値幅も949円に落ち着いたので、レンジは前回よりやや狭く置きます。

  • 期待エリア:輸送用機器(◎継続2日目・+4.62/+2.63・〈本物〉・トヨタ39%・円安が追い風)と電気・ガス業(○監視・+6.41/+4.48・〈本物〉)。どちらも翌日利確型で、3日目への持ち越しは検証上の優位がありません
  • 継続性試金石:原油87ドル台の維持で鉱業の点灯が3日目でも崩れないか(3日目から⏳へ降格)/日本10年債3%台の定着で銀行業の25日累積-2.54ptと金利軸-1.03ptが戻るか
  • 底打ち待機:サブ業種の🔵底打ち候補(強)◎=FPD・プリント基板(-3.80pt/15日変化+12.57pt)、電子部品(-3.11/+9.95)、電気・通信工事(-1.35/+7.99)。勢いは加速していますが水準はマイナスで、本日の相対はFPD-2.09ptと売られています
  • マクロ材料注視:米ISM製造業景況指数と雇用統計/米イラン情勢と原油/日本10年債3%台の定着とドル円160円乗せ

分岐リスクと警戒トリガー

🌧️ 弱気分岐A:原油と金利が巻き戻り、今日買われた電力・資源・商社がまとめて剥落する

今日の上位5業種はすべて原油高か国内金利上昇で説明できます。ひとつの材料に相関した上昇は、材料が消えると業種をまたいで一斉に戻ります

警戒トリガー:電気・ガス業の対TOPIX相対が-1.5pt以下(本日+3.66pt)、かつ値上がり業種が13業種以下(本日26業種)

⚡ 最弱気分岐B:半導体装置の下げが部材・メモリーへ広がり、幅の指標ごと崩れる

東京エレクトロン-2.59%の一方でキオクシア+2.02%・村田製作所+1.38%と、半導体の中で銘柄が分かれていました。この分岐が消えて一括りで売られると、代金シェア53.3%のテクノロジーが指数と幅の両方を押し下げます

警戒トリガー:東京エレクトロンとアドバンテストの寄与度合計が-300円超(本日は東エレク単独で約-191円)、かつ上昇銘柄比率が45%割れ(本日55.0%)
🎯 シナリオ信頼度
中。過熱が消灯し裾野は2日連続で拡大、シグナル側も○1件+継続◎2件と手がかりが戻りました。ただし上位業種がすべて原油と金利の2本に相関し、分散が効いていません電気・ガス業の相対-1.5pt以下かつ値上がり業種13以下なら分岐Aへ、半導体2銘柄の寄与合計-300円超かつ上昇比率45%割れなら分岐Bへ切り替えます。

🏆 本日の総合判定(11因子モデル):中立・様子見(スコア:-1/±11)

  • A トレンド:-1 TOPIX+0.62%が+0.5%以上で+1、日経-TOPIX差-0.77ptで-1、グロース-TOPIX差-2.09ptで-1
  • B 幅・需給:+2 値上がり業種26/33で+1、新高安差+120(高値121・安値1)で+1、上昇銘柄比率55.0%は±0
  • C 勢い:+0 RSI50超73.7%・RSI70超22.5%の健全度は±0、急増top30平均+1.46%とシクリカル−ディフェンシブ-0.09%も±0
  • D 過熱調整:-2 ⚠RSI70超22.5%・騰落レシオ25日121.51で過熱ブレーキ-2、代金TOP3集中度25.8%は30%以下で±0
  • E マクロ:+0 VIX15.41は15〜25レンジで±0、米国株合算-0.45%も±1%内で±0

判定根拠:前営業日と同じ-1で、群別の内訳(A-1・B+2・C±0・D-2・E±0)も完全に一致しました。ただしA群の中身は入れ替わり、A1が±0→+1へ改善する一方、A2の日経−TOPIX差が±0→-1へ悪化して相殺されています。市場全体は上を向いたものの、上昇が大型バリューに偏り値がさグロースが取り残されました。総合判定は今日の日本株を要約した数字であり、明日の予測ではありません。

11因子モデルとは ─ 日本株の強弱を客観的な数値で捉える独自スコアリング手法

※本記事は、私が独自に集計・分析した市場データをもとにした情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。記載の数値は作成時点のものであり、正確性を保証するものではありません。

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