今日の日本株|2026年8月31日の市場資金フロー|一時1,500円超安から高値引け、下げたのはアドバンテスト1銘柄

今日の日本株 市場資金フローレポート 2026年8月31日 総合判定は中立・様子見 電気・ガス業が最強 空運業が最弱 日経平均は寄り付き直後に一時1500円超下げて64832円まで下押ししたあと切り返し 93円安の高値引けで終えた 指数を押し下げたのはアドバンテスト1銘柄で寄与はマイナス381円 TOPIXは8日続伸し 値上がり業種は22業種 年初来高値更新は113銘柄だった

今日の日本株|2026年8月31日の市場資金フロー|一時1,500円超安から高値引け、下げたのはアドバンテスト1銘柄

📉 日経 -0.14%(反落・高値引け) 🏆 総合判定 中立・様子見 -1/±11 🌡 体温計 +3 ☀☀熱気 🎯 新規◎0・継続◎0
今日日経平均は93.63円安の66,311.93円。寄り付き直後に64,832.10円まで下押しし、一時1,500円超安から大引けにかけて切り返して高値引けで終えました
中身指数を押し下げたのはアドバンテスト1銘柄(寄与-381.35円)です。TOPIXは+0.23%で8日続伸、値上がり業種は22/33、年初来高値更新は113銘柄まで広がりました
明日★の新規点灯は5業種に増えましたが全部が「25日トレンド失速中の1日高」で採用枠はゼロ。今週の米ISM・雇用統計が9月利上げ観測の分岐点です

今日の日本株は、指数の数字と中身が正反対を向いた1日でした。日経平均は66,311.93円(-0.14%)と反落、TOPIXは4,156.29(+0.23%)で8日続伸、グロース250は812.04(-1.35%)と6日ぶり反落です。日中の値幅は1,479.83円。前週末の米ハイテク株安と日米長期金利の上昇で朝は一時1,500円超安まで売られましたが、大引けはその日の高値でした。

8/28 に私が立てたシナリオが、今日どうなったかを最初に振り返ります。レンジと警戒トリガーは機能しましたが、「週明けは追い風スタート」という書き出しが完全に外れました。方向は当たっても、日中1,479円の振れ幅はまったく想定していません

自己採点 3.0 / 5.0 🟡 ①指数65,500〜68,000円・値上がり業種12〜28は的中だが「追い風スタート」は外れ(1.0/2.0) 🟢 ②期待エリアの情報・通信業は+0.63%(対TOPIX+0.40pt)でプラス(1.0/1.0) 🔴 ③継続性試金石は2つとも不成立。SaaS勢は反落、金融テーマは⤴継続強が途切れた(0/1.0) 🟢 ④警戒トリガーA・Bはいずれも不発。電気機器の相対-0.57ptは閾値-1.5ptに届かず(1.0/1.0)
  • ➖ 部分的「指数は65,500〜68,000円、値上がり業種は12〜28」のレンジは両方とも的中しました。終値66,311.93円・値上がり業種22です。ただしザラ場安値は64,832.10円で、下限を668円割り込みました。「環境としては買い方向が優位」と書いた根拠の米国株が、金曜にSOX-3.47%で崩れています。終値レンジだけを置き、日中のドローダウンを条件に入れていなかったのが設計の穴でした。
  • ⭕ 的中期待エリアに置いた情報・通信業は+0.63%(対TOPIX+0.40pt)でプラスでした。継続◎の「翌日利確型」という位置づけどおりの小幅プラスです。今日で点灯3日目に入り、ルール上は⏳深追い注意へ降格しました。予告どおり持ち越さない対象になります。
  • ❌ 外れ継続性試金石は2つとも不成立です。①SaaS勢の続伸は途切れ、グロース250が-1.35%で6日ぶり反落、インフォマート-5.40%・GMOインターネット-4.12%と前週末の主役が売られました。②金融テーマも-0.37ptで🆖弱含みへ。銀行業+0.87%に対し証券・商品先物業-1.19%が足を引き、業種内の温度差を無視した問いの立て方でした。
  • ⭕ 的中警戒トリガーA・Bはどちらも不発でした。Aの「電気機器の相対-1.5pt以下かつ代金TOP10の上昇数3社以下」は-0.57pt・6社で未達、Bの「上昇比率40%割れ、または年初来安値20銘柄超」も56.8%・1銘柄で未達です。条件を「下げた資金が業種の外へ出るか」に置き直した判断は今日も機能しました。

総括:条件設計は2日続けて機能しています。外したのは「方向」ではなく「振れ幅」で、日経VIが23.25から27.83へ19.70%も跳ねる日を「追い風スタート」の一言で片づけていました。明日以降は終値レンジに加えて「日中の最大ドローダウン」も明示することにします。

本日の市場サマリー

日経-0.14%で反落もTOPIXは+0.23%で8日続伸。押し下げはアドバンテスト1銘柄です。

主要指標
日経平均
-0.14%
66,312 円(-94円・25日乖離 +0.93%)
TOPIX
+0.23%
4,156 pt(8日続伸・25日乖離 +2.04%)
グロース250
-1.35%
812 pt(6日ぶり反落)
セクター・内部相場
最強業種
電気・ガス業
+2.79% / 相対 +2.56pt
最弱業種
空運業
-1.26% / 相対 -1.49pt
上昇銘柄比率
56.8%
新高値113 / 新安値1(差+112)
為替・米10年
¥159.48 / 4.712%
ドル円 -0.07円 / 米10年 +0.033pt

今日の指数を押し下げたのは実質1銘柄です。アドバンテスト-4.48%の寄与が-381.35円で、下げ幅93.63円の4倍を1社で作りました。次いでTDK-17.10円、村田製作所-16.57円、レーザーテック-13.41円、中外製薬と豊田通商がともに-12.07円です。

逆に押し上げたのはファーストリテイリング+1.67%の+95.74円、キオクシア+4.36%が+49.04円、リクルート+2.33%が+41.73円、フジクラ+3.07%が+32.99円、ソフトバンクグループが+31.38円でした。前週末に-8.76%と急落したキオクシアが切り返し、逆に前週末+1.91%だったアドバンテストが売られる入れ替わりが3営業日続いています。AI・半導体の中で、テスト装置・メモリー・電線・電子部品の間を資金が回っている状態です。

中身は指数の下げよりずっと強い1日でした。プライムの値上がり882・値下がり634、年初来高値更新は113銘柄(前週末98)、安値更新は1銘柄。売買代金は9兆3,584億円と前週末から1兆2,361億円増えて8月最大級となり、代金TOP3集中度は27.0%へ低下しました。

業種別資金フロー分析

最強は電気・ガス業+2.79%、最弱は空運業-1.26%。上昇は22業種まで広がりました。

値上がり業種 TOP5

先頭は電気・ガス業+2.79%(相対+2.56pt)です。関西電力+7.58%が業種売買代金の62%を占め、資金判定は〈本物〉・ブレッドス100%で10銘柄すべてが上昇しました。九州電力+3.00%・中国電力+2.22%・四国電力+2.18%と地域電力がそろって買われ、大型主導度+1.18ptながら中身は業種全体に広がっています。サブ業種の「電力」も代金比20日2.06倍・買い越し比率100%の🔥本物でした。

2位の鉱業+1.76%と3位の石油・石炭製品+1.56%は原油高が材料です。米国とイランが約1カ月ぶりに攻撃の応酬を再開し、WTIは85.29ドルへ+2.82%上昇しました。4位のサービス業+1.44%はリクルート+2.33%が業種代金の57%で点灯9日目、5位のガラス・土石製品は東海カーボン+7.70%が牽引しています。

順位業種騰落率相対騰落コメント
1電気・ガス業+2.79%+2.56pt関西電力+7.58%が業種代金の62%。〈本物〉・ブレッドス100%
2鉱業+1.76%+1.53ptWTI+2.82%の資源高。★新規点灯(🔥↑)だが5日前比-9.50ptと失速中
3石油・石炭製品+1.56%+1.33pt出光興産+2.94%。★新規点灯(🔥→)。5日前比-5.92pt
4サービス業+1.44%+1.21ptリクルート+2.33%が代金の57%。25日累積+19.07ptは33業種1位。点灯9日目
5ガラス・土石製品+1.29%+1.06pt東海カーボン+7.70%・日東紡績+5.44%。25日累積-9.69ptとマイナス圏

値下がり業種 TOP5

最下位は空運業-1.26%(相対-1.49pt)ですが、構成銘柄が少なく資金判定は〈-〉で情報量は多くありません。2位の証券・商品先物業-1.19%はSBIが業種代金の47%で判定は〈本物〉。前週末まで高値更新が相次いだ証券株がそろって利益確定に押されました。

3位の海運業-1.13%は25日累積+14.52ptと33業種2位の高水準ですが、5日前比-11.51ptと33業種で最も大きく失速しています。4位の機械-0.92%は日本製鋼所-5.61%・ディスコ-2.07%が重しになりました。

順位業種騰落率相対騰落コメント
1空運業-1.26%-1.49pt母数が薄く資金判定は〈-〉。25日累積+1.63pt
2証券・商品先物業-1.19%-1.42ptSBI47%で〈本物〉。高値更新が続いた反動
3海運業-1.13%-1.36pt25日累積+14.52ptは33業種2位。5日前比-11.51ptで最大の失速
4機械-0.92%-1.15pt日本製鋼所-5.61%・ディスコ-2.07%。🐜中小型主導
5不動産業-0.82%-1.05pt三菱地所32%で〈本物〉。25日累積-5.31pt

複数日ベースの方向シグナルは流入11業種 対 流出20業種(中立2)で、前営業日の9対17から両サイドとも増えました。★の新規点灯は5業種(輸送用機器・海運業・鉱業・石油石炭製品・卸売業)と前営業日の1業種から急増しましたが、5業種すべてが25日トレンド失速中で採用条件を満たしません。判定の「🌧️ 全面安」は流出側の件数が流入側を上回るという集計上の表示で、当日の値動きが全面安だったという意味ではありません。

テーマ別資金フロー

エネルギー+1.43ptが⤴継続強で首位。輸送・物流-1.01ptは🆘脱落へ落ちました。

1エネルギー+1.43pt🔥 ⤴ +1日
2内需消費+0.54pt🔥 ⤵ +2日
3生活防衛+0.38pt→ ◐ +1日
4素材+0.16pt→ ◐ +1日
5商社+0.04pt→ ⤵ +2日
6製造業サイクル-0.16pt→ ◐ -5日
7金融-0.37pt→ 🆖 -1日
8テクノロジー-0.39pt→ ◐ -11日
9不動産・建設-0.57pt💧 ↘ -3日
10輸送・物流-1.01pt💧 🆘 -1日

首位はエネルギー+1.43ptで判定は⤴継続強、鉱業+1.53ptが牽引しました。前営業日は-0.55ptで🆘脱落だったテーマが、原油+2.82%で1日で首位へ戻っています。10日累計+5.18ptと水準も高く、④先回りアラートでも「🔥流入×買い主導」に拾われました。

2位の内需消費+0.54ptも🔥流入ですが判定は⤵失速です。代金TOP100に入った内需消費4銘柄はすべて上昇(買い主導率100%)。一方テクノロジーは11日連続マイナスながら代金シェア53.1%と主戦場のままです。

3対立軸でみるマクロ文脈

資源軸が+0.78ptへ反転して資源高。リスク軸は-0.51ptでリスクオフに戻りました。

対立軸本日値連続10日累計ひとこと
金利軸+0.20pt+5日+1.81pt金融−不動産建設。5日連続プラスだが+1.20→+0.20ptへ幅は縮小
資源軸+0.78pt+1日-1.16ptWTI+2.82%で-1.03ptから反転。10日累計はまだマイナス圏
リスク軸-0.51pt-1日-6.02pt製サイ・テクノ・素材−生活防衛。2日続いたプラスが1日で反転

今日いちばんはっきり動いたのは資源軸で、前営業日の-1.03ptから+0.78ptへ1.81pt動きました。ただし10日累計は-1.16ptとまだマイナス圏で、中期のトレンドが変わったわけではありません。米イラン情勢という外生要因なので、材料次第で明日以降も振れます。

金利軸は5日連続プラスを保ちましたが+1.20ptから+0.20ptへ幅が縮みました。日本10年債2.935%への上昇で銀行業は+0.87%でしたが、証券・商品先物業-1.19%が相殺しています。リスク軸は-0.51ptでリスクオフへ戻り10日累計-6.02ptと3軸で最も沈んだままです。

本日の注目銘柄

掲載は3枠。電力株が「勝ち組セクター中核」を占め、設備投資関連は売られ続けています。

値上がり率 TOP3(東証プライム)

首位は壱番屋+15.94%です。ストップ高で高値・安値・始値・終値がすべて1,091円という板でした。2位のクオンツ総研ホールディングス+9.49%、3位のAppier Group+8.78%と続き、TOP20には情報・通信業5銘柄・電気機器4銘柄・卸売業3銘柄。前週末のSaaS一色から散らばった顔ぶれに変わりました。

順位銘柄(コード)業種騰落率コメント
1壱番屋(7630)小売業+15.94%ストップ高・全4本値が1,091円。予想PER64.18倍
2クオンツ総研ホールディングス(9552)サービス業+9.49%予想PER18.05倍・PBR9.68倍
3Appier Group(4180)情報・通信業+8.78%代金57億円。25日乖離+28.0%・信用倍率27.06倍と過熱気味

勝ち組セクター中核(業種累積+2pt以上 × RSI50以上 × 乖離率0以上 × PER業種中央以下)

該当15銘柄のうち4銘柄が電力・ガスでした。関西電力(RSI87.18・25日乖離+13.7%)、四国電力(同79.97・+10.5%)、九州電力(同76.95・+8.1%)、K&Oエナジーグループ(同83.12・+7.9%)。「業種が強く、個別のRSIと乖離率も上向きで割高でない」という枠に電力株が4本並ぶのは珍しい形です。

ただし関西電力は過熱スコア+5の⚠過熱でRSIは87台。ブレッドス100%=全10銘柄上昇という日は、翌日以降の押し目のほうが入りやすい点は押さえておきたいところです。

銘柄(コード)業種RSI25日乖離率本日騰落過熱スコア
関西電力(9503)電気・ガス業87.18+13.7%+7.58%+5 ⚠過熱
四国電力(9507)電気・ガス業79.97+10.5%+2.18%+5 ⚠過熱
九州電力(9508)電気・ガス業76.95+8.1%+3.00%+4 ⚠過熱
K&Oエナジーグループ(1663)鉱業83.12+7.9%+3.21%+5 ⚠過熱
藤田観光(9722)サービス業91.43+29.1%+1.00%+4 ⚠過熱

負け組セクター中核(業種累積-2pt以下 × RSI50以下 × 乖離率0以下 × PER業種中央以上)

こちらは3営業日続けて15銘柄中10銘柄が機械と電気機器で埋まりました。DMG森精機(RSI13.03・-11.5%)、レーザーテック(同21.85・-11.1%)、安川電機(同23.81・-5.7%)、荏原製作所(同24.23・-12.0%)と、顔ぶれは変わっていません。

同じ電気機器でも、キオクシア+4.36%・フジクラ+3.07%と買われた側と、レーザーテック-2.89%のように25日線から10%以上下に沈んだままの側が同居しています。サブ業種の「半導体」「電子部品」は🔵底打ち候補(強)で15日変化が+10pt台と勢いだけは戻り始めましたが、水準はまだマイナス圏です。

市場体温計

日々の体温は+3で据え置き。「熱気」を維持しましたが、内訳は入れ替わりました。

Layer 1 日々の体温 +3/±5 ☀☀熱気 Layer 2 高温シグナル 1/4 点灯(騰落レシオ25日128.68) Layer 3 低温シグナル 0/4 点灯(RSI30以下は3.4%) 相場の質:中立|集中度27.0%・買い主導65%

Layer1は5項目中3つが点灯しました。上昇比率56.8%で+1、値上がり業種22/33が閾値20を超えて+1、新高安スプレッド+112で+1。一方で日経マイナス・TOPIXプラスのダイバージェンスが出て±0、代金TOP10の上昇数6社も±0でした。合計は前営業日と同じ+3ですが、内訳は「方向の一致」が抜けて「業種の広がり」が入る形に入れ替わっています。

高温シグナルは1/4で、騰落レシオ25日が125.34から128.68へ上がり2営業日連続の点灯です。RSI70超は24.9%で閾値25%をわずかに下回り消灯が続いていますが、11因子モデルのD1は20%超が条件なので-2のまま。過熱の測り方で結論が分かれる境界線上の水準です。

本日のマクロ環境

米国は半導体主導で下落。日経VIは23.25から27.83へ19.70%急騰しました。

📊 マクロ指標スナップショット
国内株式
日経平均
-0.14%
66,312円・94円安・高値引け
TOPIX
+0.23%
4,156pt・8日続伸
グロース250
-1.35%
812pt・6日ぶり反落
海外株式(前営業日終値)
NYダウ
-0.02%
53,560・9ドル安
ナスダック
-0.52%
26,402・139pt安
S&P500
-0.25%
7,712・SOXは-3.47%
為替・金利
ドル円
159.48
-0.07円・ザラ場は160円台前半も
米10年金利
4.712%
+0.033pt・日本10年は2.935%
VIX恐怖指数
15.23
+0.69・15台へ復帰
資源・需給
WTI原油
$85.29
+2.34ドル・+2.82%と急伸
騰落6日
132.97
133.41からほぼ横ばい
信用評価損益率
-5.27%
8月21日時点で据え置き
日経VIが23.25から27.83へ+19.70%急騰
前週末に「イベント通過で警戒感が引いた」と書いた翌営業日に、そっくり戻りました。日中1,479.83円の値幅がそのまま織り込まれた形で、米VIXも14.54から15.23へ上昇。終値は94円安でも、市場が見積もる今後30日の振れ幅は大きく広がっています。
米SOX指数が-3.47%、ウォーシュFRB議長講演で9月利上げ観測
前週末の米国市場ではマーベル・テクノロジーがAI向け半導体事業の収益計上時期への懸念から大幅安となりSOXが-3.47%。加えてウォーシュFRB議長が、基調的インフレが2%目標へ鈍化する確信が得られなければ「やるべき仕事がある」と述べました。今週の米ISM・雇用統計を受けた9月利上げの織り込みが、日米金利とドル円を動かします
売買代金9兆3,584億円は8月最大級、年初来高値更新は113銘柄へ拡大
売られた日に代金が膨らみ、高値更新が98→113銘柄へ増えているのは、投げ売りではなく銘柄間の入れ替えが起きている形です。代金TOP3集中度も27.0%と30%を下回ったままです。

明日の注目ポイント

軸は今週の米ISM・雇用統計と、原油85ドル台が続くかの2点です。

本日の優位シグナル(◎○△×)

★の新規点灯は5業種に増えましたが、全部が×見送り。乗れる枠は今日ゼロです。

◎ 最優先 0 ○ 監視 0 △ 単騎 0 × 見送り 5
  • × 見送り:5業種すべて ── 輸送用機器(🔥↑・25日累積+4.55pt/5日前比-1.35pt)、海運業(🔥↑・+14.52/-11.51)、鉱業(🔥↑・+3.05/-9.50)、石油・石炭製品(🔥→・-0.31/-5.92)、卸売業(🟢→・-0.29/-5.71)。5業種すべてAT列がマイナスで採用条件を満たしません。⑫§7では×見送りは翌日-0.28pt・勝率38.1%と採用分(+0.74pt・65.6%)に有意に劣後します(p=0.0141)。今日の点灯は原油急伸と金利上昇による1日限りの資金シフトです。
  • ⏳ 深追い注意:3業種 ── 情報・通信業(3日目)、銀行業(5日目)、サービス業(9日目)。前営業日に継続◎だった情報・通信業が3日目に入って降格しました。3業種とも資金判定は〈本物〉でAT>0と中身は崩れていませんが、3日目以降の新規エントリーは翌日-0.72pt・勝率34%(p=0.0002)と明確に劣後します。継続判断と新規は分けて考える局面です。
  • 参考:★が付かなかった最強業種 ── 電気・ガス業は判定+が○↑で★未点灯、5日前比-0.98ptと失速側。明日★が点灯しAT列がプラスへ戻れば採用条件に入ります
  • 🔻 空売り候補:なし ── 体温計Layer1が+3とプラスのため、売りサイドの条件は今日も成立していません。

※◎○の判定は2026/4/23〜8/3の61営業日で事後検証済み(採用分32件:翌日+0.74pt・勝率65.6%)。サンプルは小さく検証は継続中で、有効射程は翌日〜3日です。

3層構造でみる明日のシナリオ

🔍 3層スナップショット
層1:マクロ環境・体温
  • 資源軸+0.78ptへ反転して資源高リスク軸-0.51ptでリスクオフ(10日累計-6.02pt)
  • 体温計は+3を維持日経VIが23.25→27.83、騰落レシオ25日128.68で高温点灯が継続
  • 外部は米3指数下落・SOX-3.47%、国内は上昇比率56.8%・値上がり業種22/33へ拡大
外部は逆風、国内の幅はむしろ拡大。ただしVI急騰で振れ幅は大きくなった
層2:テーマ10テーマの動き
  • エネルギー+1.43ptが⤴継続強で首位。前営業日の🆘脱落から1日で復帰
  • 金融-0.37ptで🆖弱含み、輸送・物流-1.01ptは🆘脱落。上位下位が2日続けて入れ替わり
  • テクノロジーは11日連続マイナスも代金シェア53.1%で主戦場のまま
資源とディフェンシブへ寄った1日。中期で続いているテーマは今日もない
層3:業種・銘柄33業種シグナル
  • 方向シグナルは流入11対流出20(前営業日9対17)
  • ★新規点灯は5業種に増えたが全部が×見送り。◎○△はいずれもゼロ
  • 継続◎は0件。⏳深追い注意3業種、🔻空売り候補はなし
点灯数は増えたが質は伴わない。ルール上、乗れる枠は今日ゼロ
3層の見立ては「幅は広がったが、乗る対象がない」です:マクロ層は外部逆風とVI急騰の一方で裾野は拡大、テーマ層はエネルギーが1日で首位へ戻る不安定さ、業種層は★5件に対し採用枠ゼロ。米ISM・雇用統計を通過するまでは、点灯の「数」ではなくAT列で選別するのが3層に共通する答えです。
📊 メインシナリオ:方向感は出にくい。指数は64,800〜67,800円、値上がり業種は8〜26のレンジを軸に置く

日経VIが27.83へ急騰し、今日だけで1,479円の値幅が出ました。裾野は広がっているので下方向に決め打ちはしませんが、幅は前回より広く、下限は今日の安値64,832円を意識した水準に置きます。

  • 期待エリア:該当なし(◎最優先・継続◎ともに0件)。強いて挙げるなら電気・ガス業(資金判定〈本物〉・ブレッドス100%・サブ業種「電力」は代金比2.06倍の🔥本物)だが、★未点灯・AT列マイナスでルール上は対象外
  • 継続性試金石:WTIが85ドル台を保ち、鉱業・石油石炭製品の★が2日目に入るか/銀行業の25日累積-2.90ptがプラス圏へ浮上するか(日本10年債2.935%の上昇が続くかどうか次第)
  • 底打ち待機:サブ業種の🔵底打ち候補(強)◎=FPD・プリント基板(25日累積-3.73pt/15日変化+13.99pt)、電子部品(-3.83pt/+10.09pt)、電気・通信工事(-3.10pt/+5.20pt)。いずれも水準はマイナスで勢いだけ戻り始めた群です
  • マクロ材料注視:米ISM製造業景況指数・雇用統計と9月利上げの織り込み/米イラン情勢と原油/日米長期金利とドル円の160円台定着

分岐リスクと警戒トリガー

🌧️ 弱気分岐A:アドバンテスト以外にも売りが広がり、22業種の広がりが消える

今日は指数が下げても値上がり業種22・上昇比率56.8%と中身は強いままでした。この「ねじれ」が下向きに解消すると、下げは指数だけでは済みません。指数の水準ではなく、幅の指標が同時に崩れるかを条件に置きます

警戒トリガー:値上がり業種が11業種以下(本日22業種)、かつ上昇銘柄比率が45%割れ(本日56.8%)

⚡ 最弱気分岐B:日経VIが30台へ乗り、日中の振れ幅が今日以上に広がる

日経VIは1日で+19.70%の27.83です。30を超えると日中の値幅が今日の1,479円をさらに上回りやすくなります。前回の反省として、終値レンジではなく日中のドローダウンを条件に置きました。

警戒トリガー:日経VIが30超(本日27.83)、または日中の高安の値幅が1,500円超(本日1,479.83円)
🎯 シナリオ信頼度
中の下。外部が逆風で国内の裾野は拡大という、方向の読みづらい配置です。加えて★5件に対して採用枠はゼロ、継続◎も0件とシグナル側の手がかりがありません。値上がり業種11以下かつ上昇比率45%割れなら分岐Aへ、日経VI30超なら分岐Bへ切り替えます。

🏆 本日の総合判定(11因子モデル):中立・様子見(スコア:-1/±11)

  • A トレンド:-1 グロース-TOPIX差-1.58ptで-1、TOPIX+0.23%と日経-TOPIX差-0.37ptは閾値内で±0
  • B 幅・需給:+2 値上がり業種22/33が閾値22に到達して+1、新高安差+112(高値113・安値1)で+1、上昇銘柄比率56.8%は±0
  • C 勢い:+0 RSI50超71.6%・RSI70超24.9%の健全度は±0、急増top30平均+0.33%とシクリカル-ディフェンシブ差-0.30%も±0
  • D 過熱調整:-2 ⚠RSI70超24.9%・騰落レシオ25日128.68で過熱ブレーキ-2、代金TOP3集中度27.0%は30%以下で±0
  • E マクロ:+0 VIX15.23が15以上に戻って+1→±0、米国株合算-0.77%も±1%内で+1→±0

判定根拠:前営業日の+3から4ポイント悪化し、区分は「やや強気」から「中立・様子見」へ2段階下がりました。ただし悪化はA3・E1・E2の3項目に限られ、B群は+1から+2へ改善、C群とD群は横ばいです。押し下げたのは外部環境とグロース選好の反転で、東京市場の内部はむしろ広がりました。総合判定は今日の日本株を要約した数字であり、明日の予測ではありません。

11因子モデルとは ─ 日本株の強弱を客観的な数値で捉える独自スコアリング手法

※本記事は、私が独自に集計・分析した市場データをもとにした情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。記載の数値は作成時点のものであり、正確性を保証するものではありません。

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