今日の日本株|2026年9月7日の市場資金フロー|半導体主導で日経1,378円高、上げ幅の8割は値がさ3銘柄
今日の日本株は、米国株が下げたのに半導体だけが買われて、その勢いをそのまま指数が受け取った1日でした。日経平均は66,399.84円(+2.12%)で大幅続伸、TOPIXは4,125.80(+0.55%)、グロース250は791.61(-0.65%)とマイナスです。
9/4 に私が立てたシナリオが、今日どうなったかを最初に振り返ります。「値がさ主導の戻りが一巡して25日線の手前で足踏み」というメインシナリオは外しました。一方で試金石に置いた「TOPIXと業種の広がり」は3つとも成立しています。
- ❌ 外れ「25日線の手前で足踏み」は外しました。日経は66,399.84円(+2.12%)で25日線66,149円を上抜けて引け、置いたレンジの上限66,100円も超えています。読み落としたのは前週末の米国市場で、ダウ-0.51%・ナスダック-0.29%と指数は下げながら、フィラデルフィア半導体(SOX)指数だけが+3.38%と急伸していた点です。その流れが東京の値がさ半導体にそのまま乗りました。
- ⭕ 的中継続性試金石に置いた3つはすべて成立しました。「TOPIXが日経についてくるか=値上がり業種が15以上に広がるか」は17業種で成立、「非鉄金属が2日連続で相対プラスを保てるか」は+1.46ptで成立、「海運業の失速が止まるか」は+2.51ptで33業種の相対首位と、こちらは止まるどころか主役に戻りました。
- ❌ 外れ期待エリアに挙げた証券・商品先物業は劣後しました。本日は-1.06ptで、業種指数も-0.51%とマイナスです。前日に「○監視は翌日利確型」と書いたとおり+2.09pt→-1.06ptと初動の翌日に失速した形で、区分の性格は当たっていたものの、期待エリアとして名指しした判断は外しています。
- ➖ 不発警戒トリガーA・Bはどちらも不発でした。Aの「ソフトバンクグループ-4%以下かつ値上がり業種8未満」はSBG+11.22%・業種17で不成立、Bの「キオクシア-5%以下かつ高安スプレッドがマイナス」もキオクシア+9.31%・スプレッド+25で不成立です。備えは置いておいただけで済みました。
総括:方向の読みは外しました。ただ、①外部環境の見方を「米3指数の騰落」だけに置いていたのが敗因で、SOXだけが+3.38%という中身のねじれを拾えていれば結論は変わっていたはずです。②一方で「TOPIXと業種の広がりが追いつくか」という試金石の置き方は機能し、③信頼度を「中」に抑えていたので、外した日でも位置取りは大きく崩れていません。明日は「半導体の3日目があるか」と「75日線66,798円を抜けるか」を軸に置きます。
本日の市場サマリー
日経+2.12%・TOPIX+0.55%で、上げは半導体と値がさに偏りました。値上がり業種は17/33、上昇銘柄比率は40.7%です。
日経の1,378円高は、ほぼ3銘柄で説明できます。ソフトバンクグループ+11.22%が約504円分、アドバンテスト+4.20%が約335円分、東京エレクトロン+4.73%が約253円分で、この3つで約1,093円分=上げ幅の8割です。続いてキオクシアホールディングス+9.31%(約119円分)、イビデン+8.42%(約116円分)、フジクラ+3.72%、TDK+2.51%、村田製作所+5.97%と半導体・電子部品が並びました。
きっかけは前週末4日の米国市場です。8月の雇用統計で非農業部門雇用者数が16万2,000人増と市場予想(約5万3,000人)を大きく上回り、早期利上げ観測から米長期金利が上昇。ダウ-0.51%・ナスダック-0.29%・S&P500-0.38%と3指数は下げたのですが、そのなかでマイクロン+6.10%・サンディスク+11.90%・KLA+7.32%・マーベル+7.05%とメモリー関連だけが急伸し、SOX指数は+3.38%でした。7日の米国市場はレイバーデーで休場のため海外勢のフローは限られ、先物主導の色が濃い上げになっています。
一方でプライムの値上がりは633・値下がりは886と、下げた銘柄のほうが253銘柄多い日でした。日経225の構成銘柄も値上がり105・値下がり120です。押し下げ側はコナミグループ-3.37%・中外製薬-3.40%・バンダイナムコホールディングス-3.97%・ソニーグループ-2.70%でした。売買代金は8兆377億円と前日から2,905億円減り、うち1兆8,422億円がキオクシア1銘柄。資金集中度は28.4%から33.3%へ上がっています。年初来高値30・安値5で、高安スプレッドは+21から+25へ小幅に改善しました。
業種別資金フロー分析
上位は原油高の海運・石油と、米メモリー株高を受けた半導体関連。下位は銀行・医薬・内需で、17/33業種が上げました。
値上がり業種 TOP5
首位は海運業+3.06%(相対+2.51pt)です。WTI原油が91ドル台で高止まりするなか、日本郵船+3.66%(年初来高値更新)・川崎汽船+2.91%・商船三井+2.80%と3社そろって上げました。25日累積は+16.65ptで33業種の首位、5日前比も+2.13ptと加速中です。ただし方向シグナルは🔵(流出側)のままで★は付いていません。
2位のガラス・土石製品+2.49%はMARUWA+9.27%が牽引し、資金判定は〈本物〉。3位の電気機器+2.14%はキオクシアが業種代金の50%を占め、レーザーテック+7.26%・KOKUSAI ELECTRIC+7.64%・ローム+7.77%と半導体が総じて買われました。4位の非鉄金属+2.01%はフジクラ・住友電気工業+3.21%と電線が続伸。5位の情報・通信業+1.94%は少し事情が違い、ソフトバンクグループ1銘柄で業種代金の73%を占めています。
| 順位 | 業種 | 騰落率 | 相対騰落 | コメント |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 海運業 | +3.06% | +2.51pt | 日本郵船+3.66%が年初来高値。25日累積+16.65ptは33業種1位・AT+2.13。シグナルは🔵のまま |
| 2 | ガラス・土石製品 | +2.49% | +1.94pt | MARUWA+9.27%。日東紡績55%で〈本物〉。25日累積-6.88・AT+2.81で反発初期 |
| 3 | 電気機器 | +2.14% | +1.59pt | キオクシア50%で〈本物〉。★新規点灯🟢→だがAT-2.01で実践判定は×見送り |
| 4 | 非鉄金属 | +2.01% | +1.46pt | フジクラ38%で〈本物〉だが🏢大型主導+1.21pt。25日累積+9.22・AT+0.94 |
| 5 | 情報・通信業 | +1.94% | +1.39pt | ソフトバンクG73%で〈単騎〉。★🔥↑・AS+5.90・AT+3.56。実践判定は△単騎 |
値下がり業種 TOP5
最下位は水産・農林業-1.36%(相対-1.91pt)です。2位の医薬品-1.27%は中外製薬-3.40%(年初来安値更新)・アステラス製薬-2.23%・第一三共-2.09%と主力が下げました。3位の銀行業-1.17%は少し読み方に注意が要ります。下げたのは三菱UFJ-1.96%・三井住友フィナンシャルグループ-1.51%・みずほ-0.73%のメガバンクで、大型株主導度は-1.41ptの🐜中小型主導。年初来高値更新には秋田銀行・岩手銀行・福井銀行・紀陽銀行・四国銀行・宮崎銀行・北日本銀行と地銀が7行並んでいます。
4位のサービス業-1.05%はベイカレント-5.38%・エムスリー-4.81%と、値下がり率上位に並んだIT・人材が効きました。「銀行業が売られた」と「地銀が売られた」は別で、日銀の9月会合での利上げ観測で買われているのは地銀のほうという、ねじれた形です。
| 順位 | 業種 | 騰落率 | 相対騰落 | コメント |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 水産・農林業 | -1.36% | -1.91pt | 25日累積-4.93・AT-2.34。❄️↓で4営業日続けて下位圏 |
| 2 | 医薬品 | -1.27% | -1.82pt | 中外製薬30%で〈本物〉。中外は年初来安値更新。25日累積+0.18・AT+0.67 |
| 3 | 銀行業 | -1.17% | -1.72pt | 三菱UFJ44%で〈大型主導〉。ただし🐜中小型主導-1.41ptで地銀7行が年初来高値 |
| 4 | サービス業 | -1.05% | -1.60pt | リクルート47%で〈本物〉。25日累積+8.84だがAT-10.23で失速中 |
| 5 | その他製品 | -1.02% | -1.57pt | 任天堂45%で〈本物〉。25日累積+4.30・AT-7.75。🔵↑で流出側へ |
複数日ベースの方向シグナルは流入8業種 対 流出23業種で、表示上の判定は「⚡ 資金集中相場」です。★の新規点灯は5業種(金属製品🟢→、情報・通信業🔥↑、機械🟢↓、電気機器🟢→、空運業🔥↓)で、実践判定は◎最優先が金属製品の1件、△単騎が情報・通信業、残る3業種は×見送りでした。
📖 図の読み方:対TOPIX相対騰落・累積ptの読み方|業種の顔ぶれは 33業種セクターマップ|5日ヒートマップは週報で定点観測しています
テーマ別資金フロー
商社+1.11ptが首位で、素材・製造業サイクル・エネルギーの4テーマが🆙主役化。金融-1.43pt・内需消費-1.56ptが🆘脱落です。
前日と上下がきれいに入れ替わりました。首位は商社+1.11ptで、伊藤忠商事+2.75%・住友商事+2.83%・三菱商事+1.80%と主力が買われています。2位の素材+0.63pt、3位の製造業サイクル+0.52pt、4位のエネルギー+0.51ptを合わせた4テーマがそろって🆙主役化で、原油高と半導体の両方が効いた形です。前日1位だった金融は-1.43ptで9位・🆘脱落、内需消費も-1.56ptで最下位でした。
④先回りアラートでは、素材が代金TOP100に11銘柄・買い主導率73%、製造業サイクルが11銘柄・82%、商社が7銘柄・86%と、大型株の主戦場でも買い主導がはっきりしています。逆に金融は11銘柄で買い主導率0%と、メガバンク中心に売られました。テクノロジーは代金シェア57.6%・買い主導率80%です。
📖 用語:テーマ別資金フローと3対立軸|ローテーション9カテゴリ判定の読み方
3対立軸でみるマクロ文脈
資源軸が+1.32pt、リスク軸が+1.48ptで2日連続プラス。金利軸は-0.69ptで1日でマイナスへ転じました。
| 対立軸 | 本日値 | 連続 | 10日累計 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 金利軸 | -0.69pt | -1日 | +6.78pt | 金融−不動産建設。金融-1.43ptの反落で金利低下局面へ。10日累計はまだ3軸で最大 |
| 資源軸 | +1.32pt | +1日 | +2.57pt | 商社+1.11pt・エネルギー+0.51pt・素材+0.63ptがそろって上げ、資源高の日 |
| リスク軸 | +1.48pt | +2日 | -0.68pt | 製サイ・テクノ・素材−生活防衛。3テーマともプラスで、今回は引き算ではない |
前日のリスク軸プラスは生活防衛-1.51ptの引き算でしたが、今日は製造業サイクル+0.52pt・テクノロジー+0.40pt・素材+0.63ptの3つともプラスで、中身のあるリスクオンです。一方で金利軸は10日累計+6.78ptと3軸で最大を保ちながら、本日は-0.69ptと1日で反転しました。日銀の利上げ観測で円が買われた日に金融が売られるという、少し座りの悪い動きです。11因子のシクリカル−ディフェンシブ差も+1.73%と、C1が±0から+1へ改善しています。
本日の注目銘柄
掲載は3枠。値上がり率も売買代金も半導体が占め、TOP3集中度は33.3%と「集中」の水準に入りました。
値上がり率 TOP3(東証プライム)
首位はソフトバンクグループ+11.22%で、4日に出資先のオープンAIが新型モデル「GPT-6 Astra」の提供開始を発表した流れが続き、2営業日で約24%の上昇です。日経寄与+504円は上げ幅の約4割。TOP20の顔ぶれはサムコ+9.86%・KOKUSAI ELECTRIC+7.64%・レーザーテック+7.26%と半導体製造装置が中心で、米メモリー株高の波及先がはっきり出ました。
| 順位 | 銘柄(コード) | 業種 | 騰落率 | コメント |
|---|---|---|---|---|
| 1 | ソフトバンクグループ(9984) | 情報・通信業 | +11.22% | 代金5,049億円・予想PER44.28倍。GPT-6提供開始の流れが継続。日経寄与+504円 |
| 2 | サムコ(6387) | 機械 | +9.86% | 代金10億円・予想PER38.24倍。半導体製造装置の中小型に物色が広がった |
| 3 | キオクシアホールディングス(285A) | 電気機器 | +9.31% | 代金1兆8,422億円で市場の23%・予想PER8.23倍。米メモリー株高の本命 |
売買代金集中 TOP3(集中度33.3%・前日28.4%)
キオクシア・ソフトバンクグループ・アドバンテストの3銘柄で、東証プライムの売買代金8兆377億円のうち33.3%を占めました。しかも代金の総額は前日から2,905億円減っているので、資金が増えたのではなく偏りだけが強まった形です。買い主導率はTOP20のうち13銘柄が上昇で65%と中立でした。
| 順位 | 銘柄(コード) | 売買代金 | 騰落率 | コメント |
|---|---|---|---|---|
| 1 | キオクシアホールディングス(285A) | 1兆8,422億円 | +9.31% | 2営業日連続の突出首位。単独で市場全体の23% |
| 2 | ソフトバンクグループ(9984) | 5,049億円 | +11.22% | 情報・通信業の業種代金の73%を1銘柄で占める |
| 3 | アドバンテスト(6857) | 3,271億円 | +4.20% | 日経寄与+335円。東京エレクトロン+4.73%も1,619億円で6位 |
最強モメンタム(RSI60以上 × 乖離率+5%以上 × 対TOPIX+1pt以上)
該当15銘柄の顔ぶれが前日から入れ替わりました。前日の証券4社に代わって、今日は伊藤忠商事(RSI82.2)・住友商事・豊田通商の商社と、中国電力・四国電力・沖縄電力の電力が中心です。テーマの🆙主役化と符合しています。ただし過熱スコアは軒並み+4以上の⚠過熱で、フルヤ金属は25日乖離+25.2%と伸びきった位置です。
| 銘柄(コード) | 業種 | RSI | 25日乖離率 | 本日騰落 | 過熱スコア |
|---|---|---|---|---|---|
| 伊藤忠商事(8001) | 卸売業 | 82.2 | +8.6% | +2.75% | +5 ⚠過熱 |
| エス・エム・エス(2175) | サービス業 | 81.7 | +8.8% | +1.99% | +4 ⚠過熱 |
| 中国電力(9504) | 電気・ガス業 | 75.5 | +11.3% | +3.41% | +4 ⚠過熱 |
| フルヤ金属(7826) | 非鉄金属 | 75.5 | +25.2% | +3.93% | +6 ⚠過熱 |
| 日本郵船(9101) | 海運業 | 68.9 | +11.0% | +3.66% | +4 ⚠過熱 |
サブ業種では🔵底打ち候補(強)◎が空調・設備工事と空調の2群で、前日の1群から増えました。🟡押し目反発は該当ゼロ、🔄押し目反転は金価格・貴金属、石油・資源、電炉・特殊鋼の3群。②代金レーダーの🔥本物はプラント・エンジニアリング(代金比1.62倍)の1群でした。
※本欄はその日シグナルが出た枠のみ掲載しています(全7枠の定点観測は週報で)。📖 用語:個別銘柄の過熱スコア|関連:キオクシア(285A)はなぜ動く?・日本の半導体株の見極め方
市場体温計
日々の体温は+1から+2へ1ポイント上昇。値上がり業種が11→17に増えて-1が消え、高温・低温シグナルはどちらも0/4です。
Layer1はプラス点灯が2つ、マイナス点灯はゼロです。日経+・TOPIX+の同方向で+1、代金TOP10の上昇数9/10で+1。前日に-1を取っていた値上がり業種は17/33へ増えて±0に戻りました。ただしプラスを作っているのは指数と大型株の2項目だけで、区分は前日と同じ「☀微熱」、相場の質も「中立」です。
高温シグナルは0/4。騰落レシオ25日は117.67とほぼ横ばい、6日は90.17→80.80へ低下、RSI70超は3.6%、日経25日乖離率は-1.58%→+0.38%とプラスへ転換して25日線を回復しました。低温シグナルも0/4です。指数は大きく動いたのに、体温計の目盛りはほとんど動いていないという日でした。
📖 用語:市場体温計とは|三層スコアの読み方|Layer別の全項目テーブルは週報に掲載しています
本日のマクロ環境
米国は強い雇用統計で3指数そろって下落、VIXは15.02へ上昇。ドル円は日銀の利上げ観測で154.41円と1円97銭の円高です。
早期利上げ観測から米10年債は4.782%へ上昇し、ダウ・ナスダック・S&P500は3指数とも下げました。ただしマイクロン+6.10%・サンディスク+11.90%・KLA+7.32%・マーベル+7.05%とメモリー・製造装置が集中的に買われ、SOXは+3.38%。東京はこの1点だけを受け取った形です。
朝方の156円10銭台から一貫して円高が進みました。円高の日に半導体が買われたのは、為替ではなくメモリー価格の需給で動いているということで、裏を返せばメモリー相場が止まると為替の重さが表に出やすくなります。日経VIは27.19から21.86へ低下しました。
キオクシア1兆8,422億円・ソフトバンクグループ5,049億円・アドバンテスト3,271億円で市場の3分の1です。プライムの売買代金は8兆377億円と前日から2,905億円減っており、上昇比率は50.2%→40.7%へ9.5ポイント低下。指数が2%超上げた日に上昇比率が4割というのは、裾野が伴っていないということです。
📖 関連:米SOXが下がった翌日は日本の半導体も下がるのか(20年データで検証)
明日の注目ポイント
軸は半導体の3日目があるかと、75日線66,798円を上抜けられるかの2点です。週末には米CPIが控えています。
本日の優位シグナル(◎○△×)
★は5業種に増え、◎最優先は金属製品の1件。ただし中身は実質SUMCO1銘柄で、業種として乗る形ではありません。
- ◎ 最優先:金属製品 ── 🟢→・25日累積-1.61pt/5日前比+2.78pt・点灯1日目。◎は検証で翌日+0.19pt・3日後+0.91pt・勝率60%と、3日目まで伸びる唯一の区分です。ただし買い越し比率はトップ1を除くと+79.5%→+19.6%まで落ち、SUMCO+2.66%が業種代金の75%。業種というより1銘柄の動きです。
- △ 単騎:情報・通信業 ── 🔥↑・AS+5.90・AT+3.56ですが、ソフトバンクグループが業種代金の73%でトップ1除外の買い越し比率は-66.2%。同じ業種のSansan-8.44%・ラクス-7.45%・マネーフォワード-7.29%が値下がり率上位に並び、業種としては売られています。
- × 見送り:機械・電気機器・空運業/⏳0件/🔻0件 ── 機械は🟢↓(AS-3.99の↓系)、電気機器は🟢→ながらAT-2.01の失速中、空運業は🔥↓。×は検証で翌日-0.28pt・勝率38.1%と劣後する区分なので、電気機器+1.59pt・機械+1.30ptという見た目では拾いません。継続◎の証券・商品先物業は2日目(本日-1.06pt)で、翌日は⏳圏に入ります。
※◎○の判定は2026/4/23〜8/3の61営業日で事後検証済み(採用分32件:翌日+0.74pt・勝率65.6%)。サンプルは小さく検証は継続中で、有効射程は翌日〜3日です。
3層構造でみる明日のシナリオ
- 資源軸+1.32pt・リスク軸+1.48pt(2日連続)がプラス。金利軸は-0.69ptで1日で反転
- 体温計は+1→+2へ上昇、値上がり業種17/33で-1が消えました。高温0/4・低温0/4は変わらず
- 外部は米3指数安・VIX15.02へ上昇・米10年4.782%、国内は日経VI21.86へ低下・空売り比率39.9%と食い違い
- 商社+1.11pt・素材+0.63pt・製造業サイクル+0.52pt・エネルギー+0.51ptの4テーマが🆙主役化
- 金融-1.43ptが🆘脱落・内需消費-1.56ptが最下位。金融は代金TOP100の11銘柄で買い主導率0%
- テクノロジーは+0.40ptで🆕反転兆候。プラス圏に戻りましたが、まだ市場並みの動き
- 方向シグナルは流入8対流出23で「⚡資金集中相場」。★は5業種に増加し、◎最優先1・△単騎1・×見送り3
- 海運業が25日累積+16.65ptで33業種首位・AT+2.13と加速中ですが、シグナルは🔵のままで★なし
- 銀行業は-1.72ptでメガバンクが下げた一方、地銀7行が年初来高値更新
終値66,399.84円は25日線66,149円を上回り、5日線65,235円も大きく上です。上値抵抗として意識されてきた75日線66,798円まではあと398円で、ここを抜けられるかが焦点。週末の米CPIを控えて戻り待ちの売りも出やすい位置です。
- 期待エリア:◎最優先の金属製品(★1日目・AS-1.61・AT+2.78)。実体はSUMCO+2.66%(業種代金の75%)なので、業種ではなく銘柄として小さく。射程は翌日〜3日です
- 継続性試金石:半導体の3日目があるか(キオクシア・アドバンテスト・東京エレクトロンが3営業日続けて買われ、TOPIXが追随するか)/海運業(25日累積+16.65pt・AT+2.13)が★に転じるか。首位なのに★が付いていないねじれが解消されるかを見ます
- 底打ち待機:サブ業種の🔵底打ち候補(強)◎=空調・設備工事(15日変化+8.00pt)と空調(+5.77pt)の2群。いずれも当日は相対マイナスで買い手はまだです。🔄押し目反転は金価格・貴金属、石油・資源、電炉・特殊鋼の3群
- マクロ材料注視:週末の米CPI(上振れれば金利上昇でハイテクに逆風、下振れれば半導体の戻りが加速)/日銀9月会合をにらんだドル円154円台の行方/WTI原油が91ドル台を保てるか/レイバーデー明けの米国勢のフロー
分岐リスクと警戒トリガー
🌧️ 弱気分岐A:半導体の3日目が来ず、値がさ3銘柄の反動で25日線を再び割る
今日の1,378円高はソフトバンクグループ・アドバンテスト・東京エレクトロンで約1,093円分です。3銘柄が翌日に反転すると、上昇比率40.7%という裾野の薄さでは支え役がおらず、25日線66,149円を割り込みやすくなります。
⚡ 最弱気分岐B:米CPIの上振れで長期金利が反発し、円高も重なって全面安
米10年債は4.782%まで戻しており、CPIが上振れれば5%が視野に入ります。日銀の9月会合をにらんだ円買いと重なると、TOP3で市場の33.3%を占める集中相場は逆回転しやすく、年初来高値30・安値5の裾野が崩れます。
🏆 本日の総合判定(11因子モデル):やや強気(スコア:+1/±11)
- A トレンド:+1 TOPIX+0.55%が+0.5%以上で+1、日経-TOPIX差+1.57ptで+1、グロース-TOPIX差-1.20ptで-1
- B 幅・需給:±0 値上がり業種17/33は±0、新高安差+25(高値30・安値5)は±0、上昇銘柄比率40.7%も±0
- C 勢い:+1 シクリカル−ディフェンシブ+1.73%が+1.0%以上で+1、急増top30平均-0.50%は±0、RSI50超45.1%・RSI70超3.6%は±0
- D 過熱調整:-1 RSI70超3.6%・騰落レシオ25日117.67でブレーキなし、代金TOP3集中度33.3%が30%超で-1
- E マクロ:±0 米国株合算-0.67%は±1%内で±0、VIX15.02は15-25レンジで±0
判定根拠:前営業日の+4(強気)から3ポイント低下し、判定区分は1段階下がりました。プラスを作ったのはA1(TOPIXが+0.5%以上)とC1(シクリカル−ディフェンシブ差)の2つで、どちらも「原油高で海運・石油・商社が広く買われた」ことの反映です。指数を持ち上げた半導体はA2に出ていますが、同時にA3(グロース−TOPIX差-1.20pt)でマイナスを取っています。D2の資金集中度が33.3%で30%を超えて-1、E群は前日の+2から±0へ低下しました。総合判定は今日の日本株を要約した数字であり、明日の予測ではありません。










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