【2026/4/17】日本株 半導体主導で全面安|値上がり業種4/33・弱気-4

日本株 市場資金フローレポート 2026/04/17 弱気 サービス業最強 非鉄金属最弱

【4/17】日本株 半導体主導の全面安|値上がり業種4/33と需給急変、弱気判定-4

本日の日本株市場は、キオクシア-9.86%・フジクラ-3.18%・アドバンテスト-2.64%と売買代金上位の半導体関連が軒並み急落し、日経平均-1.75%・TOPIX-1.41%の大幅反落となりました。値上がり業種はわずか4/33と、前日の歴史的高値更新から一転して全面安の展開となっています。ただしグロース250は-0.09%とTOPIX比+1.32pt優位で踏みとどまっており、中小型グロースへの避難シフトも確認できます。

📌 本日の3行まとめ
  • 半導体主導で全面安、日経-1.75%・TOPIX-1.41%の大幅反落。値上がり業種は4/33のみに激減しています。
  • サービス業+1.24%・その他製品+1.08%が例外的にプラス圏を維持、一方で非鉄金属-2.98%・金属製品-2.72%が大きく売られました。
  • 総合判定は弱気(スコア-4)となり、過熱ブレーキと資金集中リスクのD群で-3点が点灯しています。

📊 マーケットサマリー

指標終値前日比ステータス
日経平均58,475.90円-1.75%急騰後の反落
TOPIX3,760.81-1.41%大幅下落
グロース250790.28-0.09%相対的に底堅く推移
ドル円159.40円+0.34%やや円安進行
米10年金利4.315%+1.15%上昇(グロースに逆風)
VIX17.95-1.27%中立圏で警戒緩和
NYダウ48,578.72+0.24%底堅い推移
ナスダック24,102.70+0.36%史上最高値更新継続
WTI原油90.09$-4.87%急落(資源株に打撃)
騰落レシオ25日108.54+4.58やや過熱圏

🏭 業種別 資金フロー分析

📐対TOPIX相対の見方 各業種の騰落率からTOPIX(-1.41%)を引いた値です。プラスなら市場平均より強い(資金が集まっている)、マイナスなら市場平均より弱い(資金が逃げている)ことを示します。本日のようにTOPIXが-1.41%と大幅安の局面では、対TOPIX相対がプラスの業種が「下落相場での避難先」といえます。

本日は、前日の全面高(値上がり24/33業種)から一転して値上がり業種が4/33に激減しました。シクリカル平均-1.13%・ディフェンシブ平均-0.97%と、景気敏感・内需防衛の両サイドがそろって下落しており、方向感のない全面売りの展開となっています。一方で、グロース(IT)は+0.32%とプラス圏を維持し、対TOPIX相対で+1.73ptの優位性を示しました。つまり、下落相場での消去法的な「避難先」として中小型グロースが選ばれた構図です。

また、バリュー(金融)は-1.69%と米10年金利4.315%への上昇にもかかわらず軟調となりました。一般に金利上昇は銀行株にプラス要因ですが、本日は全面売りの地合いに飲み込まれた形です。そのうえで、絶対騰落率でプラスとなったのはサービス業・その他製品・鉱業・繊維製品のわずか4業種のみでした。これら4業種は後述する値上がりTOP5で詳しく取り上げます。

加えて、売買代金TOP3の市場シェアが34.1%に達しており、キオクシア・フジクラ・アドバンテストの大型3銘柄への資金集中度は警戒水準を超えています。つまり、相場の下落は幅広いセクター要因ではなく、一部大型銘柄の売り圧力が主因という構造が浮かび上がりました。

業種別騰落率対TOPIX相対33業種 2026/04/17 サービス業最強 非鉄金属最弱 紫帯で対TOPIX表示

📈 値上がり業種 TOP5

順位業種名騰落率対TOPIX相対コメント
1サービス業+1.24%+2.65pt全面安の中で唯一の独歩高。ベイカレント+6.00%などが牽引しました。
2その他製品+1.08%+2.49pt任天堂+3.50%が下支え。消費財・雑貨系への避難資金が集まりました。
3鉱業+0.48%+1.89pt連日最下位から反発。ただしWTI原油-4.87%の中で反発力は限定的です。
4繊維製品+0.01%+1.42pt辛うじてプラス圏維持。相対的な底堅さを示しました。
5海運業-0.15%+1.26pt小幅マイナスでも市場平均を大きく上回りました。

📉 値下がり業種 TOP5

順位業種名騰落率対TOPIX相対コメント
1非鉄金属-2.98%-1.57ptフジクラ-3.18%・住友金属鉱山-7.89%が大きく売られました。前日の急騰(+4.29%)から一転の急落です。
2金属製品-2.72%-1.31ptSUMCO-9.99%のストップ安級下落が全体を押し下げました。
3証券・商品先物業-2.52%-1.11ptリスクオフの中で株式売買ビジネス関連に売り圧力が集まりました。
4機械-2.36%-0.95pt三菱重工業-4.38%・ディスコなど製造業設備関連に売りが波及しました。
5卸売業-2.18%-0.77pt三菱商事-2.06%・三井物産-2.25%と総合商社が軟調でした。累積ランキングでも33位と最下位です。

下のヒートマップで、過去6営業日の対TOPIX相対推移をご確認ください。情報・通信業が累積+5.62ptで1位を維持している一方、卸売業が-6.43ptで最下位となっており、ローテーションの方向性が可視化されています。

業種別対TOPIX相対ヒートマップ 2026/04/10-04/17 6日分 情報・通信業が累積1位

🌊 テーマ別資金フロー

📐テーマ別平均騰落率の見方 各テーマに分類した銘柄の騰落率を単純平均したものが「平均騰落率」です(売買代金加重なし)。そこからTOPIX(-1.41%)を引いた値が「対TOPIX相対」で、テーマとして市場平均より強いか弱いかを示します。対TOPIX相対+2pt以上を◎大量流入、+0〜+2ptを○流入、-1pt以下を✕大幅流出と判定しています。

本日のテーマランキングでは、内需消費が対TOPIX相対+1.25ptで最強となりました。サービス業+2.65ptが牽引役です。一方、製造業サイクルが-0.96ptで最弱となり、半導体・非鉄金属への売り圧力が反映されました。そのうえで、10テーマ中6テーマが対TOPIX相対プラス圏にあり、下落相場でも相対強弱のコントラストは明確に出ています。

🥇 1. 内需消費 +1.25pt 🔥 流入

小売業・食料品・サービス業で構成。サービス業が大幅に市場平均を上回り、テーマ全体を牽引しました。小売業は伸び悩みで混在しています。

🥈 2. 輸送・物流 +0.75pt 🔥 流入

輸送用機器・陸運業・海運業で構成。海運業が市場平均を上回り、輸送用機器はわずかにプラス相対と混在しています。

🥉 3. ディフェンシブ +0.48pt → 中立

医薬品・食料品・水産農林業で構成。水産農林業が市場平均をやや上回りました。リスクオフの局面で相対優位を確保しています。

4. エネルギー +0.39pt → 中立

鉱業・石油石炭・電気ガスで構成。鉱業は連日最下位から反発しましたが、WTI原油-4.87%急落で石油・石炭は苦戦しました。

5. AI・半導体 -0.11pt → 中立

情報・通信業・電気機器・精密機器で構成。情報・通信業は市場平均を上回りましたが、電気機器・精密機器は売られ、拮抗となりました。

6. 素材 -0.19pt → 中立

鉄鋼・非鉄金属・化学で構成。化学がプラス相対を確保した一方、非鉄金属は大きく売られ、テーマとしては拮抗です。

7. 不動産・建設 -0.36pt → 中立

不動産業・建設業で構成。建設業は安値更新8銘柄と年初来安値が集中する需給悪化の業種となりました。

8. 金融 -0.45pt → 中立

銀行業・保険業・証券で構成。保険業がわずかに市場平均を上回った一方、証券は大幅アンダーパフォームで拮抗しました。

9. 商社 -0.77pt 💧 流出

卸売業の単独テーマ。三菱商事・三井物産ともに大きく売られ、累積ランキングでも最下位の33位となっています。

🔻 10. 製造業サイクル -0.96pt 💧 流出

機械・電気機器・非鉄金属で構成。非鉄金属が大幅アンダーパフォームとなり、前日のけん引役から一転しての流出です。

なお、本日の相場は「内需消費・輸送物流」のプラスと「製造業サイクル・商社」のマイナスという、外需系から内需系への資金移動が読み取れます。ただしプラス側のテーマでも絶対騰落率ではサービス業+1.24%のみが明確なプラスとなっており、「買われた」というより「下げにくかった」業種が避難先となった構図です。

テーマ別資金フロー対TOPIX相対 2026/04/17 内需消費+1.25ptが最強 製造業サイクル-0.96ptが最弱

🔄 資金ローテーション分析

📐ローテーション軸の差分の見方 各カテゴリは複数の東証業種を束ねたグループです。グループ内の業種騰落率を単純平均し、2つのグループの差を取っています。差分がプラスなら前者が強い、マイナスなら後者が強いことを示します。±1%以上の開きがあるときは、ローテーションのトレンドとして信頼度が高くなります。
  • シクリカル vs ディフェンシブ:非鉄・機械・電気機器・化学の平均 − 医薬品・食料品・電気ガスの平均
  • グロース vs バリュー:情報通信・サービス・精密機器の平均 − 銀行・保険・証券の平均
  • 内需 vs 外需(商社):小売・建設・不動産の平均 − 卸売業(商社)の平均

本日は、シクリカル-ディフェンシブ差が-0.16%と、前日の+1.72%から-1.88ptの急変動となりました。つまり、前日のリスクオン・製造業サイクル強気の流れが完全に剥げ落ち、中立寄りに振れたことを示しています。一方で、グロース-バリュー差は+2.01%と明確にグロース優勢が確認でき、下落相場での避難先としてIT・中小型グロースへの資金流入が続いています。

ローテーション軸差分(本日)前日トレンド判定
シクリカル vs ディフェンシブ-0.16%+1.72%中立→(急変動・リスクオフ寄り)
グロース(IT) vs バリュー(金融)+2.01%+0.45%グロース強(明確に加速)
シクリカル vs グロース(IT)-1.45%+0.41%グロース優勢(逆転)
内需 vs 外需(商社)+0.75%-2.37%内需優勢(明確な転換)

⭐ 本日の注目銘柄

🚀 値上がり率 TOP3

銘柄名業種騰落率売買代金注目ポイント
旭ダイヤモンド工業機械+11.84%79億円⚡ 製造業設備。対TOPIX+13.25ptと大幅超過、全面安の中で独歩高
SHIFT情報・通信業+11.81%160億円⚡ IT・ソフトウェア。対TOPIX+13.22pt、グロース避難先の象徴銘柄
日置電機電気機器+9.97%80億円⚡ 半導体・電子部品。対TOPIX+11.38pt、信用倍率0.36で踏み上げ候補

💰 売買代金集中 TOP3(市場シェア34.1%)

銘柄名業種騰落率売買代金注目ポイント
キオクシアホールディングス電気機器-9.86%1兆3,893億円🔹 半導体急落の主役。単独で市場シェアの大半を占めました
フジクラ非鉄金属-3.18%2,906億円🔹 非鉄金属セクター下落の象徴銘柄
アドバンテスト電気機器-2.64%2,854億円🔹 半導体関連、3銘柄で集中度34.1%の警戒水準

売買代金TOP3がすべて値下がりとなり、かつ大型3銘柄で市場シェアの34.1%を占めるという「幅なき下げ」の構造が確認できます。つまり、相場全体の下落は、一部大型銘柄の売りが指数を押し下げた面が強いといえます。

最強モメンタム上位(RSI≥60 かつ 乖離率≥+5% かつ 対TOPIX+1pt以上)

📐過熱スコアの見方 RSI・サイコロジカルライン・乖離率・出来高倍率・信用倍率の5指標をそれぞれ-2〜+2点で採点し、合計した値です(合計範囲:-10〜+10点)。スコアが高いほど短期的な買われすぎを示します。目安として、+5以上(⚠過熱)は急騰後の反落リスクに注意が必要です。+3〜4(△やや強)はトレンド継続の確認をしながらの押し目狙いに適しています。0以下(→中立・○やや冷)は過熱感がなく、追いかけやすい局面といえます。

下落相場の中でも業種トレンドが強く、個別モメンタムが維持されている銘柄です。トレンドフォロー戦略の参考になりますが、過熱スコア+5以上の銘柄は反落リスクに注意してください。

銘柄名コードRSI乖離率対TOPIX過熱スコア判定
アイモバイル653594.38+10.8%+2.65pt+7⚠⚠強過熱
ベイカレント653272.22+20.3%+2.65pt+8⚠⚠強過熱
TSI HLDG360890.08+26.1%+1.42pt+7⚠⚠強過熱
バリューコマース249183.70+8.2%+2.65pt+5⚠過熱
カーブスHLDG708580.85+12.8%+2.65pt+5⚠過熱

高値更新×業種強し(本日年初来高値更新 かつ 業種対TOPIX+1pt以上)

📐高値更新×業種強しの見方 本日に年初来高値を更新した銘柄のうち、所属業種の対TOPIX相対が+1pt以上の業種に属するものを抽出しています。個別銘柄の上昇と業種トレンドの両方が揃った、最も確度の高いシグナルです。前日比率の高い順に並べています。

下落相場でも高値更新できた銘柄は、業種トレンドと個別モメンタムの二重確認が取れた有力候補です。ただし過熱スコアが高い銘柄は利益確定売りに注意が必要となります。

銘柄名コード業種騰落率対TOPIX過熱スコア判定
ダイセキ9793サービス業+2.03%+2.65pt+4△やや強
アイモバイル6535サービス業+1.98%+2.65pt+7⚠⚠強過熱
カナモト9678サービス業+1.33%+2.65pt+1○やや強
MARUWA5344ガラス・土石製品+0.43%+1.14pt+3△やや強
カーブスHLDG7085サービス業-0.67%+2.65pt+5⚠過熱

売られすぎ反転候補(RSI≤35 かつ 乖離率≤-5% かつ 出来高倍率≥1.5倍)

📐売られすぎ反転候補の見方 売られすぎの状態(RSI≤35・移動平均からの乖離率が-5%以下)にありながら、出来高が急増(25日平均の1.5倍以上)している銘柄を抽出しています。底値圏で大口の買いが入り始めているサインとして注目します。RSIの低い順(最も売られすぎ順)に並べています。逆張り・底値拾い向けの参考情報です。

大型小売のツルハHDがRSI22と異常な売られすぎ圏にあります。出来高も急増しており、底値圏での買い意欲の兆しがうかがえます。ただし逆張りは含み損リスクも伴うため、分散投資と資金管理が重要となります。

銘柄名コードRSI乖離率出来高倍率騰落率過熱スコア
ホットランドHLDG319614.07-10.6%3.37倍+0.69%-2
ツルハHLDG339122.23-11.8%1.87倍+2.10%-1
ディップ237922.82-11.4%1.97倍-0.33%-2
サイゼリヤ758123.95-16.7%2.60倍+0.38%0
タマホーム141926.90-8.7%1.99倍+0.70%-4

踏み上げ候補(信用倍率≤1.0 かつ 前日比+2%以上)

📐踏み上げ候補の見方 信用倍率が1.0倍以下(空売りが買い残を上回る)の状態で、株価が前日比+2%以上の上昇となっている銘柄を抽出しています。空売り残高が多い中での株価上昇は、売り方の損切り(ショートカバー)を誘発しやすく、急騰に発展しやすいパターンです。信用倍率の低い順(空売り比率が高い順)に並べています。

本日は全面安の中でも踏み上げ条件を満たした銘柄が4銘柄あります。日置電機は信用倍率0.36と空売りが非常に多い状態での+8.84%上昇で、典型的な踏み上げパターンです。

銘柄名コード信用倍率騰落率対TOPIX過熱スコア
日置電機68660.36+8.84%-0.37pt+5
ケーズHLDG82820.46+3.12%+0.51pt+2
三陽商会80110.75+2.14%+1.42pt0
オロ39830.86+4.42%+0.81pt+3

勝ち組セクターの中核株(上昇業種×時価総額×割安)

📐勝ち組セクターの中核株の見方 相場全体のトレンドが強い業種(業種の累積対TOPIX相対が+2pt以上)の中から、時価総額が大きく(業種の中核銘柄)、個別株の上昇基調も確認でき(RSI≥50・乖離率≥0%)、予想PERが同業種内で割安(中央値以下)の銘柄を抽出しています。業種トレンド・規模・割安度の3条件が揃った、トップダウン方式での買い候補です。時価総額の大きい順に並べています。中長期の順張り戦略の参考情報です。

累積で強い情報・通信業・電気機器・非鉄金属の3業種から、大型かつ割安な中核株を抽出しました。本日は全面安ですが、累積の業種トレンドは依然として強く、押し目買いの候補となり得ます。

銘柄名コード業種騰落率予想PER時価総額過熱スコア
ソフトバンクグループ9984情報・通信業-2.38%4.61258,575億円+6
日立製作所6501電気機器-0.29%30.53233,899億円+5
ソニーグループ6758電気機器+0.62%17.75208,786億円+3
三菱電機6503電気機器-2.23%32.97122,545億円+6
ソフトバンク9434情報・通信業+1.08%19.68107,571億円+3

負け組セクターの中核株(下落業種×時価総額×割高)

📐負け組セクターの中核株の見方 相場全体のトレンドが弱い業種(業種の累積対TOPIX相対が-2pt以下)の中から、時価総額が大きく(業種の中核銘柄)、個別株の下落基調も確認でき(RSI≤50・乖離率≤0%)、予想PERが同業種内で割高(中央値以上)の銘柄を抽出しています。業種トレンド・規模・割高度の3条件が揃った、トップダウン方式での警戒・売り候補です。時価総額の大きい順に並べています。ポジション縮小や空売り戦略の参考情報です。

累積で弱い卸売業・機械・医薬品などの中核株を抽出しました。特に卸売業の累積-6.43ptは最下位水準であり、三菱商事・三井物産は短期的な反発を待つか、ポジション縮小を検討する局面です。

銘柄名コード業種騰落率予想PER時価総額過熱スコア
三菱商事 ※関連市況確認要8058卸売業-2.06%25.18199,512億円-3
三井物産 ※関連市況確認要8031卸売業-2.25%20.05166,151億円-2
三菱重工業7011機械-3.89%56.47147,462億円+1
中外製薬4519医薬品-2.46%28.33140,185億円+1
日本たばこ産業2914食料品-0.74%18.06116,000億円-2

🌡 先行指標分析(市場体温計)

東証プライム全1,540銘柄のスクリーニングデータをもとに、市場全体のセンチメントを可視化しています。本日はRSI70超の比率が24.5%に達し、20%の警戒水準を超えました。前日の急騰(+8スコア)の余熱で過熱ブレーキが点灯した状態です。

指標名本日値警戒水準状態
RSI70超(過熱比率)24.5%20%超で天井警戒⚠ 過熱
RSI30以下(売られすぎ比率)1.8%15%超で底値警戒→ 正常
RSI50以上(上昇勢い維持比率)75.3%60%超で強気相場↑ 強気相場
乖離率+10%超7.9%15%超で過熱警戒→ 正常
上昇銘柄比率34.5%30%以下で底値→ 正常(基準ライン割れ)
新高値/新安値比率1.481以下=要注意→ 正常(低下)
騰落レシオ 25日108.54120超=過熱→ 正常(やや過熱圏接近)

天底スコアは「天井スコア2/4(警戒)」「底値スコア0/4(下値余地あり)」となっています。つまり、短期的には過熱警戒と底値探索のいずれにも偏らない中間領域ですが、RSI70超比率24.5%と新高値/安値比率の1.48への急低下が気になる兆候です。前日の+8スコアから本日-4スコアへの-12pt変動は、相場が転換点に差しかかっている可能性を示唆しています。

年初来高値安値更新業種別 2026/04/17 高値43銘柄 安値29銘柄 建設業8銘柄安値集中が警戒ポイント

🌏 本日のマクロ環境

【半導体主導の反落】★★★ 重要
キオクシア-9.86%・フジクラ-3.18%・アドバンテスト-2.64%で売買代金TOP3すべて下落し、集中度34.1%。値上がり業種は4/33(サービス業+1.24%・その他製品+1.08%・鉱業+0.48%・繊維製品+0.01%)のみで全面安の展開となりました。WTI原油は90.09ドルで-4.87%急落、米10年金利は4.315%に上昇とグロース株にとって相反するマクロ環境です。
【値上がり業種4/33・シクリカル-ディフェンシブ差-1.71%】★★★ 重要
前日+1.72%から急反転し、リスクオフ色が強まりました。製造業3業種(非鉄-2.98%・機械-2.36%・電機-1.78%)が揃って下落し、前日の急騰の反動色が鮮明です。
📢
【VIX17.95で中立維持・ドル円159.40円】★★ 注目
米国株は底堅く(ナスダック+0.36%・S&P500+0.35%で最高値更新継続)、VIXも中立圏ですが、日本株は独歩安。これは外部要因ではなく国内の需給悪化が主因であることを示しています。
【鉱業・非鉄金属が連日弱い】★★ 警戒
WTI原油90.09ドルと-4.87%急落で、資源関連銘柄への売り圧力が継続しています。ただし本日は鉱業が連日最下位から+0.48%と小反発しており、下げ止まりの兆しも見えます。

🔮 明日の注目ポイント

📌 明日の注目セクター分類
  • 🟢 継続流入最有力セクター:情報・通信業(グロース逆行上昇、対TOPIX+0.81pt継続)
  • 🟢 新規流入期待セクター:繊維製品・空運業(前日対比で改善、反発候補)
  • 🟡 様子見セクター:銀行業(金利上昇期待あるも本日は軟調、明日の反発有無が焦点)
  • 🔴 流出警戒:半導体関連・鉱業(キオクシアの底打ちシグナル待ち、鉱業は連日最下位からの反発持続性)

✅ 先回りチェックリスト

📐チェックリストの見方 各項目は過去の相場パターンをもとに設定したしきい値です。複数の○が重なるほど、翌日の資金流入確率が高まる傾向があります。単独の項目では判断せず、複数項目の組み合わせで総合判断することをお勧めします。
  • シクリカル-ディフェンシブ差 +1%以上:リスクオンの地合いが明確です
  • 非鉄・機械・電気機器の3業種同時上昇:製造業全体にサイクルが波及しているサインです
  • 年初来安値銘柄数の減少:需給環境の改善サインです
チェック項目本日値判定コメント
売買代金が5日平均の1.2倍超の業種数(3業種以上=強い資金流入)機械・電気機器・情報通信(3業種)急増銘柄は3業種に集中、集中度やや低下
値上がり業種数(20以上=全面高)4/33前日24業種から大幅減少、全面安
シクリカル-ディフェンシブ差(+1%以上=リスクオン)-0.16%中立寄り、シクリカル・ディフェンシブとも軟調
非鉄・機械・電気機器の3業種同時上昇3業種すべて下落前日の急騰から全面反落
IT・サービス業の株価上昇(売られすぎ反転)情通-0.60%・サービス+1.24%グロース(IT)テーマは対TOPIX相対+1.73ptで底堅さ維持
年初来高値更新5銘柄以上の業種電機8・食料品/小売/卸売/情通各4高値43銘柄と分散、特定業種への集中は薄め
年初来安値30銘柄以下29銘柄建設業8・サービス5が目立つが全体水準は低い
銀行・保険のプラス(金利上昇期待)銀行-1.69%・保険-1.36%米10年金利4.315%上昇にもかかわらず軟調
円安(輸出プラス)・原油安(コスト減)159.40円・WTI90.09$円安はプラスだが原油急落は資源株に打撃
グロース250がTOPIXをアウトパフォーム+1.32pt超過下落相場での相対的底堅さ継続

🎭 翌日のシナリオ分析

🌞 シナリオA(強気)

半導体関連の売りが一巡し、キオクシアが底打ち反発。情報・通信業が連日のアウトパフォームを継続し、押し目買いが製造業サイクルに広がる展開。前日の急騰分の調整終了が確認できれば、値上がり業種数が15以上に回復する可能性があります。米PCE発表で金利上昇が一服すれば、グロース株に追い風となります。

🌧 シナリオB(弱気)

半導体関連の売りが止まらず、フジクラ・アドバンテストへの売り圧力が継続。騰落レシオが120超に達し過熱警戒が本格化、安値更新銘柄が40超に拡大する展開。米10年金利が4.4%超に上昇すればグロース株にも売りが波及し、値上がり業種数が一桁台に留まるリスクがあります。

🏆 本日の総合判定:弱気(スコア:-4/11)

スコア内訳:

  • A トレンド:+0/3(TOPIX-1.41%で-1点、日経-0.34pt劣後で0点、グロース+1.32pt優位で+1点)
  • B 幅・需給:-2/3(値上がり4/33業種で-1点、上昇銘柄比率34.5%で-1点、新高値-新安値スプレッド+14で0点)
  • C 内部エネルギー:+1/3(急増銘柄平均+2.40%で+1点、シクリカル-ディフェンシブ差-0.16%で0点、RSI健全度0点)
  • D 過熱調整:-3(⚠過熱ブレーキ-2点:RSI70+=24.5%が20%超で点灯/⚠資金集中リスク-1点:売買代金TOP3=34.1%が30%超で点灯)
  • E マクロ:+0/2(VIX17.95は中立圏で0点、米国株合算+0.71%は±1%範囲で0点)

判定根拠:A・B・C群でC群のみプラス・残りは中立以下という構造弱さに加え、D群で過熱ブレーキと資金集中リスクの両方が点灯し-3点の大きなマイナスとなりました。前日の+8(強気・リスクオン)から-12ptの急変動で、値上がり業種わずか4/33の全面安が弱気判定の核心です。ただしグロース250が対TOPIX+1.32pt優位で相対的底堅さを示し、急増銘柄平均+2.40%で個別モメンタムは一部残存しており、ファンダメンタル悪化というよりはテクニカル調整局面と解釈できます。

一言まとめ:⚠ 半導体主導の反落。値上がり業種4/33と売買代金TOP3集中34.1%が示す「幅なき下げ」の構造です。キオクシア-9.86%・フジクラ-3.18%・アドバンテスト-2.64%が相場を押し下げ、前日の急騰(+8)から-12ptの急変動となりました。ただしグロース250が対TOPIX+1.32pt超過で相対優位、急増銘柄TOP30平均+2.40%で個別モメンタムも残存しており、来週の方向性確認を待つ段階です。

翌日注目:情報・通信業(グロース逆行継続か)/ 繊維製品・空運業(反発候補の追随有無)/ 半導体関連(キオクシア底打ちシグナル。米PCE発表も要注目)

【免責事項】本記事は、特定の投資行動を推奨するものではなく、情報提供を目的としたものです。記載された数値・判定は執筆時点の集計データに基づいており、将来の成果を保証するものではありません。投資判断は、ご自身の責任と判断において行ってください。記事内の情報の正確性には万全を期しておりますが、その内容を保証するものではなく、当方はこれにより生じたいかなる損害についても責任を負いません。

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