今日の日本株|2026年7月17日の市場資金フロー|半導体総崩れで日経-4.03%・約2,700円安の全面安、金融にも波及。海運・医薬など内需は連日逆行高
今日の日本株は、寄り付きからほぼ一本調子で売られ、日経平均が-4.03%(64,140.90円)と約2,700円安の急落になりました。下げ幅としては歴代5位クラスの大きさです。前日に続いて震源は値がさ半導体で、キオクシア-16.10%・SUMCO-15.17%・太陽誘電-11.90%・SCREEN-12.04%と主力がそろって二桁安になりました。前夜の米国市場でナスダックが-1.47%と軟調だった流れを、そのまま引き継いだ格好です。ただ今日の特徴は、昨日は逃げ場だった銀行-4.86%・証券-4.82%や機械-4.32%にまで売りが広がったこと。半導体固有の調整から、換金売りが業種をまたいで広がった1日でした。その中でも海運+2.30%・医薬品+1.23%・食料品+1.00%といった内需・ディフェンシブは連日の逆行高で、資金の逃げ場としての底堅さは保たれています。
7/16 に私が立てたシナリオが、本日どうなったかを最初に振り返っておきます。方向は、また外しました。ただ、置いておいた守りがどう効いたか、そしてどこに読みの穴があったかまで、隠さず並べます。
- ❌ 外れメインシナリオ「全体のリスクオフには至らず、半導体の下げ止まりが鍵」は外しました。半導体は下げ止まるどころかキオクシア-16.10%と2日連続の総崩れ。日経-4.03%は前日の下げをさらに上回り、「至らず」とした全体安に一歩近づきました。方向観そのものは、はっきり外れです。
- ⭕ 的中期待エリアに置いた内需・ディフェンシブは読み通りでした。本日は海運+2.30%・医薬品+1.23%・食料品+1.00%・小売+0.77%と連日の逆行高。サイゼリヤ+12.09%が再び値上がり率トップで、受け皿の底堅さは続いています。
- ⭕ 的中底打ち確認に置いた「半導体は下げ止まりまで逆張り見送り」は、2日連続で正解でした。震源の半導体はSUMCO-15.17%・太陽誘電-11.90%とさらに急落。今日も「見送っていて助かった」形で、守りの判断は当たりました。
- ➖ 不発弱気分岐A・Bの警戒トリガー(上昇比率20%割れ/新安値急増/VIX20超/ドル円160円割れ)は、いずれも不発でした。本日は上昇比率28.9%・新高安+14・VIX18.37・ドル円162.41。下げは重くても、breadthの崩壊やパニックの数値までは届いていません。
総括:方向(下げ止まり・全体安回避)は、また外しました。ただ、①内需・ディフェンシブの受け皿を連日当て、②震源の半導体を「見送り」に置いた守りが2日効いたことは、フレームワークが機能した部分です。反省点ははっきりしています——下げは深まったのに警戒トリガーが不発だった=「breadthやVIXが崩れる前に、値がさと金融が連鎖して深く沈む」パターンを、トリガー設計が拾えていなかったのです。この”指数寄与の大きい業種の連鎖”を、明日以降の警戒条件に加えます。信頼度を「中」に抑えていた慎重さだけは、今日も助けになりました。
本日の市場サマリー
2日連続の急落で日経は約2,700円安。下げは半導体から金融・機械へ広がり、逃げ場は内需・ディフェンシブと海運に絞られました。
業種別資金フロー分析
下位は半導体・非鉄に加えて銀行・証券・機械まで拡大。上位は海運・医薬・食料など内需・ディフェンシブという、明確な二極です。
値上がり業種 TOP5
値上がりは33業種のうち12。全面安の中で逆行高の先頭は海運業+2.30%(相対+5.02pt)で、川崎汽船+3.03%・日本郵船+3.00%が牽引しました。2位医薬品+1.23%、3位水産・農林業+1.03%、4位食料品+1.00%、5位小売業+0.77%と、上位は景気に左右されにくいディフェンシブと内需が並びます。半導体売りから逃げた資金が、業績や配当の安定した業種へ回った並びですね。
| 順位 | 業種 | 騰落率 | 相対騰落 | コメント |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 海運業 | +2.30% | +5.02pt | 川崎汽船+3.03%・日本郵船+3.00%が牽引。逆行高の先頭で強さ順位1位 |
| 2 | 医薬品 | +1.23% | +3.95pt | 小野薬品+3.37%等。ディフェンシブの受け皿として連日の買い |
| 3 | 水産・農林業 | +1.03% | +3.75pt | 内需の安定業種。全面安でも数少ない上昇組 |
| 4 | 食料品 | +1.00% | +3.72pt | ニチレイ+5.38%が急伸。生活防衛テーマの中核 |
| 5 | 小売業 | +0.77% | +3.49pt | サイゼリヤ+12.09%(好業績観測)が牽引。内需消費の主役 |
値下がり業種 TOP5
下落は21業種。最弱は非鉄金属-6.30%(相対-3.58pt)で、フジクラ-6.07%など電線・半導体材料がそろって続落しました。続いて金属製品-5.60%(SUMCO-15.17%)、電気機器-5.30%(キオクシア・東エレク)、ガラス・土石製品-5.05%と、半導体・半導体材料が下位を占めます。注目したいのは5位の銀行業-4.86%で、昨日まで底堅かった金融まで下げに巻き込まれた点。証券-4.82%・機械-4.32%も含め、下げの裾野が明らかに広がりました。
| 順位 | 業種 | 騰落率 | 相対騰落 | コメント |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 非鉄金属 | -6.30% | -3.58pt | フジクラ-6.07%等。2日連続の最下位で強さ順位33位 |
| 2 | 金属製品 | -5.60% | -2.88pt | SUMCO-15.17%が急落。半導体材料の総崩れ |
| 3 | 電気機器 | -5.30% | -2.58pt | キオクシア-16.10%・東エレク-8.17%・レーザーテック-9.66%が震源 |
| 4 | ガラス・土石製品 | -5.05% | -2.33pt | 日本特殊陶業等。半導体材料の連れ安 |
| 5 | 銀行業 | -4.86% | -2.14pt | 三菱UFJ-4.30%・みずほ-6.04%。昨日の逃げ場が一転して波及先に |
方向シグナル(5項目スコア)では相対流入23業種 vs 流出7業種と、対TOPIX相対ではむしろ買いが優勢に見えます。TOPIXが-2.72%下げたぶん、それより下げ渋った業種の多くが相対プラスに浮いたためで、これは「23業種が上がった」ではなく「TOPIXより下げ渋った順」だという点は押さえておきたいところです。参考までに、業界標準の2軸で見るとシクリカル-ディフェンシブ差は-0.37%、グロース-バリュー差は+0.28%で、いずれも小幅。今日の下げは景気敏感対ディフェンシブという構図以上に、指数寄与の大きい値がさ半導体と金融の絶対値の下げが主導した色が濃い、と見ています。
📖 図の読み方:対TOPIX相対騰落・累積ptの読み方|業種フローの詳細と5日ヒートマップは週報で定点観測しています
テーマ別資金フロー
相対では輸送・物流が首位、内需消費・生活防衛が続く。金融が脱落・素材が底打ち兆候という、リスクオフ2日目の並びです。
首位の輸送・物流+3.69ptは海運+5.02ptが牽引し、🔥🔥強流入で継続強。2位内需消費+3.36pt(小売+3.49pt)、3位生活防衛+3.19pt(医薬品+3.95pt)と、ディフェンシブ・内需の3テーマがそろって連続+2日の強流入です。逆に注目は最下位の金融-0.92ptで、🆘脱落へ転落しました。昨日まで買われていた銀行・証券が本日は下げの中心に回った格好です。素材-0.19ptは🔄底打ち兆候ですが、これは非鉄が下げすぎて3日トレンドが相対的に上向いただけで、絶対値ではまだ最弱グループ。今日は「内需・海運が受け皿、金融が新たな売られ役」という、防御ローテーションのさらに一歩進んだ形だと見ています。
📖 用語:テーマ別資金フローと3対立軸|ローテーション9カテゴリ判定の読み方
3対立軸でみるマクロ文脈
3対立軸は2日連続でそろってマイナス。マクロは明確にリスクオフ・金利低下・資源安へ振れ続けています。
| 対立軸 | 本日値 | 連続 | 10日累計 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 金利軸 | -1.94pt | -2日 | +3.87pt | 金融−不動産建設。銀行・証券の急落で金利低下局面。10日累計はまだプラス圏 |
| 資源軸 | -2.87pt | -2日 | -3.14pt | 資源安。非鉄の続落で資源全体が失速し、内需・輸送に明確に劣後 |
| リスク軸 | -3.13pt | -2日 | -6.23pt | 半導体・素材が生活防衛に大敗。リスクオフが2日連続で深まる |
ポイントは3対立軸そろって2日連続マイナス=リスクオフが継続していることです。とりわけリスク軸-3.13ptは、半導体・素材といった景気敏感がディフェンシブに大きく負けたことを映しています。金利軸-1.94ptも、昨日までの主役だった金融(銀行・証券)が急落したことで、2日連続の低下局面に入りました。ただ金利軸の10日累計は+3.87ptとまだプラス圏で、金融の地力そのものが崩れたとまでは言えません。今日の3軸悪化は、値がさ半導体の需給調整が金融・機械まで波及した「換金売りの広がり」を反映した色が濃い、と見ています。
本日の注目銘柄
今日シグナルが出たのは「値上がり率」「売買代金集中」「勝ち組と負け組のねじれ」の3枠。キオクシア1社で市場の約2割という半導体集中が、今日も核心です。
値上がり率 TOP3(東証プライム)
首位はサイゼリヤ+12.09%(小売業)で、好業績観測を材料に急騰し売買代金でも上位に入りました。2位はSHIFT+9.36%(情報・通信業)、3位ニチレイ+5.38%(食料品)です。半導体が総崩れになる中でも、決算や個別材料のある内需・ディフェンシブ株には資金が集まりました。シスメックス+4.96%・川崎汽船+3.03%・任天堂+3.02%なども逆行高で、逃げ場を探した資金の受け皿になっています。
| 順位 | 銘柄(コード) | 業種 | 騰落率 | コメント |
|---|---|---|---|---|
| 1 | サイゼリヤ(7581) | 小売業 | +12.09% | 好業績観測で急騰。値上がり率トップかつ売買代金上位 |
| 2 | SHIFT(3697) | 情報・通信業 | +9.36% | 中小型グロースの逆行高。個別材料で買われる |
| 3 | ニチレイ(2871) | 食料品 | +5.38% | ディフェンシブの受け皿。生活防衛テーマの一角 |
売買代金集中 TOP3(キオクシア1社で市場の約2割)
売買代金TOP3はキオクシア-16.10%・東京エレクトロン-8.17%・ソフトバンクG-9.01%で、いずれも半導体・ハイテクの主力。キオクシア1社で約2兆2,100億円=東証プライム全体の約2割を占め、売買も下げも半導体に極端に集中しました。前日は約3割を占めたキオクシアの比率がやや下がり、代わりに三菱UFJ・みずほなど銀行株が代金上位に入ってきたのが今日の変化。売りの主戦場が半導体単独から、金融も巻き込む形に広がったことが、代金上位の顔ぶれからも読み取れます。
| 順位 | 銘柄(コード) | 業種 | 騰落率 | 売買代金 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | キオクシア(285A) | 電気機器 | -16.10% | 約2兆2,100億円(市場の約2割) |
| 2 | 東京エレクトロン(8035) | 電気機器 | -8.17% | 半導体製造装置。米ハイテク安に連動 |
| 3 | ソフトバンクG(9984) | 情報・通信業 | -9.01% | 値がさグロースの代表。指数の重し |
勝ち組と負け組のねじれ(本日の核心)
いつもは「勝ち組中核(業種累積≥+2pt × 高RSI)」を載せる枠ですが、本日はそのねじれがさらに広がって出ました。前日まで買われていた半導体に加え、今日は金融までが売られ側へ回り、キオクシア-16.10%・SUMCO-15.17%・三菱UFJ-4.30%と、勝ち組だった主力が一斉に反落。一方、負け組とされてきた内需・ディフェンシブ側のサイゼリヤ+12.09%・ニチレイ+5.38%・川崎汽船+3.03%が連日の逆行高で浮上しました。過熱していた勝ち組が売られ、出遅れていた内需が買われる——この構図が2日続き、その範囲が金融にまで広がったのが今日の特徴です。
※本欄はその日シグナルが出た枠のみ掲載しています(モメンタム・反転候補など全7枠の定点観測は週報で)。📖 用語:個別銘柄の過熱スコア
市場体温計
日々の体温は2日連続の-3「低温」。ただ今日は低温シグナルが1つ点灯し、短期の売られすぎの入口に届きました。
減点はLayer1の5項目のうち上昇比率28.9%・日経TOPIX方向マイナス・TOP10代金の上昇0社の3つで、体温は2日連続の-3「低温」です。ただ今日の重要な変化は2つあります。1つは高温シグナルが0/4へ解消したこと。前日まで残っていた過熱(RSI70超・騰落レシオ)が、2日続落で完全に抜けました。もう1つは低温シグナルが1つ点灯したこと——日経25日乖離率が-7.22%まで下がり、-6%の底値閾値を突破しました。RSI30以下はまだ8.2%どまりで本格的な底入れには届きませんが、過熱の解消と売られすぎの入口という点では、昨日より一歩「反発の芽」に近づいた体温です。相場の質は「極寒(広範な売り)」ながら、集中度は27.5%へ低下し、下げが値がさ集中から分散型の換金売りへ変わったことも読み取れます。
📖 用語:市場体温計とは|三層スコアの読み方|Layer別の全項目テーブルは週報に掲載しています
本日のマクロ環境
前夜の米国株はナスダック-1.47%と軟調でVIXも上昇。外部環境も今日はリスクオフ寄りで、半導体売りを後押ししました。
前夜の米国株は、今日は軟調でした。ナスダックが-1.47%・S&P500が-0.51%と反落し、VIXは18.37へ上昇。半導体・ハイテク中心に売られた流れが、そのままキオクシア中心の東京の半導体売りに直結しました。昨日は米株堅調の中での日本株独自安でしたが、今日は外部環境も味方せず、下げの理由が内外そろってしまった格好です。一方で米10年金利は4.529%へ低下し、ドル円は162.41円と円安方向を維持。金利低下と円安は、内需・不動産や輸出関連にとっては下支え材料で、内需・ディフェンシブの逆行高を後押しした面もありそうです。WTIは79.74ドルと80ドル手前で、資源にとっては特段の追い風にはなっていません。
明日の注目ポイント
リスクオフは2日連続で継続。ただ過熱は解消し底値シグナルも1つ点灯、鍵は半導体(キオクシア・東エレク)の下げ止まりです。
3層構造でみる明日のシナリオ
- 3対立軸が2日連続でそろってマイナス。金利軸-1.94pt・資源軸-2.87pt・リスク軸-3.13ptでリスクオフ継続。ただし金利軸の10日累計は+3.87ptとプラス圏を維持
- 体温計は2日連続-3「低温」だが、高温シグナルは0/4へ解消・低温シグナルが1/4点灯(日経25日乖離-7.22%)。外部も米ナス-1.47%・VIX18.37上昇でリスクオフ寄り
- 相対では防御ローテーションが継続。輸送・物流+3.69pt・内需消費+3.36pt・生活防衛+3.19ptが連続+2日の🔥🔥強流入で受け皿
- 売られ役が拡大。金融-0.92pt(🆘脱落)・素材-0.19pt(🔄底打ち兆候)。昨日まで強かった金融が新たに脱落し、下げの裾野が広がった
- 方向シグナルは相対流入23 > 流出7業種だが、絶対値は値上がり12/33の全面安。新高値36・新安値22(差+14)でまだプラス圏を保つ
- 本日の核心は半導体の総崩れ+金融への波及。キオクシア-16.10%・SUMCO-15.17%が震源で、銀行-4.86%・機械-4.32%へ拡大。逆行高は海運+2.30%・サイゼリヤ+12.09%
週明けは、3対立軸マイナス継続でトレンドはまだ下向きとみています。ただ2日続落で高温シグナルは解消し、日経25日乖離-7.22%で低温シグナルが1つ点灯した点は見逃せません。半導体(キオクシア・東エレク)が下げ止まれば、過熱調整が一巡して自律反発に転じやすい局面です。逆に半導体の下げが続けば、金融・機械への波及がさらに広がるリスクが残ります。
- 期待エリア:内需消費・生活防衛・海運(小売・医薬品・食料品・海運。買い主導率75%の生活防衛と🔥🔥の海運が連日の受け皿)。半導体売りの逃げ場としての底堅さが続くかに注目です
- 継続性試金石:上昇銘柄比率28.9%が回復に向かうか/内需・海運の逆行高が半導体反発時に剥落しないか/新高安差+14がマイナス転換せず需給の底を保てるか
- 底打ち待機:半導体(キオクシア・SUMCO・東京エレクトロン)。米ハイテク・SOXの動きに連動しやすく、低温シグナルが2つ以上へ増えるか、RSI30以下が8.2%から15%へ上がるかで本格的な底入れを見極めたいところです
- マクロ材料注視:前夜の米株(ナス-1.47%)が下げ止まるか、VIX18.37の上昇一服、ドル円162.41の円安持続、米10年4.529%の低下、騰落レシオ25日114.22の推移
分岐リスクと警戒トリガー
🌧️ 弱気分岐A:半導体の下げ止まりが遅れ、金融・機械への波及がさらに広がる
今日は下げが金融まで広がりました。半導体の調整が続くと、値がさと金融の連鎖でもう一段の下げに向かうリスクがあります。低温シグナルは1/4で底入れの確認にはまだ足りず、二段下げの余地は残っています。今日の反省を踏まえ、breadthより先に「指数寄与の大きい業種の連鎖」を警戒します。
⚡ 最弱気分岐B:分散型の換金売りが全面パニックへ変質
今日の下げは集中度27.5%へ分散した換金売りでした。これが米SOXの一段安や急速な円高と重なると、値がさ主導の調整が全体のパニック(本格リスクオフ)へ変質するリスクがあります。VIXが18.37まで上がってきた点は、その芽として注視しておきたいところです。
🏆 本日の総合判定(11因子モデル):弱気(スコア:-5/±11)
- A トレンド:-3 TOPIX-2.72%・日経-TOPIX差-1.31pt・グロース-TOPIX差-0.66pt。3項目そろってマイナスで内部整合が最低
- B 幅・需給:-1 上昇比率28.9%はマイナスだが、値上がり12/33・新高安+14はゼロ判定。幅の悪化は限定的
- C 勢い:+0 シクリカル-ディフェンシブ-2.41%はマイナスだが、RSI健全度(RSI50超63.8%・70超17.1%)がプラスで相殺
- D 過熱調整:+0 RSI70超17.1%・騰落レシオ25日114.22で過熱シグナルは未点灯。集中度27.5%も30%以下で減点なし
- E マクロ:-1 前夜の米ナス-1.47%・S&P-0.51%と外部も軟調。VIX18.37は中立レンジ
判定根拠:内部整合(A-3)が最も重く、外部の軟調(E-1)が続いて、総合は-5「弱気」に着地しました。前日の-8からは3ポイント改善しています。改善の中身は2日続落で過熱が抜け、D過熱調整が-3から0へ戻ったこと。日経25日乖離-7.22%で短期の売られ過ぎ感も出始め、信用評価損益率-4.95%・騰落レシオ114という水準も、巻き戻し余地が限定的であることを示しています。下げは深いものの、過熱の解消と底値シグナルの点灯が進んだ——それが週明けの反発余地を左右する、というのが本日の結論です。




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