今日の日本株|2026年7月8日の市場資金フロー|日経-2.11%全面安・上昇は9業種のみ、半導体・機械総崩れで資源だけが逆行高
- 日経平均-2.11%で全面安・25日線割れ。太陽誘電-8.50%・HOYA-6.77%・三井金属-6.12%と半導体・機械・非鉄・精密機器が総崩れになり、TOPIXも-1.37%と今日は指数も中身も一緒に下げました。上昇は9業種のみです。
- 逆行高したのは資源と金融の一部だけでした。鉱業+2.83%・海運+1.79%がWTI+4.13%の反発を背景に逆行し、テーマではエネルギー+2.64ptが🆙主役化・金融は連続+6日の継続強。ただ上昇銘柄比率36.9%・買い主導率0%とリスクオフは全開でした。
- 総合判定は-9/±11「全面安・警戒」で、前日-5からさらに悪化しました。A群トレンド-3に加え、RSI70超25.1%の過熱ブレーキ・売買代金TOP3集中48.2%でD群-3が重石です。新高安+76でB群は+1を残しましたが、内部エネルギーは総崩れといった数字です。
7/7 に私が立てたシナリオが、本日どうなったかを最初に振り返っておきます。今日はメインの「逆行物色の継続」を外し、全面安に転びました。当たった点も外した点も、隠さず並べます。これを毎日続けることで、私の相場の読み筋がどれだけ使えるのかを、ご自身で検証していただけるはずです。
- ⭕ 的中底打ち待機に置いた半導体・電子部品・素材を「無理に拾わない」という判断は、今日も正解でした。太陽誘電-8.50%・HOYA-6.77%に加え、半導体製造装置のマルマエ-6.88%・TOWA-5.70%、非鉄の三井金属-6.12%とさらに急落しています。下げ止まりの確認を待つ構えが効いた形です。
- 🔔 発動弱気分岐Aの「半導体安が内需・金融へ波及し、TOPIXごと崩れる」が、実質的に発動しました。トリガーのTOPIX-1.5%超は-1.37%とわずかに届かずでしたが、上昇比率は36.9%まで低下(35%割れに接近)し、機械・非鉄まで巻き込んで全面安に。前日は崩れなかったTOPIXが、今日は一緒に下げています。
- 🔔 発動最弱気分岐Bの「アジア発リスクオフで全面安2日目」も、方向としては現実化しました。値上がりは9業種のみ・上昇比率36.9%と全面安そのものです。ただVIXは16.43(20未満)で、震源は韓国の連続というより、前日の米国株安(ナスダック-1.16%)を引き継いだ色が濃い1日でした。
- ❌ 外れメインシナリオの「バリュー・ディフェンシブ主導の逆行物色が続く」は、力強さの部分を外しました。金融(連続+6日の継続強)・内需消費(+5日)は方向としては残りましたが、サービス業のジャパンマテリアル-6.29%のように個別は総崩れで、「逆行物色の裾野」は大きく縮んでいます。
- ❌ 外れいちばん読み切れなかったのが、資源の逆行高です。鉱業+2.83%・海運+1.79%がWTI+4.13%の反発を背景に逆行し、⑦エネルギーテーマは+2.64ptで🆙主役化。前日は資源・素材を期待エリアに置いていなかったので、今日の資源だけが浮いた形は完全に想定外でした。
総括:今日はメインの「逆行物色の継続」を外し、全面安に転んだのが最大の反省点です。とくに資源(鉱業・海運)だけが逆行高する展開は読めていませんでした。救いは、①底打ち待機で半導体・機械を拾わなかったこと、②弱気分岐A・Bに「上昇比率35%割れ」「全面安2日目」という観測可能なトリガーを置けていたことです。外れた日ほど、置いておいた警戒トリガーが先に点いてくれるかどうかが効いてきます。今日はトリガーが早めに点灯したぶん、身構えることはできていました。自己採点は2.0/5.0といったところでしょうか。
本日の市場サマリー
まずは本日の主要指標と、市場全体の温度感をひと目で確認できる形でまとめます。指数・為替・金利から、内部相場の強弱、そして今日資金が向かった数少ない逃げ先までを一望できます。
業種別資金フロー分析
値上がり業種 TOP5
今日は33業種のうち値上がりはわずか9業種で、そのなかでも上位の顔ぶれがはっきりしています。先頭は鉱業+2.83%、続いて海運業+1.79%と、資源・海運が全面安のなかで逆行高しました。背景にはWTI原油+4.13%の反発があり、前日まで6日続けて弱かった資源系が、今日だけ息を吹き返した形です。3位以下はパルプ・紙+0.47%・証券・商品先物業+0.44%・水産・農林業+0.24%と、ディフェンシブと金融が小幅ながらプラスを確保。TOPIXが-1.37%下げたなかで、これらが相対で+1.6〜+4.2ptもプラスに出ているところに、数少ない資金の逃げ先が表れています。金融は証券・銀行(愛媛銀行+6.17%・あいちフィナンシャルグループ+4.76%)が個別でも買われ、⑦金融テーマは連続+6日の継続強でした。
| 順位 | 業種 | 騰落率 | 相対騰落 | コメント |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 鉱業 | +2.83% | +4.20pt | 本日の最強業種。WTI原油+4.13%の反発を受け、資源系が全面安のなか逆行高 |
| 2 | 海運業 | +1.79% | +3.16pt | ⑦輸送・物流テーマの主役。海運が逆行高し、安全装置発動で継続強に |
| 3 | パルプ・紙 | +0.47% | +1.84pt | ディフェンシブの一角。地合いが崩れる日に静かに買われるタイプ |
| 4 | 証券・商品先物業 | +0.44% | +1.81pt | 金利上昇を追い風に金融が継続。⑦金融テーマは連続+6日の継続強 |
| 5 | 水産・農林業 | +0.24% | +1.61pt | 銀行業(+0.24%)と並ぶ内需ディフェンシブ。相対プラスで避難先に |
値下がり業種 TOP5
下落は24業種にのぼり、下げ幅の大きい順に精密機器-4.07%・非鉄金属-3.98%・機械-3.18%・建設業-2.75%・電気機器-2.70%が並びました。そのほとんどが半導体・電子部品・製造装置まわりです。最弱の精密機器はHOYA-6.77%が重石で、非鉄金属は三井金属-6.12%と銅・電線が続落。機械は三菱化工機-7.22%・ワイエイシイ-6.97%・マルマエ-6.88%・TOWA-5.70%と半導体製造装置が軒並み急落しました。電気機器は太陽誘電-8.50%・日本ケミコン-7.76%・ダイヘン-7.56%とMLCC・コンデンサ・電子部品が総崩れ。前日まで持ちこたえていた機械・非鉄まで巻き込まれ、⑦製造業サイクル(-1.30pt)・テクノロジー(-2.02pt)がそろって継続弱に沈んでいます。
| 順位 | 業種 | 騰落率 | 相対騰落 | コメント |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 精密機器 | -4.07% | -2.70pt | 本日の最弱業種。HOYA-6.77%が重石。⑦テクノロジーの強流出の中心 |
| 2 | 非鉄金属 | -3.98% | -2.61pt | 三井金属-6.12%。銅・電線が連続安で相対2番目に弱い |
| 3 | 機械 | -3.18% | -1.81pt | 三菱化工機-7.22%・マルマエ-6.88%・TOWA-5.70%。半導体製造装置が急落 |
| 4 | 建設業 | -2.75% | -1.38pt | 三機工業-6.28%。⑦不動産・建設テーマは🆘脱落へ |
| 5 | 電気機器 | -2.70% | -1.33pt | 太陽誘電-8.50%・日本ケミコン-7.76%・ダイヘン-7.56%。MLCC・電子部品が総崩れ |
こうして並べると、上位は資源・海運・金融(鉱業・海運・証券)、下位は半導体・電子部品・素材・機械(精密機器・非鉄・機械・電気機器)という、逃げ場の狭い二極化でした。前日7/7は「半導体だけが崩れ、TOPIXは崩れず」でしたが、今日はその半導体安に機械・非鉄・精密機器まで加わり、指数ごと-2.11%まで押し下げた点が違います。「資源の逆行高がどこまで続くのか、それとも半導体・機械の調整に全体が引きずられ続けるのか」——数少ない逃げ先が資源に偏っているだけに、これから数日の見どころになりそうですね。
ヒートマップで5日間のptの推移を見る前に、もう一段踏み込んで「明日以降のフローの方向」を5項目シグナル+判定で機械的に整理した一覧を先に掲載します。短期2日平均と長期5日平均の比較、プラス圏連続、加速度、直近3日中2日以上+、累積10日の地力という5項目が点灯すれば本日4点以上、前日も4点以上なら🔥本格流入、3点以上が2日連続なら🟢兆し、という3段階で買い候補の確度を見極めるものです。今日のように株価が大きく下げた日でも、方向シグナルは流入24業種(🔥15/🟢6/○3)に対して流出は7業種・中立2業種。株価の下げとは別の「方向(増えているか減っているか)」の軸で見ると、買いの裾野そのものはまだ広いことが分かります。ただし流出側に半導体・電子部品・機械が並んできた点が、今日の特徴です。
方向シグナルの分布にも、今日の相場つきが出ています。株価は日経-2.11%と全面安でしたが、フローの方向でみると流入24業種・流出7業種と、意外にも買い方向に傾いたままです。🔥本格流入は15業種で、金融(銀行・証券・その他金融)、内需(サービス・小売・卸売)、生活防衛(電気ガス・陸運・食料品)、そして資源の一角(鉄鋼・石油・鉱業)と幅広く点灯。逆に流出7業種は電気機器・精密機器・機械・非鉄金属・ガラス土石(❄本格流出)や化学・金属製品(🔵兆し)と、半導体・電子部品・素材まわりに集中しています。「半導体・電子部品・素材・機械は流出、金融・内需・資源はむしろ流入」という二極構図が、株価が下げた日の方向シグナルでもはっきり出ました。
📌 主役交代シグナルのポイント:前日まで踏みとどまっていた機械・非鉄が今日は流出・中立へ後退し、流出側に電気機器・精密機器・機械・ガラス土石が❄本格流出で並びました。方向シグナルの上でも、半導体・電子部品に加えて機械・素材まで失速がはっきり確認できます。一方で金融・内需・生活防衛は流入を維持し、そこへ資源(鉱業・鉄鋼・石油)が流入側に加わったのが今日の変化——資金は「半導体・機械から、金融・内需・資源へ」向きを変えたまま、下げ相場のなかでも同じ方向を指し続けました。
業種別対TOPIX相対騰落ヒートマップ(直近5営業日)
直近5営業日の相対騰落を並べると、本日(右端)は鉱業+4.20pt・海運+3.16pt・パルプ紙+1.84pt・証券+1.81ptが濃い緑で突出した一方、精密機器-2.70pt・非鉄金属-2.61pt・機械-1.81pt・建設-1.38ptが濃赤に沈みました。注目は鉱業の色が前日の-0.10pt(ほぼ白)から+4.20ptの濃緑へ一気に反転したことです。資源が全面安のなかで逆行高した動きが、色ではっきり見えます。逆に精密機器は前日+0.51ptの緑から-2.70ptの濃赤へ反転し、電気機器・機械は連日赤に沈んだまま。半導体・機械が売られ続けるなか、資源だけが色を変えた1日でした。
年初来高値・安値更新の業種別分布
年初来高値の更新数は80本、安値更新は4本で、新高安差は+76・高安比率95.2%と、超強気ゾーンを保っています。日経が-2.11%と全面安になった日に、それでも高値更新が80本残り、安値更新が4本にとどまっているのは、下げの中身が値がさ半導体・機械・素材に偏っていて、市場全体の需給までは崩れていないことを示しています。前日は117本でしたので水準は下がりましたが、全面安の日としては需給の底堅さが残った形です。信用評価損益率も-2.78%へ改善しており、内部の需給指標はまだ健全な範囲にあります。
高安の数字を見ると、高値80・安値4と高値がなお優勢で、高安比率95.2%は超強気ゾーンです。前日の117からは減りましたが、日経が2%超下げても、内部の需給は大きくは崩れていないのが今日の姿でした。下げているのは値がさ半導体・機械・素材に偏っており、その裏では金融・内需・資源の一部が高値を更新し続けている——全面安の見た目ほど、市場の裾野は傷んでいないという気がします。
テーマ別資金フロー
今日のテーマ別は、資源・金融・ディフェンシブが上位、半導体・機械・素材が下位という、明確な二極化でした。プラス圏はエネルギー+2.64pt・金融+1.60pt・輸送物流+1.48pt・内需消費+1.11pt・生活防衛+1.06ptの5テーマがそろって強く、とくにエネルギーが🆙主役化で資源の逆行高を主導。マイナスは商社の小幅プラスを挟んで、不動産建設🆘脱落・素材・製造業サイクル・テクノロジーの下位4テーマです。最弱はテクノロジー-2.02pt(連続-3日の強流出)で、値がさ半導体・電子部品の失速が続いています。「半導体・機械からは資金が抜け、逃げ場は金融・内需・資源に限られる」という構図が、テーマの数字にもくっきり出た1日でした。
まとめると、今日はエネルギー🆙主役化・金融・輸送物流・内需消費・生活防衛の上位5テーマがそろって強く、下位は不動産建設🆘脱落・素材・製造業サイクル・テクノロジーという並びでした。とくにエネルギー(資源)の🆙主役化と、テクノロジーの連続-3日の強流出が象徴的で、「半導体・機械からは資金が抜け、逃げ場は金融・内需・資源へ」という向き替えが、テーマの数字にもはっきり出た1日でした。この資源の逆行高が数日続くのか、それとも半導体・機械の下げ止まりとともに元へ戻るのか——ここが当面の見どころですね。
3対立軸でみるマクロ文脈
・金利軸:金融 − 不動産・建設(+ 金利上昇/− 金利低下)
・資源軸:(エネ+素材+商社)/3 − (輸送物流+内需消費)/2(+ 資源高/− 資源安)
・リスク軸:(製サイ+テクノ+素材)/3 − 生活防衛(+ リスクオン/− リスクオフ)
3軸の符号と大きさの組み合わせから「リスクオン×金利上昇×資源高」のように、本日の主題が読み取れる仕組みです。
今日の主題を3軸で言い表すと、「金利上昇 × リスクオフ」を主軸に、資源はエネルギーだけが逆行高でした。リスク軸-2.44ptは、分子の(製造業サイクル+テクノロジー+素材)/3がそろってマイナス(機械-3.18%・電気機器-2.70%・非鉄-3.98%)に沈み、分母の生活防衛だけが逆行高したことによる、中身の伴った本物のリスクオフです。前日は「半導体だけのリスクオフ」でしたが、今日は機械・素材まで巻き込んだ点が違います。一方金利軸は+2.18pt(連続+3日)と金利上昇局面で、米10年4.54%への金利上昇を追い風に金融(証券・銀行)が買われ、金利上昇に弱い不動産・建設が売られた対比がくっきり出ました。資源軸は-0.60ptと小幅マイナスですが、これは輸送物流・内需消費(分母側)も強かったためで、エネルギー単体は+2.64ptと逆行高——ここが、これまでの資源安一辺倒とは少し違うところです。
| 対立軸 | 計算式 | 本日値 | 3日平均 | 10日累計 | 連続日数 | 解釈 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 金利軸 | 金融 − 不動産・建設 | +2.18pt | +0.94pt | +3.76pt | +3日 | 金利上昇局面 |
| 資源軸 | (エネ+素材+商社)/3 − (輸送物流+内需消費)/2 | -0.60pt | -0.81pt | -7.54pt | -6日 | 資源安 |
| リスク軸 | (製サイ+テクノ+素材)/3 − 生活防衛 | -2.44pt | -1.72pt | -7.72pt | -3日 | リスクオフ |
ここで押さえておきたいのは、今日は「金利上昇と本物のリスクオフ」が同時に進み、そのなかでエネルギーだけが逆行高したという点です。リスク軸-2.44ptは、テクノロジーの急落だけでなく、機械・非鉄の下落も加わって深くなっています。景気敏感・素材が全面的に弱く、逃げ場は金融・内需・生活防衛、そして今日だけは資源——これが今日のマクロの中身です。10日累計でも資源軸-7.54pt・リスク軸-7.72ptとマイナス圏が続いており、半導体安を起点にした調整が、機械・素材まで巻き込んだまま長引いているのかどうか。ここは、リスク軸が数日で戻るか、資源の逆行高が続くかで見えてくるという気がします。私も、この調整がどこまで続くのかは注目しているところです。
本日の注目銘柄
値上がり率 TOP3(東証プライム)
| 順位 | 銘柄名 | コード | 業種 | 騰落率 | 相対騰落 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | TAKARA&COMPANY | 7921 | その他製品 | +18.05% | +19.42pt |
| 2 | ワイ・ティー・エル・コーポレーション | 1773 | 建設業 | +8.00% | +9.37pt |
| 3 | 荒川化学工業 | 4968 | 化学 | +7.69% | +9.06pt |
値上がり率の上位はTAKARA&COMPANY+18.05%(その他製品)が突出し、YTLコーポレーション+8.00%・荒川化学工業+7.69%と続きました。全面安のなかでも、決算・材料をきっかけにした個別株はしっかり急騰しており、TOKYO BASE+7.33%(小売)・GMOインターネット+7.07%(サービス)と内需・情報通信の材料株も上位に並んでいます。地銀では愛媛銀行+6.17%・あいちフィナンシャルグループ+4.76%が買われ、金利上昇を追い風にした金融株の物色も個別で確認できました。値上がり銘柄そのものは少なかったものの、上がったものは大きく上がる、という材料株物色が残っています。
売買代金集中 TOP3
| 銘柄名 | 業種 | 騰落率 | 売買代金 | 注目ポイント |
|---|---|---|---|---|
| キオクシアHLDG | 電気機器 | -0.73% | 約3.57兆円 | 半導体メモリ主力。代金は市場最大で突出だが、下げ幅は小幅にとどまる |
| 太陽誘電 | 電気機器 | -8.50% | 約3,887億円 | MLCC関連。本日の電子部品総崩れの中心で二桁近い下落 |
| 村田製作所 | 電気機器 | -2.01% | 約3,843億円 | MLCC最大手。代金上位で下落も、下げ幅は太陽誘電ほどではない |
売買代金の上位は3銘柄すべて電気機器で、代金の主戦場が半導体・電子部品に集中していることが分かります。代金最大のキオクシアは約3.57兆円と突出していますが、株価は-0.73%と下げ渋りました。一方で太陽誘電-8.50%が大きく下落し、電子部品の総崩れの中心になっています。TOP3集中度は48.2%(極端集中)で、売買代金TOP20は20銘柄すべてが下落・買い主導率0%(売り主導)。代金の主戦場そのものが半導体・電子部品・製造装置の売りに染まった1日で、その外側で資源・金融・内需が逆行高した構図です。
最強モメンタム上位(RSI≥60 かつ 乖離率≥+5% かつ 相対騰落+1pt以上)
上昇トレンドが強く維持されている銘柄です。今日は情報通信・サービス・内需が中心で、全面安のなかでも上昇トレンドを保った顔ぶれが並びました。ただし過熱スコアは+3〜+6と高めで、電通総研・ボードルア(+6)は過熱圏。勢いは強いものの、乖離率が+20%を超える銘柄も多く、飛び乗りは避けて押し目を待つか、過熱スコアの低いものから選びたい水準です。
| 銘柄名 | コード | 騰落率 | 相対騰落 | 過熱スコア | 判定 |
|---|---|---|---|---|---|
| インフォマート | 2492 | ±0.00% | +1.37pt | +3 | △ やや強 |
| TAKARA&COMPANY | 7921 | +18.05% | +19.42pt | +5 | ⚠ 過熱 |
| 電通総研 | 4812 | ±0.00% | +1.37pt | +6 | ⚠ 過熱 |
| ボードルア | 4413 | +5.70% | +7.07pt | +6 | ⚠ 過熱 |
| イワキポンプ | 6237 | +1.80% | +3.17pt | +5 | ⚠ 過熱 |
売られすぎ反転候補(RSI≤35 かつ 乖離率≤-5% かつ 出来高倍率≥1.5倍)
投げ売り後の反転を狙う逆張り候補ですが、今日は該当ゼロでした。半導体・電子部品・機械は大きく下げたものの、RSI・乖離率・出来高倍率の3条件をそろって満たすほどの「投げ売り一巡」には至っていません。三井金属(RSI24.5・乖離-21.4%)や東洋炭素(RSI19.2・乖離-12.4%)など、RSI・乖離率では売られすぎ水準に届いた銘柄もありますが、出来高倍率の条件が未達で、まだ底打ちの確度は高くありません。落ちるナイフは無理に拾わず、下ヒゲ・下げ止まりの確認を待つ局面だと読めます。
踏み上げ候補(信用倍率≤1.0 かつ 前日比+2%以上)
売り方の買い戻し(踏み上げ)が期待される銘柄です。松屋+3.10%・積水樹脂+2.90%・J.フロント リテイリング+2.57%を筆頭に、百貨店・小売・内需が並びました。全面安のなかで信用の売り残が多い銘柄が逆行高しており、短期の需給主導で伸びやすい一方、材料が伴わない場合は戻り売りに押されやすい点には注意しておきたいところです。
| 銘柄名 | コード | 騰落率 | 相対騰落 | 過熱スコア | 判定 |
|---|---|---|---|---|---|
| 松屋 | 8237 | +3.10% | +4.47pt | ±0 | → 中立 |
| 積水樹脂 | 4212 | +2.90% | +4.27pt | +2 | △ やや強 |
| J.フロント リテイリング | 3086 | +2.57% | +3.94pt | +1 | → 中立 |
| IDOM | 7599 | +2.26% | +3.63pt | ±0 | → 中立 |
| キユーピー | 2809 | +2.20% | +3.57pt | +4 | ⚠ 過熱 |
勝ち組セクターの中核株(業種累積≥+2pt × 規模 × 割安)
業種の累積相対騰落がプラスで、規模・割安さも兼ね備えた「継続買い候補」です。今日はサービス業・証券・保険が累積プラスの中核として並びました。全面安のなかでも累積フローがプラスの業種は、テーマの持続性に乗りやすいところがあります。過熱スコアの低いものを中心に、押し目を拾う対象として見ておきたい顔ぶれです。
| 銘柄名 | コード | 業種 | 騰落率 | 過熱スコア | 判定 |
|---|---|---|---|---|---|
| オープンアップグループ | 2154 | サービス業 | +0.10% | +2 | △ やや強 |
| 博報堂DY HLDG | 2433 | サービス業 | -0.69% | +2 | △ やや強 |
| 大和証券グループ本社 | 8601 | 証券・商品先物業 | +0.85% | +4 | ⚠ 過熱 |
| 野村HLDG | 8604 | 証券・商品先物業 | +0.52% | +4 | ⚠ 過熱 |
| SOMPO HLDG | 8630 | 保険業 | +1.08% | +4 | ⚠ 過熱 |
負け組セクターの中核株(業種累積≤-2pt × 規模 × 割高)
業種の累積相対騰落がマイナスで、割高さも残る「継続売り警戒・空売り候補」です。今日は非鉄金属・ガラス土石・電気機器(半導体・電子部品)が中心で、JX金属・古河電工・三井金属・MARUWAといった本日急落した非鉄・電線・電子部品セラミックが並びました。株価も大きく下げ、業種の累積フローもマイナス——戻りの上値が重い可能性には留意しておきたい顔ぶれです。飛びついての逆張りは避けたいところですね。
| 銘柄名 | コード | 業種 | 騰落率 | 過熱スコア | 判定 |
|---|---|---|---|---|---|
| 三井金属 | 5706 | 非鉄金属 | -6.12% | -4 | ✕ 売られ |
| 古河電気工業 | 5801 | 非鉄金属 | -3.62% | -4 | ✕ 売られ |
| JX金属 | 5016 | 非鉄金属 | -4.51% | -2 | △ やや弱 |
| 東洋炭素 | 5310 | ガラス・土石製品 | -5.46% | -4 | ✕ 売られ |
| MARUWA | 5344 | ガラス・土石製品 | -0.77% | -2 | △ やや弱 |
市場体温計
本日の総合体温はLayer 1合計が-2で「☃ 涼風(やや弱気)」。相場の質はシステム判定で「中立(半導体・機械総崩れ×資源のみ逆行高)」。新高安スプレッド+76で+1を稼ぐ一方、値上がり業種9/33・日経TOPIX方向(両方マイナス)・TOP10売買代金の上昇0/10が-1ずつ。上昇比率36.9%は中立圏で±0となり、差し引き-2に収まりました。今日は前日(-1)と違い、高温シグナルが2/4点灯(RSI70超25.1%・信用評価損益率-2.78%)と、過熱の解消が途上であることも示しています。冷えつつも過熱が残る、ねじれた1日です。
Layer 1:日々の体温(合計 -2 / ±5 → ☃ 涼風)
5項目のうちプラスは新高値−新安値スプレッド(+76)のみで+1点。値上がり業種数(9/33)・日経TOPIX方向(両方マイナス)・TOP10売買代金の上昇数(0/10)が-1ずつで、代金上位を占める値がさ半導体・電子部品(キオクシア・太陽誘電・村田)がそろって下げたことがそのまま響きました。上昇銘柄比率36.9%は中立圏(35〜55%)で±0。裾野(新高安)は残っていても、業種の広がりと大型株の方向が明確に下を向いたため、前日の-1からさらにマイナスへ振れています。
| 項目 | 本日値 | +1の閾値 | -1の閾値 | スコア |
|---|---|---|---|---|
| 上昇銘柄比率 | 36.9% | ≥55% | ≤35% | ±0 |
| 値上がり業種数 | 9/33 | ≥20 | ≤11 | -1 |
| 新高値−新安値スプレッド | +76 | ≥+30 | ≤-30 | +1 |
| 日経・TOPIX方向 | 日経-/TOPIX- | 両方+ | 両方- / 値がさ偏重 | -1 |
| TOP10売買代金上昇数 | 0/10 | ≥8社 | ≤3社 | -1 |
| Layer 1 合計 | -2 / ±5 | ☃ 涼風 | ||
Layer 2:高温シグナル(2 / 4 点灯)
点灯は2つで、数値上の「買われすぎ」がまだ残っています。点灯したのは①RSI70超銘柄比率25.1%(≥25%)と④信用評価損益率-2.78%(≥-3%)。全面安になっても、個別ではRSI70超の銘柄がなお4分の1を占め、信用の含み損も浅い水準にあります。③騰落レシオ25日114.70は点灯ライン(≥125)に届かず、②日経25日乖離率-2.61%は25日線を割れているため未達。過熱の解消は途上で、まだ「売られすぎ」に転じたわけではないことが読み取れます。
| No. | 項目 | 本日値 | 点灯閾値 | 進捗 | 判定 |
|---|---|---|---|---|---|
| ① | RSI70超銘柄比率 | 25.1% | ≥25% | 100% | ✅ 点灯 |
| ② | 日経225 25日乖離率 | -2.61% | ≥+8% | 0% | 未達 |
| ③ | 騰落レシオ25日 | 114.70 | ≥125 | 92% | 未達 |
| ④ | 信用評価損益率 | -2.78% | ≥-3% | 93% | ✅ 点灯 |
| 合計 | 2/4点灯(過熱の解消途上) | ||||
Layer 3:低温シグナル(0 / 4 点灯)
低温シグナルは0点で、底値接近のサインは出ていません。今日は日経が-2.11%と全面安になりましたが、RSI30以下はわずか6.9%・騰落レシオ6日156.84と、むしろ短期はなお過熱寄り。日経25日乖離率も-2.61%と、25日線を割り込んだ程度で、売られすぎ水準(≤-6%)にはまだ距離があります。半導体・機械は急落しましたが、市場全体としては「底値」の気配はまだ見えていません。
| No. | 項目 | 本日値 | 点灯閾値 | 進捗 | 判定 |
|---|---|---|---|---|---|
| ① | RSI30以下銘柄比率 | 6.9% | ≥15% | 46% | 未達 |
| ② | 日経225 25日乖離率 | -2.61% | ≤-6% | 44% | 未達 |
| ③ | 騰落レシオ6日 | 156.84 | ≤60 | 38% | 未達 |
| ④ | 信用評価損益率 | -2.78% | ≤-15% | 19% | 未達 |
| 合計 | 0/4点灯(底値感なし) | ||||
補助指標と相場の質
同じ体温でも中身の質を見分ける補助線です。本日は資金集中度48.2%(極端集中)と、キオクシアへの集中が際立ちました。さらに買い主導率は0%(売り主導)で、代金上位が総じて売られたことがはっきり出ています。裾野(新高安+76)はなお残る一方、代金は半導体に極端集中し、その半導体・電子部品が売られた——このねじれが「半導体・機械総崩れ×資源のみ逆行高」という相場の質につながっています。
| 補助指標 | 本日値 | 判定 | 目安 |
|---|---|---|---|
| 資金集中度(TOP3売買代金シェア) | 48.2% | 極端集中 | ≥30%で集中、≥40%で極端集中 |
| 買い主導率(TOP20内) | 0% | 売り主導 | ≥70%で買い主導/≤30%で売り主導 |
| TOPIX 25日乖離率 | +0.57% | 中立 | ±5%で中立圏 |
| 日経−TOPIX乖離率差 | -3.18pt | 中立 | ≥+4ptで値がさ偏重 |
| 騰落レシオ6日(参考値) | 156.84 | 超過熱 | ≤60で超過冷/≤80で過冷 |
総合すると、体温-2の「涼風」で、相場の質は「半導体・機械総崩れ×資源のみ逆行高」。新高安+76・高値80本と裾野はまだ残り、需給そのものは大きくは崩れていません。ただ資金集中度48.2%・買い主導率0%(売り主導)と、代金の主戦場では半導体・電子部品の売りが全面的でした。低温シグナルは0点ですが、高温シグナルが2/4点灯・騰落レシオ6日156.84・RSI70超25.1%と、短期の過熱感はなお残っています。日経が25日線を割り込んだこの局面で、騰落レシオ25日が114.70とまだ高めにある点は、目先の下値余地として少し注意しておきたいところですね。
本日のマクロ環境
今日のポイントは、外部環境も逆風だったところへ、半導体・機械の総崩れが重なったという点です。前日まで史上最高値圏にあった米国株は、3連休明けの7/7に反落し、NYダウ-0.25%・ナスダック-1.16%・S&P500-0.45%と、とくにハイテクが売られました。VIXも15.86から16.43へ上昇しています。この米ハイテク安を引き継ぐ形で、日本でも値がさ半導体・電子部品・機械が総崩れになり、日経は-2.11%・TOPIXも-1.37%と、指数ごと下げた1日です。一方でドル円は162.29円へ円安・米10年は4.541%へ上昇・WTI原油は+4.13%と反発しており、金利上昇は金融株に、原油高は資源株(鉱業・海運)に、それぞれ逆行高の追い風となりました。外部も内部も逆風のなか、逃げ場が資源・金融・ディフェンシブに限られた、というのが今日のマクロの整理になります。
明日の注目ポイント
3層構造でみる明日のシナリオ
本日の市場を「マクロ → テーマ → 個別業種」の3つの層に分けて、それぞれが何を示しているかを確認してから、明日のシナリオを組み立てます。3層が同じ方向を示していれば、それは偶然ではなく構造的な動きとして信頼できる、という考え方です。
- 金利軸 +2.18pt(連続+3日) 金利上昇局面(金融が金利上昇を追い風に逆行高)
- 資源軸 -0.60pt(連続-6日) 資源安(ただしエネルギー単体は+2.64ptで逆行高)
- リスク軸 -2.44pt(連続-3日) リスクオフ(半導体・機械・素材そろって下落の本物の下げ)
- 市場体温計:L1 -2「☃涼風」/ L2 2/4 / L3 0/4(相場の質=半導体・機械総崩れ×資源のみ逆行高)
- 日経225 25日乖離率 -2.61% = 25日線割れ/ドル円162.29円/米10年4.541%/米株は7/7反落(ナスダック-1.16%)
- 最強:エネルギー+2.64pt(🆙主役化・鉱業+4.20pt)
- 柱:金融+1.60pt(⤴+6日)・輸送物流+1.48pt(⤴+1日・海運+3.16pt)・内需消費+1.11pt(⤴+5日)・生活防衛+1.06pt(⤴+3日)
- 失速:不動産・建設-0.57pt(🆘脱落) 金利上昇局面で建設が売られ転落
- 最弱:テクノロジー-2.02pt(↘継続弱-3日)・製造業サイクル-1.30pt(↘-2日)
- 方向シグナルは 流入24業種>流出7業種だが、流出側に 電気機器・精密機器・機械・非鉄が❄本格流出
- 年初来高値は 80本・新高安+76・高安比率95.2% と需給の裾野は底堅い
- A最強モメンタムは インフォマート・TAKARA&COMPANY・電通総研 と内需・情報通信が中心
- G負け組中核は 三井金属・古河電工・JX金属・MARUWA と非鉄・ガラス土石
明日も、金融・資源・ディフェンシブへの資金避難が続く公算がやや高いとみています。ただし本日総崩れになった半導体・電子部品・機械が下げ止まるか、それともさらに調整が深まるかで、地合いは大きく振れかねません。震源が米ハイテク反落という外部要因であるだけに、米SOX指数・米ハイテクがどこで底入れするかが、当面の最大の焦点です。
- 期待エリア:金融(銀行・証券)/エネルギー・資源(鉱業・海運・石油)/生活防衛(電気ガス・陸運)/内需消費(小売・サービス)
- 継続性試金石:「資源・金融への逆行物色」が続くか(原油高が持続し、金利上昇が金融を支え続けるか)。上昇比率36.9%が戻るか、それとも半導体安が資源・金融まで波及するか。新高安+76・高値80本のペースが保たれるか
- 底打ち待機:半導体・電子部品・機械(電気機器・精密機器・機械・非鉄)。三井金属(RSI24.5・乖離-21.4%)・HOYAなどはRSI・乖離率では売られすぎ水準に接近も、D売られすぎ反転は該当ゼロで出来高条件は未達。落ちるナイフは無理に拾わず、下ヒゲ・下げ止まりの確認まで様子見。「逆行物色の継続か、半導体・機械のさらなる調整か」の見極めどころ
- マクロ材料注視:米SOX指数・米ハイテクの下げ止まり、VIX16.43の上昇一服か、ドル円162円台の円安、米10年4.541%、WTI原油の続伸、騰落レシオ25日114.70・6日156.84の短期過熱の反動
分岐リスクと警戒トリガー
🌧️ 弱気分岐A:半導体・機械の下げが止まらず、逆行していた資源・金融まで失速して全面安2日目に
本日は半導体・機械・素材の下げに留まらず全面安まで進みましたが、資源・金融・ディフェンシブの逆行高が下値をいくらか支えました。ただ、太陽誘電・HOYAクラスの急落が続き、売りが資源・金融まで波及すると、逆行物色の支えが外れ、全面安の2日目に発展する展開もあり得ます。日経が25日線を割り込んだ地合いの悪さも、下押しが広がりやすい状況です。
⚡ 最弱気分岐B:米ハイテク・SOXがさらに崩れ、VIX20超でリスクオフが深まる
今日の震源は米ハイテクの反落でした。翌日も米SOX指数・米ハイテクが売られ続け、AI・半導体の世界的な調整が加速すると、本日逆行高した資源・金融まで巻き込む深いリスクオフに発展する可能性があります。VIXが16.43からさらに上昇し20超へ急騰する場合も、値がさ半導体の下げが加速しやすい局面です。
🏆 本日の総合判定(11因子モデル):全面安・警戒(スコア:-9/+11)
スコア内訳:
- ⚠ A トレンド:-3(TOPIX-1.37%が≤-0.5%で-1、日経-TOPIX-0.74ptが≤-0.5で-1、グロース-TOPIX-1.26ptが≤-0.5で-1。値がさ半導体・機械主導の下落で3指数そろって弱い)
- B 幅・需給:±0(新高安スプレッド+76で+1。値上がり9業種は≤10で-1、上昇銘柄比率36.9%は35〜64%で0。裾野の底堅さと業種の狭さが相殺)
- C 内部エネルギー:-2(シクリカル-ディフェンシブ-1.74%が≤-1.0%で-1。売買代金急増top30の平均+1.53%は±2.0%圏で0、RSI健全度〔RSI50+=67.2%・RSI70+=25.1%〕は70超が25%超で-1)
- ⚠ D 過熱調整:-3(RSI70超25.1%が>20%で-2、TOP3売買代金シェア48.2%で資金集中リスク-1)
- E マクロ:-1(VIX16.43は15-25圏で0。ナスダック-1.16%+S&P500-0.45%=-1.61%が≤-1%で-1)
判定根拠:A群のトレンドが-3とフルにマイナスで、値がさ半導体・機械主導の下落により3指数(TOPIX・日経-TOPIX差・グロース)がそろって弱含んだのが最大の重石です。加えてD群もRSI70超25.1%の過熱ブレーキ・資金集中48.2%で-3と重く、C群も-2、E群も米株反落で-1と、外部まで逆風に転じました。一方でB群は新高安+76で+1を確保しましたが、値上がり業種9/33の狭さが-1で相殺され±0どまり。合計-9で「全面安・警戒」に着地しています。前日-5からさらに悪化したのは、半導体安に機械・非鉄・精密機器まで加わってA群がフルマイナスに沈み、外部環境(E群)も米ハイテク反落で+1から-1へ転じたのが差の中身です。需給(新高安)の底堅さは残るものの、半導体・機械の総崩れと過熱が、総合スコアを全面安ゾーンまで押し下げた1日と読めます。
→ 11因子モデルの仕組みをもっと詳しく知りたい方は:11因子モデルとは ─ 日本株の強弱を客観的な数値で捉える独自スコアリング手法








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