先日、南の島に出張中の仕事の後輩君から「安納芋」が送られてきました。1kgで300円。安っ!ホントありがとうございます。
サツマイモは好きでよく食べるんですが、問題は調理法でございます。
一番簡単な調理法は電子レンジですよね。けど電子レンジの焼き芋ってあんまりおいしく出来ないと思いません?
ワット数を変えたり、加熱時間を変えたり色々と試したんですが、どうしてもうまい焼き芋がつくれないんですよね。
なんかパサつくというか、ねっとりもホクホクもしないんですよ。
なんとかならんかなーと思っていた時に見つけたのが、バーミキュラライスポット。これを使えばうまい焼き芋が簡単に作れますよ。
目次
バーミキュラライスポットってなに?
バーミキュラライスポットがなにかというと、ホロー鍋のIH炊飯器です。
バーミキュラは、日本製の鋳物ホーロー製の鍋ブランド。そのホーロー鍋で、簡単においしいごはんの炊飯を出来るようにと出来上がったのが、ライスポットらしいです。
これがめちゃくちゃ多機能でして、ご飯の炊飯以外にも、無水調理、低温調理、炒め物、スープ、さらに炊飯器なのにパンも作れます。すげー。
「熱伝導」「遠赤外線」「蒸気対流」この3つの加熱技術を使っていて、この技術のおかげで調理した食材がうまくなるんだとか。詳しくは公式サイトでご確認を。
大きさは5合炊きの通常サイズと、3合炊きのミニサイズの2つあって、私が使っているのはミニのほう。1人暮らしの私としては、炊飯でも他の調理でも十分な大きさですね。
バーミキュラライスポットを使った焼き芋の作り方
ライスポットを使った焼き芋の作り方は超簡単。
- 鍋に大さじ1の水を入れる
- 洗ったサツマイモを並べる
- 「弱火」で60分加熱
加熱時間は芋の大きさで変えましょう。
小さいサツマイモなら40分くらいで様子をみて、まだ硬ければさらに10分くらい加熱するのがいいと思います。
後輩君から送ってもらった安納芋は、小ぶりなサイズものだったので40分くらいがベストでした。
バーミキュラライスポットの悪い所・良い所
ここまでで、ライスポットが気になった方もいるかもしれませんので、悪い所と、良い所を紹介します。私の利用歴は1年程度。参考にどうぞ。
バーミキュラライスポットの悪い所
なんでも出来る万能炊飯器、一見デメリットなどない完璧そう商品ではありますが、実際に使ってみてイマイチな所もありました。
値段が高い
正確には使ってみての感想じゃないんですが、お許しください。バーミキュラライスポットは高額。値段が高いです。通常サイズとミニサイズのそれぞれの値段は
- 通常サイズ 87,780円(税込み)
- ミニサイズ 71,280円(税込み)
パンも焼けちゃう万能炊飯器!とはいえミニサイズで70,000円は安いとは言い難い値段です。
ご飯以外の料理も出来る!といっても結局1品しか作れない
いくら多機能で、ご飯以外にも色々作れるといえ、ご飯を炊けばそれ以外の料理は作れません。
当たりまえですけど。
無水調理でうまいカレーライスを作ろう!と思ったらライスポットが2台必要になっちゃうわけです。
鍋にご飯がめっちゃ付く
ご飯を炊くために作られた炊飯器は、内窯にご飯がこびりつかないように樹脂加工されているものがほとんどです。ご飯をよそうときも、するっと取れますよね。
しかし、ホーロー鍋であるライスポットにはそのような加工はされていません。
ご飯をよそい終えた鍋の内側には、取り切れなかった米粒が付いていて、洗うのが少し大変です。
保温が出来ない
バーミキュラライスポットは保温が出来ません。余ったご飯はすぐにラップに包んで、冷凍庫に入れる必要があります。
これが言うまでもなく不便です。朝のご飯を夜まで保温して、夕飯に食べるって人も多いと思いますが、これが出来ません。夜にもう一度炊飯する必要があるので、炊飯回数が増えます。
特別「ご飯がうまい!」とは感じない(私だけかも…)
これ書くべきか非常に迷ったんですが、そう思ってしまったんだから仕方なし。書きます。あくまで私の感想ということをお忘れなく。
バーミキュラライスポットで炊いたご飯が特別「うまい」と私は感じません。
やたら評判がいい炊飯器だったので、ライスポットでの初ご飯の時は、すごいワクワクだったんですが、食べてみての感想は「いたって普通」というものでした。
しかし、私の舌は、バカ舌で有名。Amazonでのレビューをみてみると、「ご飯がうまい!」「いままでのご飯と全然違う!」「冷めてもうまい!」なんてレビューも多くあるので、やはり私の舌の問題なのかもしれません。
バーミキュラライスポットの良い所
ライスポットをさんざんこき下ろしてきましたが、私は買って良かったと思ってます。
「炊飯器」としては、うーん…と思う私ですが、それ以外の調理機能が非常に優秀です。買って良かった所を紹介していきます。
見た目がオシャレでかっこいい
機能面じゃないじゃん。と思われるかもしれませんが、まぁ落ち着いて。
料理をするにおいて、使う道具・家電の見た目の良さは重要です。
目に入るたびにテンションの上がる家電は毎日の料理のモチベ維持になります。特に炊飯器はモッサリしたデザインが多いんでなおさらです。
火を使わないので調理が簡単
IHですので、火を使いません。
ガス火調理はどうしても長時間鍋から目を離すことが出来ません。
ライスポットなら基本的に材料を鍋にいれ、火力と加熱時間を設定したらあとは放置で出来上がり。火力も「中火」「弱火」「極弱火」を選べまして、長時間の煮込み料理もほったらかしでOKです。
炒め物も出来る
「中火」であれば炒め物も出来ます。
通常フライパンでやるような炒め物はどれも普通に作れると思います。フライパンのように、あおったりすることは出来ませんが…。
この炒め機能は、煮込みハンバーグに最適です。まず「中火」で肉の表面を焼き付けて、そのあと「弱火」で煮込むという工程が鍋1つで簡単に出来ます。豚の角煮、ローストビーフなんかもおすすめ。
キッチンじゃなくても調理出来る
コンセントがあれば、ダイニングテーブルの上でも調理が出来るので、鍋はもちろんですが、
チーズフォンデュなんかも出来ます。みんな集まって食べる時なんかに便利ですね。
バーニャカウダでそのまま野菜ディップして食べれるじゃん!と思ってやってみたんですが、それはさすがに鍋がデカすぎました。
焼き芋がうまい(笑)
結局、一番伝えたいのはコレです。(笑)
間違いなく一番作っているのが焼き芋でして、焼き芋製造機と化しております。
電子レンジ焼き芋に満足していない方にはぜひ試してみてほしいです。
出来立ての焼き芋に、お好みでバターを塗ってどうぞ。
まとめ
今回は自宅でおいしい焼き芋が作れる家電として、バーミキュラライスポットを紹介してみました。
値段が高額なので、なかなかおすすめはしずらいんですが、なんでも出来る万能家電として、買って損はないと思います。
購入前にお試しで使って確かめてみたい…。という方は一度レンタルしてみるというのもいいかもしれません。家電などのレンタルサービスRentio(レンティオ)からレンタル出来ます。
新品のレンタルですと1か月9500円でレンタル出来るみたいです。
レンタルしたらまずは焼き芋をぜひ。
こちらからは以上です。
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