【FP3級合格】テキスト不要!テキスト・問題集なしでFP3級に合格する勉強方法

先日、ファイナンシャルプランナー3級(FP3級)に合格しました。

資格としての価値はほとんどないみたいですが、お金の教養がない私にとって、すごく勉強なり、受けてよかったなーと思ってます。

FPの勉強を進めている途中にふと思ったのが、「テキスト買う必要なかったな~」ってこと。

私のFP3級の勉強期間は1.5カ月ほどで、勉強開始前にテキストを1冊買ったのですが、テキストを読んだ時間は、通算しても1時間にも満たないです。問題集にいたっては買ってすらいません。

そこで今回は、私がFP3級合格のためにしたテキスト不要な勉強方法の紹介と、試験1か月前から、毎日の勉強時間・正答率・解いた問題数などの勉強記録を残していたので、そこら辺のデータの変化も紹介します。

これからFP3級を受験してみようという方は参考にしてみて下さい。

過去問!過去問!!過去問!!!

さっそく私が実際に行った勉強方法の紹介です。

それは「とにかく過去問を解きまくる」というもの。FPの勉強開始した日から、試験前日まで、ひたすらに過去問を解きまくりました。…普通ですいません。

じゃあ問題集が必要なんじゃ?と思うかもしれませんが、過去問を無料で勉強出来る、とてつもなく便利なサイトがあります。過去問道場です。

過去問道場が便利すぎる

出典:過去問道場

この過去問道場ですが、2000問以上の学科の過去問数の多さはもちろんなんですが、「〇〇年〇〇月の試験問題」といった試験回の指定、「リスク管理、金融資産運用」などの学科分野の指定、簡単、普通、難しいといった難易度の指定など便利な機能が沢山あります。さらに出題された問題への解説もしてくれます

今の自分のレベルにあった出題方法が選べ、その解説まであるのは、本当に便利です。

私はこれを、毎日100問を目標に勉強してました。毎日の勉強のノルマを決めるとき、「毎日1時間」のように、時間を目標にはしない方がいいです。勉強に集中せずにダラダラ過ごしてもノルマ達成になってしまうからです。

過去問道場では、解いた問題数と正答率も表示されるので、「毎日〇〇問解く」みたいなノルマの管理もしやすいです。ちなみに、私の場合100問解くのに1時間くらいかかってました。

1.5か月の勉強記録

私の勉強期間は約1.5カ月。勉強方法は説明した通り、ひたすらに過去問道場で過去問をときまくるというもの。

その記録を試験1か月前から記録していたので参考までに紹介します。勉強開始から2週間は記録を残してなかったので少しあいまいです。

毎日100問を目標にしていましたが、実際はかなりさぼってます。(笑)

勉強時間合計は約40時間

解いた過去問数合計は約3000問ほどになります。

この勉強記録をみてもらったうえで、どんな感じで1.5カ月間の勉強を進めていったかを紹介します。

0~2週間:わけわかんない

私はFPについての予備知識ゼロの状態から勉強を開始しました。

勉強を始めて2週間くらいは、まったく解けません。まず問題文の問いの意味すら分かりませんでした。いわゆる「わけわかんない」状態。正直落ち込みます(笑)

2週目くらいまでは、ほぼカンで問題を解いてました。

3週目:見覚えのある問題が出来てくる

それでもひたすらに問題を解いていると、「この問題昨日もあったなー」みたいな、「見覚えのある問題」が少しずつ増え、徐々に解ける問題が増えていきます。FP3級は毎年似たような問題が出題されるので、この「見覚えのある問題」をどれだけ増やせるかが重要だと思います。さらに勉強を進めると、毎年試験に出るような頻出問題は、問題文の1/3くらい読んだだけで、反射的に答えが分かるようになりますよ。(これホント)

4週目:苦手な分野が出来てくる

4週目くらいになると、「毎回この問題間違えてるな~」みたいな、自分にとっての苦手な学科分野が出来てきます。私の場合は、”相続”と”不動産”。

このあたりから、過去問道場の、学科の分野指定機能を使って苦手分野の割合を多めに勉強をしてました。

5週目:正答率70%~80%で安定

5週間目は、正答率が70%以上を安定して出せるようになりました。FP3級の学科合格のラインは正答率60%以上なので、「FP3級なんかいけそう」感が出てきます。

このあたりから、ようやく実技をちょこちょこと開始。実技は、学科の知識を使って解く、みたいな所があるので、学科がある程度解けるようになってから始めた方がいいと思います。ちなみに実技も過去問道場で勉強出来ます。

6週目:安心感からさぼりだす

正答率が安定したのと、ちょうど仕事がめちゃくちゃ忙しかったのもあり、1週間も勉強をさぼりました(笑)

仕事が忙しかったとはいえ、1時間くらいの時間は作れるわけです。完全に慢心が出ちゃってましたね。当然ですが、真似してはいけません。

最終週:不合格の不安はほぼない

1週間さぼり、さすがにやばいと思い勉強を再開しましたが、正答率が落ちることはなく、とりあえず一安心。

最終週も高い正答率を維持出来てました。

試験前日に学科・実技の模擬問題をやりましたが、正答率はどちらも高く、不合格の不安はほぼありませんでした。

私が受験した時期は、ちょうどオミクロン株の感染が爆発していた時期だったので、不合格よりコロナ感染の方が怖かったです。

FP3級 試験結果は?

試験日から約1か月くらいで、試験結果が郵送されてきます。過去問道場での模擬試験では十分合格ラインでしたが、試験本番での得点はどうだったのか。結果をご報告します。

学科試験結果

得点49点/60点満点

A.ライフプランニングと資金計画 7点

B.リスク管理 8点

C.金融資産運用 9点

D.タックスプランニング 9点

E.不動産 8点

F.相続・事業承継 8点

(各分野 10点満点)

実技試験結果

得点85点/100点満点

分野別得点記載なし

こんな感じで、模擬問題とほぼ同じ点数での合格でした。繰り返しになりますが、私が合格のためにやってきた勉強の99%は、過去問道場での過去問のみ。試験結果からも、やっぱりテキストなしで十分いけるんじゃないかと思うわけです。

電卓はどれを買えばいいのか?

FP3級には、数は少ないですが計算問題があります。過去問道場には電卓機能もついてまして、勉強中はずっとその電卓を使っていました。

しかし実際の試験では、当然リアル電卓が必要になります。関数電卓をもっていたので、試験当日はその電卓を使おうと思ってたんですが…

試験では関数電卓の使用禁止です。試験の前日に持ち物をチェックしている時にその事実に気づきまして(受験票に書いてます)、慌ててコンビニで売ってたポケットサイズの電卓を購入しました。

他にも、以下のような電卓はNGです。便利な高機能電卓をお持ちの人は注意が必要です。

FP試験でNGな電卓

・金融電卓(ローン、複利計算できるもの)

・タッチ音がなるもの

・プログラム登録機能があるもの

・計算過程をさかのぼれるもの

・計算結果を2つ以上記録出来るもの

・大きさが26㎝×18㎝以下のもの

正直、FP3級の問題を解くのに高い電卓を購入する必要は全くなくて、この程度の電卓でも十分です。問題ありません。

ただ、試験会場で、こんなポケット電卓を使っているの私たった一人だけで、ちょっと恥ずかしくて思わず笑ってしまいました。(笑)

他の受験者皆さんは、すごいカッコイイ電卓(ちょっとデカめの、ボタンを押すときに、カタカタカタ…ターン!みたいなやつ)を持ってきていました。正直オーバースペックな気はするんですが、みなさん仕事関係で使われてるんですかね?

試験時間も十分すぎるほどあり、早打ちの必要はありません。そもそも計算問題がメインの試験ではありません。私のような趣味受験の方は、周りの目は気にせず、安い電卓を買いましょう。(笑)

正直、四則演算(+、ー、×、÷)が出来ればなんでもいいと思いますが、以下の電卓が、FP試験の電卓条件クリアかつ、1000円以下で買えます。

まとめ

今回は、FP3級に向けて私がやってきた勉強方法を紹介しました。

その方法は、テキストはほとんど読まず、ひたすら過去問道場で過去問を解きまくるというもの。

当然この勉強方法がベストかはわからないし、合格を約束するようなものではありません。ただ、過去問道場が便利なのは間違いなし。上手に活用することをおすすめします。

過去問道場を利用すればテキストなしでも十分合格できると私は思ってますが、それでも「テキストなしは不安!」という気持ちも分かります。試験会場では、私以外の受験者の方全員がテキストを読み込んでおりました。お守りとしてテキストが1冊欲しいという方は「みんなが欲しかった」が分かりやすくておススメです。

これからFP3級受験をか考えている方の参考になれば幸いです。

こちらからは以上です。

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