「日経平均は上位3社で決まる」は本当か?|偏りは昔から。変わったのは1社が振り回す力でした

2025年10月29日、日経平均株価は2.17%上がって最高値を更新しました。ニュースはどこも「日本株、最高値」と伝えていました。

ところがその日、日経平均に入っている225社のうち181社は下げていました。8割です。

私はこの日のことをよく覚えていて、「これはもうアドバンテストの指数じゃないか」と思いました。実際に数えてみると、その感覚はかなり正確でした。アドバンテスト1社を取り除くと、この日の日経平均は+0.13%。ほとんど動いていなかったことになります。

この日にかぎった話ではありません。日経平均が連日のように最高値を更新していたあの時期、私は「指数は上がっているのに、自分の持ち株はついていかない」と感じることが何度もありました。中身を数えてみたら、そういう日が本当にあることが分かりました。この話は記事の後半で数字にします。

💬 よく言われること
いまの日経平均は、上位3銘柄で決まる指数だ。
残りの220社が何をしても関係ない。

「インチキ指数」「欠陥指数」という言い方も見かけます。私自身、日本を代表する指数のはずなのにおかしくないか、と思いながら見てきました。ただ、けなす前に中身を数えたことがなかったので、今回それをやります。

この記事で答えるのは、次の5つです。

この記事で数えたこと
  1. いま、どれだけ偏っているのか。それは他の指数と比べて多いのか
  2. いま日経平均に効く銘柄・業種と、効かない銘柄・業種はどれか(早見表にしました)
  3. 偏りだしたのは最近なのか、昔からなのか
  4. なぜ主役が入れ替わるのか。トヨタが上がれば「自動車の指数」になるのか
  5. 結局、「残りの220社は関係ない」と言えるのか

まず、日経平均がどうやって計算されているか

日経平均は、225社の株価をもとに計算する指数です。時価総額(会社の大きさ)は使いません。

ただし、実際の計算は2段階になっています。ここを知らないままだと、「なぜ1社で1割も占めるのか」がずっと分からないままになります。私も長いあいだ、なんとなくしか分かっていませんでした。

1段階目:株価に「株価換算係数」を掛ける

会社ごとに株価換算係数という掛け算の数字が決まっています。決めているのは日本経済新聞社で、ルールは3つです。①2021年にこの仕組みに切り替えたとき、それまでの「みなし額面」から機械的に換算した(額面50円の会社は1)。②株式分割・併合があれば、その比率どおりに係数を掛ける(トヨタの5は2021年の5分割、三菱自動車の0.1は2018年の併合)。③新しく採用する会社は原則1だが、それだと重くなりすぎる場合は0.1〜0.9に下げる(ディスコの0.2など)。この掛け算をしたあとの数字が、日経平均の計算で使われる「その会社の株価」になります。

たとえばアドバンテストは33,690円×7.2=242,568円、三菱自動車は393円×0.1=39円です。実際の株価の差は86倍ですが、係数を掛けたあとは約6,100倍の差になります。

日経平均は、2段階で計算されています225社それぞれの株価に係数を掛けて、それを全部足して、除数で割る。出てくるのが日経平均です※係数は、株式分割などがあっても指数が飛ばないように会社ごとに決められている掛け算の数字です1段階目:225社それぞれ、株価に係数を掛けるアドバンテスト33,690円× 7.2242,568円ファーストリテイリング72,450円× 2.4173,880円トヨタ自動車3,156円× 515,780円三菱自動車工業393円× 0.139円+ ほか221社225社ぶんを全部足す計算に使う株価の合計(225社ぶん)1,978,158円除数 29.83110217 で割る日経平均株価(2026年8月31日)66,311.93円この1,978,158円のうち242,568円はアドバンテスト。だから1社で日経平均の12.26%になります出典:日経平均プロフィル(日本経済新聞社)の構成銘柄別ウエート(2026年8月31日基準)と同日の終値より私が計算
4社は例です。225社すべてで同じ掛け算をして足し、除数で割ります。

2段階目:225社ぶんを全部足して、除数で割る

1段階目で出した「計算に使う株価」を225社ぶん足すと、1,978,158円(8月31日)。これを除数という数(この日は29.83110217)で割ると、66,311.93円これがその日の日経平均株価そのものです。ニュースで見る「日経平均、66,311円」はこうやって出ています。

「225で割るんじゃないの?」——私も最初はそう思っていました。実際に225で割ってみると1,978,158 ÷ 225 = 8,792円で、本当の日経平均(66,312円)と7.5倍もちがいます。

理由は、株式分割や銘柄の入れ替えがあっても指数が飛ばないように、そのたびに除数のほうを調整してきたからです。その結果、割る数は225から29.83まで下がりました。名前は「平均」ですが、割る数が小さいので、1社の株価の動きがそのまま大きく響く数字になっています。

この2段階が分かると、1社の重さも出せます

同じ割り算を1社ぶんだけやれば、その会社が日経平均の何円ぶんを作っているかが出ます。この記事ではこれを「受け持ち円分」と呼びます。

1社ぶんだけ取り出すと:その会社は日経平均の何円ぶんか
225社ぶん足すと、日経平均そのもの(66,311.93円)に戻ります
銘柄計算に使う株価受け持ち円分(÷除数)日経平均の割合
アドバンテスト242,568円8,131円ぶん12.26%
ファーストリテイリング173,880円5,829円ぶん8.79%
トヨタ自動車15,780円529円ぶん0.80%
三菱自動車工業39円1.3円ぶん0.002%
日経平均66,312円のうち、8,131円はアドバンテスト1社が作っています。三菱自動車が作っているのは1.3円です。
225社の平均は「1社で295円ぶん」なので、アドバンテストはその27倍を1社で受け持っていることになります。

そして受け持ち円分の1%が、その会社が1%動いたときに日経平均が動く円です。アドバンテストなら81円、三菱自動車なら0.013円。この記事ではこの数字を物差しに使います。

ただし「株価が高ければ効く」とは限りません。ディスコの株価は58,120円で東京エレクトロン(56,440円)とほぼ同じですが、係数が0.2なので、1%上がっても日経平均は3.9円しか動きません。東京エレクトロンは56.8円で、14倍の差があります。効き目を決めるのは株価そのものではなく、株価と係数を掛けた額です。

いま、どれだけ偏っているのか

225社をウエート(日経平均に占める割合)の大きい順に並べて、上から足していったのが次の図です。

上から10社で、日経平均のほぼ半分225社をウエートの大きい順に左から並べ、そこまでの合計が日経平均の何%になるかを積み上げた線※横軸は「上から何社目までか」。線が急なところほど、その数社で大きく動かしていることを表します0%20%40%60%80%100%上位3社 29.6%上位10社 48.3%上位20社 60.1%上位50社 76.6%0社50社100社150社225社下から100社を全部足しても6.12%。アドバンテスト1社(12.26%)の半分です出典:日経平均プロフィル(日本経済新聞社)の構成銘柄別ウエート(2026年8月31日基準)と同日の終値より私が計算
線が急なのは左端だけです。上位10社より右は、ゆるやかに積み上がっていくだけです。

上位3社はアドバンテスト12.26%、ファーストリテイリング8.79%、東京エレクトロン8.56%で、合わせて29.61%。上から10社で48.32%と、ほぼ半分です。

「29.6%」は、偏っているのか、ふつうなのか

数字だけ見せられても、それが多いのか少ないのか分かりません。同じ物差し(上位3社と上位10社が全体の何%か)で、TOPIXとS&P500も測ってみました。

同じ物差しで測ると、日経平均だけが突出しているそれぞれの指数で、いちばん大きい3社/10社が指数全体の何%を占めるか※TOPIXはTOPIX連動の投信の月次レポート、S&P500はSPY(連動ETF)の組入比率から。基準日は指数ごとに少し違います0%10%20%30%40%50%29.61%上位3社48.32%上位10社日経平均2026年8月31日20.36%上位3社37.26%上位10社S&P5002026年8月19日9.2%上位3社23.0%上位10社TOPIX2026年7月31日日経平均の上位3社は29.6%。S&P500の1.5倍、TOPIXの3.2倍です出典:日経平均は日経平均プロフィル、TOPIXは「はじめてのNISA・日本株式インデックス」月次レポート、S&P500はSPYの組入比率より私が計算
3つの指数を、同じ物差し(上位3社・上位10社が全体の何%か)で並べたものです。

S&P500も「AIの数社に偏っている」とよく言われる指数ですが、日経平均はそれよりさらに偏っています。TOPIXは日経平均の3分の1以下でした。

面白いのは、同じ会社でも指数によって扱いが全然違うことです。アドバンテストは日経平均では12.26%で1位ですが、TOPIXでは1.7%で9位。逆に三菱UFJはTOPIXで3.9%の1位ですが、日経平均では0.186%しかありません。三菱UFJでいえば、指数を替えると20倍以上ちがう重さで扱われています。

要点「偏っている」は、事実でした

上位3社で3割、上位10社で半分。他の指数と並べても、日経平均の偏り方は突出しています。ここまでは通説のとおりです。

効く業種と、効かない業種

いま、どの業種が日経平均を動かしていて、どの業種が動かしていないのか。業種ごとにまとめたのが次の図です。

効く業種と、効かない業種日経平均225社を業種でまとめ、その業種が日経平均の何%を受け持っているかを並べたもの※業種の分け方は日経平均が独自に使っているもの(東証の33業種とは少し違います)。カッコ内は社数、灰色の棒は2%未満の業種右の数字=その業種がそろって1%上がったとき、日経平均が動く円電気機器(32社)38.08%252.5円小売業(11社)10.86%72.0円通信(4社)8.31%55.1円サービス(19社)7.45%49.4円化学(16社)4.42%29.3円医薬品(9社)3.88%25.7円商社(7社)3.54%23.5円機械(16社)3.33%22.1円非鉄・金属(8社)2.90%19.2円精密機器(6社)2.78%18.5円食品(10社)2.33%15.4円自動車(10社)2.29%15.2円その他製造(4社)1.36%9.0円建設(9社)1.36%9.0円保険(5社)1.11%7.4円銀行(10社)0.94%6.3円不動産(5社)0.91%6.1円その他金融(3社)0.78%5.2円窯業(6社)0.68%4.5円ゴム(2社)0.61%4.0円鉄道・バス(8社)0.45%3.0円海運(3社)0.36%2.4円石油(2社)0.21%1.4円陸運(2社)0.19%1.2円証券(2社)0.18%1.2円空運(2社)0.17%1.1円ガス(2社)0.12%0.8円鉱業(1社)0.08%0.5円繊維(2社)0.08%0.5円造船(1社)0.07%0.4円水産(1社)0.06%0.4円パルプ・紙(1社)0.04%0.3円鉄鋼(3社)0.04%0.2円電力(3社)0.03%0.2円電気機器32社で38.1%。自動車10社は2.3%、銀行10社は0.9%しかありません出典:日経平均プロフィル(日本経済新聞社)の構成銘柄別ウエート(2026年8月31日基準)と同日の終値より私が計算
業種の名前の横は、その業種に入っている社数です。右端の円は、その業種がそろって1%上がったときに日経平均が動く円です。

電気機器が32社で38.08%。この業種がそろって1%上がるだけで、日経平均は252円動きます。ただし電気機器の中も平らではなく、アドバンテストと東京エレクトロンの2社だけで20.82%。電気機器32社の合計の半分以上を、この2社が占めています。「結局、半導体なのか」への答えは「かなりの部分はそうです」になります。

1
自動車10社を全部足して2.29%(1%で15円)
トヨタ・ホンダ・スズキ・SUBARU・日産・マツダなどを全部入れてこの数字です。
2
銀行10社を全部足して0.94%(1%で6円)
メガバンク3行だけなら0.34%。3行がそろって1%上がっても、日経平均は2円しか動きません。
3
鉄鋼3社と電力3社は、それぞれ0.04%と0.03%
日本製鉄が1%上がっても0.11円、東京電力なら0.02円です。

銀行のなかを見ると、もうひとつ気づくことがあります。日経平均に入っている銀行10社のうちいちばん重いのは、しずおかFG(0.1864%)でした。三菱UFJ(0.1860%)をわずかに上回っています。時価総額でいえば桁が違う2社が、日経平均の中ではほぼ同じ重さで扱われている、ということです。

効く銘柄・効かない銘柄の早見表

業種でまとめると分かりやすい反面、同じ業種でも銘柄ごとに大きく違います。銘柄で並べたのが次の表です。いちばん右の「1%で日経が何円動くか」だけ見れば足ります。

日経平均に効く銘柄・効かない銘柄(2026年8月31日)
いちばん右が「その銘柄が1%上がったとき、日経平均が動く円」。225社の平均は295円ぶんを受け持ち、1%で2.95円です
銘柄業種株価係数ウエート1%で日経が動く円
【効く】1%動くと日経平均が10円以上動く12社。この12社だけで日経平均の51.4%
アドバンテスト電気機器33,690円7.212.26%81.3円
ファーストリテイリング小売業72,450円2.48.79%58.3円
東京エレクトロン電気機器56,440円38.56%56.8円
ソフトバンクG通信5,200円246.31%41.8円
リクルートHDサービス18,215円32.76%18.3円
TDK電気機器3,078円152.33%15.5円
イビデン電気機器20,455円22.07%13.7円
KDDI通信2,960円121.80%11.9円
キオクシアHD電気機器49,990円0.71.77%11.7円
フジクラ非鉄・金属5,504円61.67%11.1円
ファナック電気機器6,055円51.53%10.1円
信越化学工業化学6,023円51.52%10.1円
【ふつう】1%で1〜10円102社。合わせて41.0%
京セラ電気機器3,657円81.48%9.8円
ダイキン工業機械21,155円11.07%7.1円
中外製薬医薬品6,913円31.05%7.0円
テルモ精密機器2,516円81.02%6.7円
ソニーG電気機器4,016円51.02%6.7円
村田製作所電気機器7,191円2.40.87%5.8円
三菱商事商社4,804円30.73%4.8円
レーザーテック電気機器33,640円0.40.68%4.5円
デンソー電気機器1,935円40.39%2.6円
ニトリHD小売業3,048円2.50.39%2.6円
セブン&アイ・HD小売業2,026円30.31%2.0円
三菱UFJFG銀行3,680円10.19%1.2円
【ほとんど効かない】1%上がっても日経平均は1円も動かない111社。全部足しても7.7%
ソフトバンク通信237円100.12%0.80円
日本郵船海運7,040円0.30.11%0.71円
三井住友FG銀行6,975円0.30.11%0.70円
NTT通信172円100.09%0.58円
東日本旅客鉄道鉄道・バス3,581円0.30.05%0.36円
みずほFG銀行8,623円0.10.04%0.29円
日本製鉄鉄鋼670円0.50.02%0.11円
日産自動車自動車328円10.02%0.11円
中部電力電力2,874円0.10.01%0.096円
りそなHD銀行2,530円0.10.01%0.085円
東京電力HD電力538円0.10.00%0.018円
三菱自動車工業自動車393円0.10.00%0.013円
【ふつう】【ほとんど効かない】の欄は、名前の通りやすい会社を私が抜き出したものです(全225社は日経の資料をご覧ください)。
効かない側の最小は三菱自動車で、1%上がっても日経平均は0.013円。アドバンテストとの差は6,100倍でした。

この表でいちばん言いたいのは、1%上がっても日経平均が1円も動かない銘柄が111社あることです。225社のほぼ半分が、その日の日経平均にほとんど関係していません。裏を返すと、日経平均の上げ下げは、この111社が何をしたかをほとんど映していないということでもあります。

では「日経3」でないなら「日経いくつ」なのか。上から数えると、100社で日経平均の90.1%を受け持っています。残り125社は全部足しても9.9%、下から40社は全部足しても1%に届きません。重さだけで言えば、いまの日経平均は「日経100」でほぼ再現できる指数です。

偏りは、今に始まったことなのか

ここまでは「いまの写真」です。次は10年ぶんの動画にします。過去の株価換算係数は公表されていないので、いまの係数を過去の株価に当てはめて、各時点のウエートを組み直しました(細かい条件は記事末尾の▼検証条件に)。顔ぶれはいまの225社で通しているので、当時の実際の日経平均とは少し違います。

上位10社は3割から半分へ。上位3社は昔から15〜25%あった上位3社・上位10社が日経平均に占める割合の10年(月末ごと)※顔ぶれはいまの225社で通しています(計算の条件は記事末尾の▼検証条件)0%10%20%30%40%50%60%2017201820192020202120222023202420252026日経平均に占める割合上位10社48.32%上位3社29.61%上位10社は「3割」から「半分」へ。上位3社は10年前から15〜25%あり、いま3割に乗りました出典:日経平均プロフィル(日本経済新聞社)の構成銘柄別ウエートと公表資料、Yahoo!ファイナンスの日足より私が集計。2016年9月〜2026年8月
上の線が上位10社、下の線が上位3社。どちらも2023年ごろから急に上がっています。
白眉
「1社で12%」は、今に始まった話ではありませんでした。
2021年2月のファーストリテイリングは12.13%、2024年9月は12.29%。
いまのアドバンテスト(12.26%)とほぼ同じです。

私は「日経平均の歪みを作っているのはアドバンテストだ」と思っていました。でも数字はそう言っていません。1位が指数の1割以上を占める状態は、10年前から続いていて、その席に座っている会社が入れ替わっただけです。10年前から2025年8月まで、その席にいたのはほぼずっとファーストリテイリングでした。

では何も変わっていないのかというと、そうでもありません。変わったのは、1位の下に並ぶ会社の重さでした。1位だけ見れば昔と同じでも、上位10社まで広げると倍近くになっています。

1
上位10社は 29.9% → 48.3%
「10社で3割」だったものが「10社で半分」になりました。ここは明確に増えています。
2
電気機器32社は 18.9% → 38.1%
ちょうど2倍です。
3
トヨタは 1.25% → 0.80%
株価は10年で2.7倍になっているのに、日経平均での存在感は4割減りました。

なぜ、主役は入れ替わるのか

半導体が強かったから株価が上がって、値がさになって、それで効くようになっただけではないのか。

答えは、ほぼその通りです。そしてそれこそが株価平均型(時価総額ではなく株価を足して作る型)という作りの性質でした。株価が上がれば、その分だけそのまま受け持ちが増え、次の日からもっと効くようになります。

主役は入れ替わってきた。トヨタの割合だけは減り続けた4社が日経平均に占める割合の10年(月末ごと)※株価が上がればその分だけ割合も上がります。トヨタの株価は10年で2.7倍、日経平均は4.0倍。顔ぶれはいまの225社で通しています0%2%4%6%8%10%12%14%2017201820192020202120222023202420252026日経平均に占める割合アドバンテスト12.26%ファーストリテイリング8.79%東京エレクトロン8.56%トヨタ自動車0.80%10年前の主役はファーストリテイリング。アドバンテストは0.6%しかありませんでした出典:日経平均プロフィル(日本経済新聞社)の構成銘柄別ウエートと公表資料、Yahoo!ファイナンスの日足より私が集計。2016年9月〜2026年8月
アドバンテストは10年前0.59%でした。ファーストリテイリングとは2025年9月に入れ替わっています。
10年で株価は何倍になったか(2016年9月30日→2026年8月31日・分割調整ずみ)
日経平均そのものは4.03倍。これより速く上がった会社は、日経平均のなかでの割合が増えます
銘柄株価日経平均の伸びの何倍か
アドバンテスト99.1倍24.6倍
フジクラ60.4倍15.0倍
イビデン30.4倍7.5倍
東京エレクトロン19.1倍4.7倍
日立製作所11.6倍2.9倍
三菱UFJ FG7.3倍1.8倍
ファーストリテイリング6.7倍1.7倍
ソニーグループ6.1倍1.5倍
トヨタ自動車2.7倍0.7倍
アドバンテストの株価は10年で99倍。日経平均が4.03倍ですから、伸びは日経平均の24.6倍です。だから割合が0.59%から12.26%へ、20倍になりました。
逆にトヨタの伸びは日経平均の0.7倍にとどまったので、割合は1.25%から0.80%へ下がっています。

「新しく採用されたから上位に来ただけではないのか」——そうではありませんでした。アドバンテストも東京エレクトロンも、10年前から日経平均に入っています。アドバンテストは当時0.59%だった会社が、株価が99倍になった結果、いまの12.26%になりました。入れ替えではなく、株価だけでここまで来ています。

そしてもうひとつ。日立製作所は株価が11.6倍と、日経平均の2.9倍伸びています。それでも日経平均に占める割合は、いまも0.27%です。株価が5,438円で係数が1だからです。同じ「株価が上がった」でも、株価の水準と係数しだいで、指数への効き方はまったく違います。

トヨタが上がったら、「自動車の指数」になるのか

半導体に偏っているのは分かりました。では自動車がぐんぐん上がったら、今度は自動車の指数になるのか

トヨタの株価が上がったら、日経平均は「自動車の指数」になるのかトヨタの株価だけが何倍かになったとして、トヨタが1%動いたときに日経平均が動く円がどこまで増えるか※ほかの224社の株価は動かないものとして計算した、仕組みを見るための試算です0円10円20円30円40円50円60円70円80円90円いまのアドバンテスト:1%で81.3円5.3円いまのまま割合 0.80%10.6円2倍割合 1.58%15.9円3倍割合 2.36%26.4円5倍割合 3.87%52.9円10倍割合 7.44%81.5円15.4倍割合 11.02%トヨタが15倍になって、やっといまのアドバンテスト1社ぶん。自動車10社を全部足しても2.3%です出典:日経平均プロフィル(日本経済新聞社)の構成銘柄別ウエート(2026年8月31日基準)と同日の終値より私が計算
棒の下の「割合」は、そのときトヨタが日経平均に占める割合です。日経平均全体も膨らむので、円で並んでも割合では12.26%に届きません。

答えは「仕組みのうえではあり得るが、トヨタの株価がいまの15倍になる必要がある」でした。

トヨタが1%上がったときに日経平均が動くのは5.29円です。アドバンテストは81.3円ですから、15.4倍の差があります。トヨタの株価が2倍になっても、日経平均に占める割合は1.58%。いまのアドバンテスト1社ぶん(8,131円の受け持ち)に並ぶには、トヨタの株価が15.4倍(1株あたり約48,600円)必要という計算になります。時価総額でいえば、約46兆円が約710兆円になる計算です

あり得ないとは言いません。アドバンテスト自身が、10年で株価99倍・0.59%から12.26%へ来た会社です。ただしアドバンテストは株価3万円台に係数7.2、トヨタは株価3千円台に係数5なので、同じ道をたどるには、アドバンテストと同じ倍率ではなく、その15倍多く上がらないといけません。自動運転などで自動車株が半導体株のようになったとしても、トヨタ1社の株価が15倍というのは、それだけ重い条件です。

業種でも同じです。自動車10社を全部足しても、アドバンテスト1社の5分の1以下。10社がそろって1%上がっても日経平均は15円しか動きません。時価総額なら日本最大級のトヨタが、日経平均のなかではこの扱いです。理由は単純で、株価平均型は「会社の大きさ」ではなく「株価の高さ(と係数)」で重みが決まるからです。

で、「残りの220社は関係ない」と言えるのか

偏っているのは事実として、それで日経平均の上げ下げが本当に決まっているのか。その日の日経平均の動きから1社ぶんだけを取り除いて、上げと下げが逆になるかを見ます。逆になったなら、その日の日経平均の向きはその1社が決めていたことになります。

ひとつ条件を付けました。日経平均が0.2%以上動いた日だけを数えます。ほとんど動かなかった日は、どの銘柄を抜いても上げ下げが入れ替わりやすく、数えても意味がないからです。

1社を抜くと、日経平均の上げ下げが反対になった日その日の日経平均から1社ぶんだけを取り除くと、上げと下げが逆になっていた日の数※日経平均が0.2%以上動いた日だけを数えています(下の数字はその日数)。2016年は9月から、2026年は9月9日までアドバンテストファーストリテイリング東京エレクトロン0日1日2日3日4日5日6日201653日12017184日12018204日22019182日12020204日2021208日12022216日1112023206日1222024200日6222025206日4212026147日ファーストリテイリングは同じくらいのウエートがあっても年0〜2日。2025年にアドバンテストが跳ねました出典:日経平均プロフィル(日本経済新聞社)の構成銘柄別ウエートと公表資料、Yahoo!ファイナンスの日足より私が集計。2016年9月〜2026年9月9日
1社を取り除くと日経平均の上げ下げが逆になった日の数。日経平均が0.2%以上動いた日だけを数えています。

アドバンテストは2022年まで1日もありません。2023年に初めて1日出て、2025年は6日、2026年は9月9日までに4日です。

ここが意外でしたファーストリテイリングは、同じくらいのウエートがあっても向きを変えていません

ファーストリテイリングのウエートは10年間ずっと7〜11%あって、2026年のアドバンテスト(年平均11.3%)とほとんど変わりません。それなのに、1社で日経平均の向きを変えた日は年0〜2日。10年で13日だけです。
ウエートが大きいだけでは、指数を振り回すことにはならないということになります。

なぜアドバンテストだけが、これほど振り回すのか

ウエートはほぼ同じなのに、動かす力が違う。理由は1日の値幅です。日経平均をどれだけ動かすかは、ウエートだけでは決まりません。

その銘柄が1日に日経平均を動かす幅 = ウエート × その銘柄の1日の値幅

ウエートが「席の大きさ」だとすると、値幅は「その席の人がどれだけ動くか」です。席が大きくても静かに座っていれば、指数はほとんど動きません。

同じくらいのウエートでも、動かす力は3倍近くちがう
いずれもその年の平均。値幅は上下どちらも大きさとして数えています
 ウエート(年平均)1日の値幅日経を動かす幅
2016年
アドバンテスト0.6%1.66%0.010%
ファーストリテイリング7.6%1.56%0.117%
(日経平均の1日の値幅)0.77%
2026年
アドバンテスト11.3%3.72%0.417%
ファーストリテイリング9.5%1.56%0.148%
(日経平均の1日の値幅)1.51%
アドバンテストが日経平均を動かす幅は、10年で42倍になりました。ファーストリテイリングは1.3倍です(値幅が2016年も2026年も1.56%なのは偶然の一致で、この10年は1.1〜1.7%の間で動いていません)。
2026年の日経平均は1日に平均1.51%動いていますが、その3割近く(0.417%)をアドバンテスト1社が作っていることになります。

ファーストリテイリングは席は大きいけれど、静かに座っていたわけです。アドバンテストは席が大きくなったうえに、値幅が1.66%から3.72%へ荒くなりました。半導体やAI関連の材料で大きく飛ぶ銘柄なので、その荒さがそのまま日経平均に乗ります。

冒頭に書いた2025年10月29日(日経平均が最高値を更新したのに181社が下げた日)はその極端な例です。この日アドバンテストは+22%のストップ高で、1社で日経平均を2.12ポイント押し上げました。上にも下にも効くので、荒い銘柄の比重が増えたぶん、日経平均そのものの値幅も0.77%から1.51%へ倍になっています。

それでも「関係ない」とは言えません

上位3社のうちどれか1社で向きが変わった日は、2016〜2022年は年0〜2日でした。それが2025年は10日、2026年は147日中7日21日に1日の割合です。「上位3社で決まる」と言い切れる日は確かに増えましたが、残りの20日は220社の側が向きを決めています

もうひとつの数え方だと、もっと多くなります。225社の値動きをそのまま平均したもの(1社1票の多数決に近い数字)と、日経平均の向きが逆になった日は、2017年が184日中3日だったのに対し、2026年は147日中24日(16%)。61日に1日から6日に1日へ、10倍に増えています。

要点「関係ない」は言い過ぎでした

1社で向きが変わる日は増えました。それは本当です。
でも「残りの220社が何をしても関係ない」と言えるのは、21日に1日だけです。

「日経は上がっているのに、自分の持ち株は上がらない」の正体

冒頭の「指数は上がっているのに、自分の持ち株はついていかない」は、こういうことでした。

まず、日経平均が上がった日が、日本株全体が上がった日とはかぎりません。2025年10月29日は日経平均が2.17%上がりましたが、225社のうち181社は下げていました。ここまで極端でなくても、日経平均がプラスなのに7割以上の銘柄が下げていた日は、この10年で9日ありました。そのうち7日が2023年以降です。

225社の値動きをそのまま平均した「1社1票の多数決」と日経平均の向きが逆だった日は、2026年は6日に1日。10年前は61日に1日でした。体感がずれる日は10倍に増えています。

つまり、あの感覚の正体は、その日の上昇が数社に集中していて、日経平均がそれを「日本株全体の上昇」として表示していた、ということでした。上がっていたのは上位の数社で、それを持っていなければ自分の資産は増えません。

ここは間違えやすい「ウエートが小さいから上がらない」ではありません

ウエートはその銘柄が日経平均を動かす力であって、その銘柄の上がりやすさとは関係ありません。三菱自動車のウエートは0.002%ですが、三菱自動車の株価が10%上がれば、持っている人の資産は10%増えます。日経平均がそれを表示しないだけです。
だから「効かない銘柄を持っているから上がらない」のではなく、「その日に上がっていた数社を持っていなかった」というのが正確なところです。

逆も起きます。日経平均が下げた日に自分の持ち株が平気だった、という日もあるはずです。同じ理由です。

10月1日に、仕組みが少し変わります

日経平均には、1銘柄が大きくなりすぎないようにする上限(ウエートキャップ)の仕組みが2022年10月から入っています。1月末と7月末の時点で10%を超えていると、係数が段階的に下げられます。

10年でこれが働いたのは4回だけです。

上限で株価換算係数が下げられた4回
係数が下がると、その銘柄が日経平均を動かす力もその分だけ小さくなります
適用日銘柄係数発表
2024年10月1日ファーストリテイリング3.0 → 2.72024年7月31日
2025年4月1日ファーストリテイリング2.7 → 2.42025年1月31日
2026年4月1日アドバンテスト8.0 → 7.22026年1月30日
2026年10月1日アドバンテスト7.2 → 6.42026年7月31日
10月1日にアドバンテストの受け持ちは8,131円ぶんから7,228円ぶんへ、約900円ぶん小さくなります。それでも1%で日経平均を72円動かす計算で、1社あたりの平均(2.95円)の24倍です。

この仕組みで偏りが直るのかというと、そこまでは期待しにくいところです。上限は10%ですが、係数を下げても株価が上がればすぐ戻ります。実際、アドバンテストは2026年4月に下げられたあとも、8月末で12.26%まで戻っています。

この結果、実践にどう活かす?

1
自分の持ち株が「効く側」か「効かない側」か、一度見ておく
前半の早見表で確かめられます。効かない側の銘柄しか持っていないなら、日経平均の上下はその日の自分の成績とは別物です。落ち込む前に、そもそも中身が違うと知っておくだけで受け止め方が変わります。
2
地合いを見るなら、日経平均だけでは足りない
2026年は6日に1日、日経平均と1社1票の多数決の向きが逆になっています。TOPIXや値上がり銘柄数と一緒に見ると、その日が「全体が強かった日」なのか「数社が強かった日」なのかが分かります。
3
日経平均先物でのつなぎ売りは、思っているものと違うかもしれない
つなぎ売り(持ち株を守るために日経平均先物を売ること)をすると、売った金額の2割はアドバンテストと東京エレクトロンの2社を売った勘定になります。中小型株を持っている場合、守りになるとは限りません。
4
決算の日程は、まず上位10社から押さえる
この10社で日経平均の半分です。アドバンテスト・ファーストリテイリング・東京エレクトロンの決算日は、指数がまとめて動きうる日として見ておく価値があります。実際、2025年10月29日はそれが起きた日でした。
【私の場合は】
私は、日経平均の強さと個別株の強さは別物だと考えています。ただ、持ち株の中身を決めるときの材料にはしています。日経平均が強いときは日経平均に連動しやすいハイテク株を多めに、TOPIXのほうが強いときは銀行などのバリュー株を多めに、という具合です。日経平均は「今日どこにお金が向いたか」を知るための指標として見ています。

まとめ

📊 判定
「いまの日経平均は、上位3銘柄で決まる指数だ。残りの220社が何をしても関係ない」
  • 偏っているのは本当。上位3社で29.6%、上位10社で48.3%。S&P500の1.5倍、TOPIXの3.2倍
  • 「いまの」と言うほど新しい話ではない。「1社で1割超」は10年前からで、ファーストリテイリングは2021年2月に12.13%、2024年9月に12.29%あった
  • 変わったのは振り回す力。ファーストリテイリングは同じくらいのウエートがあっても1社で向きを変えた日は年0〜2日。アドバンテストは2022年まで0日、2025年に6日
  • その正体はウエートではなく値幅。アドバンテストが1日に日経平均を動かす幅は0.417%で、ほぼ同じウエートのファーストリテイリング(0.148%)の2.8倍(3倍近く)
  • ×「残りの220社が何をしても関係ない」は言い過ぎ。21日に1日の話で、残りの20日は220社の側が向きを決めている

いちばん変わったのは1位の顔ぶれではなく、その1位がどれだけ暴れるかでした。アドバンテストが日経平均を動かす幅は10年で42倍、ファーストリテイリングは1.3倍です。

★★★☆☆
偏りは昔から。変わったのは「振り回す力」

よくある質問

Q. 日経平均の上位3社は、いつも同じ3社ですか?
A. いいえ。この10年で1位はほぼファーストリテイリングでしたが、2021年末と2022年前半は東京エレクトロン、2025年9月からアドバンテストです。3位以内の顔ぶれも、KDDI・ソフトバンクグループ・ファナックなどが入れ替わってきました。
Q. 株価が高い会社ほど日経平均に効く、という理解で合っていますか?
A. 半分だけ合っています。効き目は「株価 × 株価換算係数」で決まるので、株価がほぼ同じでも係数しだいで10倍以上ちがいます(本文のディスコと東京エレクトロンの例)。
Q. アドバンテストが上がる日は、ほかの銘柄も上がっているのでは?
A. そういう日が多いのは確かです。ただ、そうでない日もはっきりあります。2025年10月29日は日経平均が2.17%上がりましたが、225社のうち181社は下げていました。アドバンテスト1社を取り除くとその日の日経平均は+0.13%です。
Q. 銀行株が上がっても日経平均が上がらないのはなぜですか?
A. 日経平均に入っている銀行10社を全部足しても0.94%しかないからです。銀行株の動きを見たいなら、日経平均よりTOPIX(三菱UFJが1位で3.9%)のほうが合っています。
Q. 10月1日のキャップで、偏りは直りますか?
A. 係数が7.2から6.4に下がるぶん、動かす力は1割ほど小さくなります。ただ4月に下げられたあとも8月末で12.26%まで戻ったので、株価が上がれば同じことが起きます。
Q. 日経平均に連動する投資信託を持っています。気にするべきですか?
A. 「日本株に広く分散している」つもりで持っている場合は、中身を一度見ておく価値があります。上位10社で半分、電気機器だけで38%です。分散の度合いという意味では、TOPIXに連動するものとはかなり違う中身になっています。どちらが良いかはご自身の判断ですが、中身が違うことは知っておいて損はないと思います。
▼検証条件
ウエート:日経平均プロフィル(日本経済新聞社)が公表している構成銘柄別ウエート(2026年8月31日基準)。受け持ち円分=ウエート×日経平均終値(66,311.93円)。1%で動く円=受け持ち円分×0.01。除数は29.83110217。
株価換算係数:公表されていないため、ウエート×日経平均終値×除数÷同日終値で逆算した。225社すべてで公表ウエートを再現でき、アドバンテストは公表値の7.2と一致した。
過去のウエート:分割調整した株価に、逆算した係数を掛けて各時点で組み直した。上限(キャップ)で係数が変わった4回は、その時点の係数に置き換えている。構成銘柄は現在の225社で遡っているため、当時の顔ぶれとは一部異なる。集計期間は2016年9月〜2026年8月(月末ごと)。向きが逆になった日の集計は2026年9月9日まで。
向きが逆になった日:日々の値動きをウエートで足し合わせて日経平均の動きを組み直し、そこから対象を除いた場合と符号を比べた。日経平均が0.2%以上動いた日だけを数えている(ほとんど動かなかった日は、どの銘柄を除いても符号が変わりやすいため)。0.05%以上で数えるとファーストリテイリングは年3〜7日になるが、その大半は日経平均が0.2%も動かなかった日だった。
1日の値幅:上下どちらも大きさとして数えた、その年の平均(絶対値の平均)。「日経平均を動かす幅」はウエート×値幅で、方向は考えていない。
この記事は「偶然かどうか」を測る回ではありません。ウエートも日数も推計ではなく数え上げなので、他の検証記事で使っている「まぐれでもこのくらいは出る範囲」の帯は置いていません。
比較の指数:TOPIXは「はじめてのNISA・日本株式インデックス(TOPIX)」の月次レポート(2026年7月31日)、S&P500はSPYの組入比率(2026年8月19日)。小数第1位までの公表値を足しているため、合計に若干の丸め誤差がある。
  1. 日経平均株価の算出要領・株価換算係数・ウエートキャップについては、日経平均プロフィル(日本経済新聞社)の公表資料による。
  2. キャップによる係数変更は「「◯◯」に対する指数算出上の取り扱いについて」として公表される(2024年7月31日・2025年1月31日・2026年1月30日・2026年7月31日)。
  3. ウエートキャップの導入は2022年10月、株価換算係数という仕組み自体の導入は2021年10月(それ以前は「みなし額面」による調整)。
  4. 2025年10月29日のアドバンテストのストップ高は、前日の営業利益計画の上方修正と自社株買いの発表による。
  5. 株価はYahoo!ファイナンスの日足(分割調整ずみ)を使用した。
  6. トヨタの時価総額は、2026年6月30日の自己株式消却後の発行済株式総数14,594,987,460株(トヨタ自動車「株式の状況」)×8月31日終値3,156円で計算した約46.1兆円。15.4倍で約709兆円。
本記事は情報提供を目的としたもので、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。数字は記事作成時点のもので、その後の株価変動や銘柄入れ替えにより変わります。投資の判断はご自身の責任でお願いします。

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