今日の日本株|2026年8月20日の市場資金フロー|長期金利の低下で890円高、33業種中29業種が反発
今日の日本株は、金利の低下をきっかけにした買い戻しの1日でした。日経平均は66,216.79円(+1.36%・890.37円高)と3日ぶりに大幅反発し、グロース250は+4.67%と急伸して約2カ月半ぶりの高値です。値上がりは33業種のうち29、東証プライムでは値上がり1,321銘柄に対して値下がり204銘柄。前日は逃げ場のない全面安でしたが、今日は逆に売られる場所のほうが少ない1日でした。
8/19 に私が立てたシナリオが、今日どうなったかを最初に振り返っておきます。3日ぶりに指数レンジは的中し、期待エリアに置いた医薬品も当たりました。その一方で、値上がり業種の幅はまた読み違えています。
- ⭕ 的中「反動の買い戻しが入り、64,500〜66,800円で下げ止まりを探る」は当たりました。日経は66,216.79円で想定レンジの上寄りに着地しています。前日に「過熱が完全に抜けたことが前日にはなかった支え」と書いた部分が、そのまま買い戻しの理由になりました。
- ⭕ 的中期待エリアに置いた医薬品は+2.87%(相対+1.69pt)で33業種中3位でした。前日に「反発すれば真っ先に売られる側」と留保を付けましたが、実際には反発した日にさらに買われています。避難需要ではなく実需の買いだった、と読み直すべきところですね。
- ❌ 外れ「値上がり業種は8〜22」は29で外しました。2日連続で幅の読みを外していて、しかも今回は下ではなく上への外れです。前日の状態を翌日の前提に置くと、反転の初日をいつも取り逃がすという同じ形になっています。
- ➖ 不発警戒トリガーは2つとも不発でした。分岐Aの「キオクシア前日比-5%超」は+6.01%、「代金TOP10の上昇が2社以下」も5社。分岐Bの「値上がり業種が2日連続で10未満」も29業種で、幅の消失は定着しませんでした。
- 🔔 発動継続性試金石は3つのうち2つ成立です。テクノロジーの買い主導率は12%から58%へ改善し、生活防衛・内需消費の⤴継続強も続きました。ただし輸送・物流は-0.93ptの🆘脱落で途切れています。
総括:レンジと期待エリアを当てた一方で、幅はまた外しました。効いたのは「過熱が抜けた」という需給の観察のほうで、外したのは「昨日の内部の悪さが今日も続く」という慣性の想定です。急落の翌日は、幅のレンジを普段より広く取るべきだと考えています。
本日の市場サマリー
日経+1.36%・TOPIX+1.18%。総合判定は+4/±11の「強気」で、前日の-5から9ポイントの急改善です。
上げ幅の内訳は、前日の下げ幅ほど偏っていません。寄与度はソフトバンクグループ+3.06%が129円分、ファーストリテイリング+1.79%が108円分、アドバンテスト+0.97%が82円分、キオクシア+6.01%が70円分。上位4銘柄で890円のうち389円ですから、残りの500円は幅広い銘柄が積み上げた形です。
また、東証プライムの売買代金は8兆6,034億円で、前営業日の10兆1,152億円から15%減りました。さらにキオクシア1銘柄が2兆3,364億円=全体の27.2%を占め、代金TOP3の集中度は32.0%から33.5%へ1.5ポイント上がっています。買い主導率は0%から60%へ戻りましたが、代金TOP10で上がったのは5社にとどまりました。幅は完全に戻った一方で、主力の足並みはまだそろっていないという感じですね。
業種別資金フロー分析
最強は輸送用機器+3.95%、最弱は鉄鋼-0.64%。下げたのは4業種だけで、うち3つは金融と物流でした。
値上がり業種 TOP5
まず先頭は輸送用機器+3.95%(相対+2.77pt)です。日産自動車+6.77%・マツダ+5.91%・本田技研工業+4.78%・SUBARU+4.57%・トヨタ自動車+4.25%と主力がそろって大幅高で、資金判定も〈本物〉でした。注目したいのは、ドル円が159.10円から158.43円へ円高に振れた日に自動車が買われているという点です。為替ではなく金利低下と、前日までの売られすぎのほうが効いたのだろうと見ています。
2位の電気・ガス業+3.16%は関西電力+8.37%・東京電力+4.56%と公益株が広く買われ、3位の医薬品+2.87%も第一三共+5.08%・大塚ホールディングス+4.52%と業種内の全銘柄が上昇しました。金利が下がると買われる長期債的な性格の業種が、上位に固まった並びです。
| 順位 | 業種 | 騰落率 | 相対騰落 | コメント |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 輸送用機器 | +3.95% | +2.77pt | 日産+6.77%・マツダ+5.91%。資金判定〈本物〉だが大型主導度+1.39と指数寄り |
| 2 | 電気・ガス業 | +3.16% | +1.98pt | 関西電力+8.37%・東京電力+4.56%。25日累積+4.21ptで点灯5日目 |
| 3 | 医薬品 | +2.87% | +1.69pt | 第一三共+5.08%・大塚HD+4.52%。業種内の全銘柄が上昇で〈本物〉 |
| 4 | 不動産業 | +2.33% | +1.15pt | 住友不動産+3.36%・三井不動産+2.97%。金利低下が最も素直に効いた側 |
| 5 | ゴム製品 | +2.29% | +1.11pt | 横浜ゴム+3.90%・ブリヂストン+1.94%。継続点灯2日目 |
値下がり業種 TOP5
一方で最下位は鉄鋼-0.64%(相対-1.82pt)でした。日本製鉄-2.20%・大和工業-3.87%が重く、しかしJFEホールディングス+2.95%・神戸製鋼所+1.03%とは方向が割れています。なお最大銘柄の日本製鉄が業種代金の69%を占めるため、実質的には1社の下げが業種を押し下げた形です。
2位以下は金利低下の裏側で、銀行業-0.53%・保険業-0.29%はどちらも主要行がじりじり下げました。前日に金利上昇でも売られた銀行が、金利低下の日にも売られています。前日は換金売り、今日は本来の金利要因と、2日続けて理由の違う下げが重なったように見えますね。
| 順位 | 業種 | 騰落率 | 相対騰落 | コメント |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 鉄鋼 | -0.64% | -1.82pt | 日本製鉄-2.20%・大和工業-3.87%。日本製鉄が代金の69%で〈単騎〉 |
| 2 | 銀行業 | -0.53% | -1.71pt | あおぞら銀行-3.11%・三菱UFJ-0.89%。買い越し比率-100%の売り |
| 3 | 保険業 | -0.29% | -1.47pt | MS&AD-1.79%・T&D-1.03%。25日累積-3.26ptで↓系 |
| 4 | 倉庫・運輸関連業 | -0.10% | -1.28pt | 上組が代金の31%。★点灯から2日目で早くも×見送りへ |
| 5 | 空運業 | +0.41% | -0.77pt | 日本航空+0.22%・ANAHD+0.56%。プラスだが市場平均に負けた |
さらに複数日ベースの方向シグナルは流入25業種 対 流出8業種でした。前日はTOPIXが3%下げたことによる「見かけの流入」が23業種ありましたが、今日はTOPIXが上げたなかでの25業種なので、素直に読める数字です。なお★の新規点灯は6業種で、実践判定は◎1件・○0件・△2件・×3件でした。
📖 図の読み方:対TOPIX相対騰落・累積ptの読み方|業種の顔ぶれは 33業種セクターマップ|5日ヒートマップは週報で定点観測しています
テーマ別資金フロー
製造業サイクル+1.29ptが🆙主役化で首位。プラスは4テーマで、最下位は輸送・物流-0.93ptでした。
プラスは4テーマで、前日の6つから減りました。ただし中身は前日と逆で、上位4テーマはすべて絶対騰落もプラスです。首位の製造業サイクル+1.29ptは輸送用機器+3.95%が牽引した🆙主役化で、代金上位16銘柄の買い主導率は69%。実際に資金が入った上での首位という点が、前日とは違います。
一方で最下位は輸送・物流-0.93ptで、4日連続の首位から一転して🆘脱落です。海運業-0.75pt・空運業-0.77pt・倉庫運輸-1.28ptと、3業種そろって市場平均に負けました。一方でテクノロジーは-0.31ptの4日連続マイナスながら、買い主導率は12%から58%へ大きく戻っています。代金シェア59.4%を持つテーマの買い手が戻ってきたことは、順位よりも重要な変化だと思います。
📖 用語:テーマ別資金フローと3対立軸|ローテーション9カテゴリ判定の読み方
3対立軸でみるマクロ文脈
金利軸-1.89ptで金利低下局面が2日目。資源軸は+0.13ptで中立に戻りました。
| 対立軸 | 本日値 | 連続 | 10日累計 | ひとこと |
|---|---|---|---|---|
| 金利軸 | -1.89pt | -2日 | -1.90pt | 金融−不動産建設。日本10年債2.859%への低下で「金利低下局面」が2日目 |
| 資源軸 | +0.13pt | +1日 | -3.01pt | WTI85.51ドルの続伸を受けて「資源安」から中立へ戻した |
| リスク軸 | -0.46pt | -3日 | -5.32pt | 製サイ・テクノ・素材−生活防衛。3日続けて「リスクオフ」判定 |
3軸をまとめると「金利は下がる・資源は中立・リスクはまだ落としている」です。指数が1.36%上げた日にリスク軸がマイナスというのは、一見ちぐはぐに見えます。ただ中身は生活防衛+0.76ptが強かったための相対マイナスで、製造業サイクルも+1.29ptですから、上昇の中身がディフェンシブとシクリカルに二分されているということですね。金利低下で買われる業種が、両側にまたがった日だったと読んでいます。
本日の注目銘柄
掲載は「値上がり率」「最強モメンタム」「勝ち組セクター中核」の3枠。電力と非鉄に顔ぶれが集まりました。
値上がり率 TOP3(東証プライム)
まず首位はクオンツ総研ホールディングス+15.71%、2位は松屋+12.49%、3位は住友金属鉱山+10.76%です。松屋は信用倍率0.39倍からの踏み上げでした。3位の住友金属鉱山は売買代金498億円を伴った10%高で、材料株の薄商いとは性格が違います。
| 順位 | 銘柄(コード) | 業種 | 騰落率 | コメント |
|---|---|---|---|---|
| 1 | クオンツ総研ホールディングス(9552) | サービス業 | +15.71% | 代金9.7億円。RSI75.67・乖離率+17.3%で過熱スコア+3 |
| 2 | 松屋(8237) | 小売業 | +12.49% | 信用倍率0.39倍の踏み上げ。2日連続で値上がり率上位 |
| 3 | 住友金属鉱山(5713) | 非鉄金属 | +10.76% | 代金498億円。予想PER13.21倍・RSI77.78 |
最強モメンタム(RSI60以上 × 乖離率+5%以上 × 相対+1pt以上)
また15銘柄が該当し、顔ぶれに珍しいテーマ性が出ました。つまり沖縄電力・東北電力・四国電力の電力3社がそろって並んでいます。業種としても電気・ガス業が+3.16%の2位ですから、個別・業種の両方で電力に資金が向かった1日だったと言えそうです。ただし上位はRSI80台・過熱スコア+7と、今から追いかける位置ではないところも多いですね。
| 銘柄(コード) | 業種 | RSI | 25日乖離率 | 本日騰落 | 過熱スコア |
|---|---|---|---|---|---|
| アキレス(5142) | ゴム製品 | 90.89 | +35.2% | +6.05% | +7 ⚠⚠強過熱 |
| 双葉電子工業(6986) | 電気機器 | 90.29 | +17.4% | +7.83% | +7 ⚠⚠強過熱 |
| 沖縄電力(9511) | 電気・ガス業 | 86.89 | +14.2% | +2.54% | +4 ⚠過熱 |
| 四国電力(9507) | 電気・ガス業 | 83.42 | +11.2% | +2.91% | +4 ⚠過熱 |
| 東北電力(9506) | 電気・ガス業 | 84.60 | +9.6% | +2.22% | +5 ⚠過熱 |
勝ち組セクター中核(業種累積+2pt以上 × RSI50以上 × 乖離率0以上 × PER業種中央以下)
そのうえで、ここに今日のねじれがあります。上位15銘柄のうち東邦亜鉛・DOWAホールディングス・三菱マテリアル・住友金属鉱山と、非鉄金属が4社も並んでいるのに、業種のシグナル判定は流出側の❄️のままです。前日に-8.33%と暴落した業種が今日+2.29%戻したものの、複数日で見た資金の流れはまだ戻っていません。
ただし4社ともRSI77〜82・過熱スコア+4〜+7と短期は伸び切った位置です。業種のシグナルが◐中立以上へ戻るのを確認してからでも遅くないでしょう。なお売られすぎ反転候補は9銘柄から4銘柄へ減り、踏み上げ候補は松屋を先頭に15銘柄が並びました。
※本欄はその日シグナルが出た枠のみ掲載しています(全7枠の定点観測は週報で)。📖 用語:個別銘柄の過熱スコア|関連:キオクシア(285A)はなぜ動く?・日本の半導体株の見極め方
市場体温計
日々の体温は-4から+4「熱気」へ8ポイントの反転。ただし高温シグナルは0/4のままです。
まずLayer1は5項目のうち4項目がプラスに点灯しました。上昇比率84.9%で+1、値上がり業種29/33で+1、新高安+58で+1、日経・TOPIXとも上昇で+1。±0にとどまったのは代金TOP10の上昇が5社という項目だけで、売買代金の上位に半導体関連が集中しているため、指数の上げほど代金上位はそろっていません。
高温シグナルは0/4のままですが、距離は縮んでいます。騰落レシオ25日は閾値125に対して達成率96%、信用評価損益率-3.29%も閾値-3%の目前です。RSI70超は9.2%から12.5%へ、日経25日乖離率は-0.70%から+0.75%へ戻りました。あと数日この調子が続けば、D群の警戒はもう一段強まりそうな位置ですね。
低温側は完全に離れ、RSI30以下は10.1%から3.4%へ急減しました。「熱は抜けきったが、まだ熱すぎもしない」という、判断がいちばんしやすい位置に戻ったと言えそうです。相場の質も「極寒」から「中立」へ戻っています。
📖 用語:市場体温計とは|三層スコアの読み方|Layer別の全項目テーブルは週報に掲載しています
本日のマクロ環境
米財務省の債券買い戻し策で超長期金利が急低下。米国株は3指数そろって小幅高でした。
今日の日本株を動かした一番大きな材料は、やはり金利でした。米財務省が債券の買い戻し策を打ち出したことが好感され、そのため米30年債利回りが急低下。さらに米10年金利は4.683%から4.657%へ、日本10年債利回りも2.899%から2.859%へ下がりました。前日の下げが金利上昇による高PER銘柄の直撃でしたから、その巻き戻しがそのまま買い戻しの燃料になった形です。
米国市場はダウ+0.22%・ナスダック+0.16%・S&P500+0.21%と3指数そろって小幅高でした。ただしフィラデルフィア半導体指数は-2.12%と2日続落で、半導体だけは米国側で戻っていません。東京でも東京エレクトロン-1.17%・イビデン-2.87%・村田製作所-1.72%と装置・部品は逆行安のままです。今日の反発は金利要因であって、半導体の売りが終わったわけではないところは押さえておきたいですね。
加えてアジアでは、SKハイニックスの4.5兆円規模の自社株買い発表を受けて韓国株が反発しました。前日に-5.80%と急落したKOSPIが戻ったことが、日本の半導体関連の買い戻しにもつながっています。原油はWTI85.51ドルと4営業日続伸、日経ボラティリティー指数は32.44から29.68へ低下しました。
📖 関連:米SOXが下がった翌日は日本の半導体も下がるのか(20年データで検証)
明日の注目ポイント
軸は金利低下による戻りが2日目に入るか、それとも半導体の3日目の下げが足を引っ張るかの二択です。
本日の優位シグナル(◎○△×)
新規◎は1件だけで中身は薄く、質は継続◎の5件のほうが明らかに上でした。
- ◎ 最優先:空運業(記号は◎ですが扱いは慎重に) ── 5日前比+5.45ptの加速は強いのですが、当日は+0.41%に対して相対-0.77ptとマイナスです。業種内が日本航空とANAホールディングスの実質2社で、資金判定は新旧どちらの基準でも「-」。25日累積+0.44pt・強さ順位28位と中期では市場平均に負け続けている業種です。
- ◎ 継続2日目:医薬品 ── 25日累積+6.71pt・5日前比+7.55pt、資金判定〈本物〉で武田薬品工業でも25%、大型主導度+0.50の⚖中立。業種内の全銘柄が上昇し、当日も+2.87%(相対+1.69pt)と市場平均に勝ちました。検証では継続2日目は翌日+0.36pt・勝率55%の翌日利確型です。
- ◎ 継続2日目:ゴム製品/卸売業/パルプ・紙/陸運業 ── ゴム製品はブレッドス97.8の〈本物〉で当日+2.29%と素直。卸売業とパルプ・紙は構造こそ健全でも加速が鈍っています。陸運業は買い越し比率-97.3%とブレッドス55.6%が食い違い、資金判定も〈大型主導〉で、5件のなかでは最も弱いと見ています。
- △ 単騎:食料品/小売業 ── どちらも旧基準では単騎ですが実態は分散しています。食料品は日本たばこ産業が-0.64%で、上昇はキッコーマン+2.45%など中堅の押し上げ。小売業もニトリ+5.13%・高島屋+3.74%と広く買われました。検証では△は翌日+0.16pt・勝率46.2%とほぼ中立です。
- ⏳ 深追い注意:8業種 ── 輸送用機器(3日目)、海運業(4日目)、電気・ガス業(5日目)ほか5業種。とくに輸送用機器は当日+3.95%で5日前比+8.52ptも全業種最大ですが、3日目かつ🏢大型主導です。検証では4日目以降は翌日-0.72pt・勝率34%と明確に劣後します。
- × 見送り:3件 ── 精密機器(失速)、化学(↓系)、その他金融業(失速)。★は付いても加速か水準のどちらかが欠けています。なお体温計Layer1が+4なので、今日は🔻空売り候補は出ていません。
※◎○の判定は2026/4/23〜8/3の61営業日で事後検証済みです(採用分32件:翌日平均+0.74pt・勝率65.6%)。継続2日目も4/24〜8/3の679業種日で検証し翌日+0.36pt・勝率55%でした。サンプルは小さく検証は継続中で、有効射程は翌日〜3日です。
3層構造でみる明日のシナリオ
- 3対立軸は金利軸-1.89pt(-2日)・リスク軸-0.46pt(-3日)、資源軸は+0.13ptで中立へ
- 体温計は-4から+4へ8ポイント反転し「熱気」。高温0/4・低温0/4は動かず
- 外部は米3指数そろって小幅高・VIX15.06。ただしSOXは-2.12%で2日続落
- 最強は製造業サイクル+1.29ptの🆙主役化。買い主導率69%を伴う
- 上位4テーマは絶対騰落もプラス。前日の「相対だけの浮き」とは違う
- 輸送・物流は4日連続首位から-0.93ptの🆘脱落。3業種そろって平均に負け
- テクノロジーは-0.31ptながら買い主導率が12%から58%へ回復
- 方向シグナルは流入25対流出8。TOPIXが上げた日の数字なので素直に読める
- ★新規点灯6業種の実践判定は◎1・○0・△2・×3。新規の質は薄い
- 継続◎2日目が5件と厚く、医薬品は業種内の全銘柄が上昇
- 代金TOP10の上昇は5社で、買い主導率60%は「中立」判定どまり
騰落レシオ25日120.07・日経25日乖離率+0.75%と過熱はまだ軽く、そのうえVIX15.06・信用評価損益率-3.29%と需給にも余裕があります。ただし売買代金が15%減った戻りなので、上値では戻り売りに当たりやすいはずです。なお値上がり業種は8〜26と広めに置きます。
- 期待エリア:継続◎2日目の医薬品。〈本物〉・業種内の全銘柄上昇・5日前比+7.55ptと3条件がそろう唯一の枠です
- 継続性試金石:製造業サイクルの🆙主役化が2日目に入るか/不動産・建設の⤴継続強が5日目に続くか/テクノロジーの買い主導率58%が維持されるか
- 底打ち待機:銀行業と保険業。金利が反転しない限り戻りにくく、◐中立以上が2日続くのを待って十分です
- マクロ材料注視:SOXが3日目に下げ止まるか/米30年金利の低下が続くか/ドル円158円台の維持/WTI85ドル台の維持
分岐リスクと警戒トリガー
🌧️ 弱気分岐A:半導体の売りが3日目に入り、代金の主役が再び崩れる
米SOXは2日続けて下げ、東京でも東京エレクトロン・イビデン・村田製作所は今日も逆行安でした。代金シェア59.4%を持つテクノロジーが崩れると、指数の戻りはそこで止まります。
⚡ 最弱気分岐B:金利低下が巻き戻され、今日の買い戻しが1日で終わる
今日の上昇はほぼ金利低下の一点に依存しています。理由が消えれば17〜19日の下げの続きに戻りかねません。上位に並んだ不動産業・電気・ガス業・医薬品は、そろって金利感応度の高い側です。
🏆 本日の総合判定(11因子モデル):強気(スコア:+4/±11)
- A トレンド:+2 TOPIX+1.18%が+0.5%以上で+1、グロース-TOPIX差+3.49ptも+1、日経-TOPIX差+0.18ptは±0
- B 幅・需給:+3 値上がり業種29/33で+1、上昇銘柄比率84.9%で+1、新高安差+58(高値58・安値0)で+1と3項目そろって点灯
- C 勢い:+2 急増top30平均+3.43%で+1、RSI健全度(50超60.5%・70超12.5%)で+1、シクリカル-ディフェンシブ差-0.69%は±0
- D 過熱調整:-3 ⚠騰落レシオ25日120.07が120超に触れて-2、代金TOP3集中度33.5%が30%超で-1
- E マクロ:±0 米国株合算+0.37%は±1%内、VIX15.06も15〜25レンジでともに±0
判定根拠:前日の-5から+4へ9ポイントの急改善で、11因子のうち7項目が改善し悪化は1項目だけでした。唯一悪化したD1は騰落レシオ25日が閾値を0.07ポイント上回っただけの点灯です。総合判定はあくまで今日の要約であって、明日の予測ではありません。






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