【遺伝子検査】自宅で出来る遺伝子検査キット「ジーンライフ」でわかることと検査結果公開

ジーンライフ検査結果

先日、自宅で出来る遺伝子検査キット「ジーンライフ」をためしてみたんですよ。

ジーンライフには、さまざまな検査キットがありまして、それぞれの検査キットの特徴を簡単に紹介すると

Genesis2.0
肥満タイプや疾患のリスクなど、約360項目が解析される

Myself2.0
生まれながらの個性、を遺伝子と60問の質問から性格分析される

DIET
遺伝的な体質傾向から、自分のダイエットタイプを判定する

SKIN
肌老化の遺伝子を解析し、自分の肌タイプを判定する

METABO
脂質異常症、高血圧の発症リスクを解析する

SPORTS
遺伝で決まる、速筋・遅筋の発達のしやすさを解析する

他にもいくつかありますが、代表的なものはこんなところ。

私がためしたのは「 Genesis2.0 」でして、ようやっと、解析が終了したよーとのメールが届きましたので、検査結果を公開していこうかと思います。

解析が終わるまで知らなかったんですが、上記検査キットのGenesis2.0の360項目にプラスしてDIET、SKIN、SPORTSについて解析してくれてました。ちょっと得した気分です。

360項目もあるのですべて公開とはいきませんが、遺伝子検査に興味がある方は参考にどうぞ。

⇒ジーンライフをチェックする

体質カテゴリ

まずは体質カテゴリから。このカテゴリでわかるのは、遺伝子的な自分の体の体質です。(そのまま)

志向性/行動、能力、性別、体型・体格など9項目に分類されます。結果をそれぞれみてみましょう。

志向性/行動

お酒は好きでよく飲むので、飲酒量が多い傾向なのは納得。歯ぎしりしやすい傾向はまったく自覚なかったし、誰からも言われたことがなかったんですが、一人暮らしでどうやって確かめようか…

能力

私の舌は苦味を感じにくいみたいですね。一応毎日自炊してるので、舌は敏感であって欲しかったんですが…。まぁうま味の感じやすさは標準みたいなのでよしとしましょう。

それと、運動能力がやや低い傾向なのは、日常的に運動をしなくなった、30過ぎのおっさんですがちょっとショックです。(笑)

性別

ウエストサイズだけやや大きい傾向。今のところは標準的な体系ではあるんですが、太らないように食べすぎには注意っすね。

体型・体格

BIM、体脂肪率、ウエストサイズ、を見る限り、私はどうやら太りやすいようです。大食いとまではいかないものの、そこそこよく食べる方なので気を付けよう…。

私は生まれながらの短足なので、座高比が高い傾向には笑ってしまいました。(笑)

骨・関節・皮膚

私の肌は、自他ともに認めるほど白く、その白さはいつも体調不良を疑われるほど。肌の明るさ、肌の色はその通り!と納得。

肌タイプのTypeⅣについては後ほど紹介します。

目・耳・鼻・口

小学生のころからド近眼でして、いずれレーシックやりたいなぁとか思ってたんですが、角膜は薄いみたいです。(角膜が薄いとレーシック出来ない)

耳垢タイプはどちらかというと湿ってるほうで、美容室で耳の中をグリグリするのやめてくれと思ってたんですが、遺伝子的には乾燥型。日本人の70%~80%が乾燥型らしいです。

血液・免疫

この項目はなにやら難しい名前がずらずらとならんでおります。この項目でわかることはかなり多いんですがそのほとんどが聞きなれないも。

健康診断でおなじみ、悪玉コレステロールは標準になってますが、健康診断ではやや高めと報告されてまして、遺伝子よりも普段の食生活の方が大事なんだなぁと当たり前のことを思わされました。

栄養素

この項目は血液中の栄養素濃度についての項目でして、低い傾向と判断された、ビタミンD、アラニン、アスパラギン、DHA/EPAなどの栄養素については積極的にとっていこうかと。

詳細から、予防と対策がみれて、なにを食べればいいのかをアドバイスしてくれるのがありがたいです。

その他

昔から血圧は高めで、この検査でも塩分摂取による血圧変化は大きい傾向との結果が。私の父も血圧が高いのでその遺伝なのでしょう。減塩を心がけようと思います。

⇒ジーンライフをチェックする

疾患カテゴリ

続いて疾患カテゴリの結果を公開。こちらは、感染症、呼吸器、消化器、がんなどの様々な病気へのリスクについての結果を報告してくれています。

予防に勝る治療なし。これからの生活に役立てたいですね。

感染症

私は家に帰ったらしっかり手洗いするタイプでして、いままでインフルエンザ等のウイルス感染というものを体験したことがないのですが、遺伝子的にはノロウイルスに感染しやすいようです。こわっ。

しかし、ノロウイルスはカキ、ハマグリ、ムール貝などの二枚貝からも感染するらしく、手洗いだけでは予防にはならないらしい。二枚貝を食べる時はがっつり加熱してから食べようかと思います。

性別

こちらは男としての能力についての結果になってまして、私は精子減少症が高い傾向のようです。

対策としては、良質なたんぱく質と亜鉛などのミネラルをしっかり摂れとのこと。

男性型脱毛症、いわゆるハゲやすさに関しては標準だったので少し安心。

循環器

脳動脈瘤が高い傾向とか、マジデスカ…

腹部大動脈瘤もやや高い傾向らしく、まことにおそろしい結果でちょっとへこみます。

予防と対策はやはり食生活と運動!これからはより一層気を付けようと思います。

呼吸器

タバコは数年前に辞めたんですが、呼吸器の病気はやはり喫煙習慣からくるものがほとんど。なんとかこのまま禁煙を続けていきたいです。

消化器

大腸がんがやや高い傾向にあるようです。ハム、ソーセージなどの加工肉を減らし、野菜・フルーツを沢山食べようと書かれておりました。

野菜は好きで、一日500gくらい食べてまして、そこはこれからも継続して、加工肉はたまの楽しみくらいにしたいですね。

神経系

むずむず脚症候群以外は標準か、低い傾向です。片頭痛がやや低い傾向なのは遺伝子に感謝。片頭痛もちの人をみると、ほんとにつらそうですので…。

内分泌

高い傾向なのはバセドウ病。甲状腺の疾患は女性に多いみたいなんですが、他の甲状腺の疾患で比較すると、バセドウ病は男性の割合は比較的高いみたいです。

ストレスが原因になるようなので、貯めないようにしたいですね。

泌尿器

腎臓がんが高い傾向で、明確な初期症状はないとのこと。肥満がリスクを上げるとのことなので体型を維持して予防に努めるのが一番ですね。

骨・関節・皮膚

ホクロが多い私が気になったのは、黒色腫がやや高い傾向ってところ。日本人は足の裏に多く出来るみたいで、確認しましたがそれらしいものはなく一安心。

血液・免疫

アレルギー性鼻炎が高い傾向ですが、いまのところ症状はないですね。ダニ、ハウスダストが原因になることが多いみたいなので、空気清浄機はフル稼働させたいと思います。

目・耳・鼻・口

目に関する項目がのきなみ高めの傾向…。昔から目が悪いので近視はその通りなのですが、遠視、乱視、白内障、緑内障の傾向も高めで、ここまでフルコースなのはショックです…。

目は一生もの。コンタクトの処方箋のため、数カ月に1度眼科に通ってまして、定期チェックはこれからも続けるべきだなーと。

7大生活習慣病

心筋梗塞と肝硬変が高いらしい。

心筋梗塞はメタボ、高血圧、糖尿をまずは予防する事が大切。

肝硬変はウイルス性のもので、ウイルス感染しない限りは発症することはないようです。刺青を彫る、ピアスを開けるなどで感染するらしいのですが、今のところはどちらも予定ないですね。

⇒ジーンライフをチェックする

SKIN(肌タイプ判定)

保湿、日焼け止め、レチノールなど、男の中ではスキンケア頑張ってるほうだと思ってるんですが、遺伝子的な肌タイプはどうでしょう。

TypeⅣ…。

ジーンライフでの肌タイプの判定は4つに分かられてまして

TypeⅠ型
ハリ・弾力を維持、体内酵素活性が標準タイプ

TypeⅡ型
ハリ・弾力を維持する力が弱いタイプ

TypeⅢ型
体内の酵素活性が弱いタイプ

TypeⅣ型
ハリ・弾力を維持する力、体内の酵素活性がともに弱いタイプ

つまり、私のTypeⅣ型は一番最悪ってことです。泣きたい。

原因の遺伝子とメカニズムについても書かれてまして、私の場合、MMP1遺伝子なるものがコラーゲンを過剰に分解しちゃうもんだから、ハリ・弾力が低下するらしい。

その対策も書かれてますが、

  • UVケアをしっかり!
  • 質の良い睡眠を!
  • 食事ではタンパク質、ビタミンCをとろう!

といった、割と普通のことが書かれてました。(笑)

それくらいしか肌に対して出来ることがないのかもしれません。

肌タイプ別の食事レシピも掲載されていますが、レシピは2品だし、オマケ程度のものですね。

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SPORTS(遅筋・速筋の発達のしやすさ)

遅筋は持久力タイプ、速筋は瞬発力タイプの筋肉なわけですが、遺伝子の影響もあるそう。中学生時代は剣道(東北大会出場!)、高校生ではラグビー(弱小!)をやってたんですが、どちらかというと持久力の方が自信あり。結果はどうでしょう。

持久力タイプでした。マラソン、水泳なんかが向いているらしい。トライアスロンでも挑戦してみる?

ちなみに日本人の、それぞれの遺伝子型の割合はというと

パワータイプ(RR型)
20%

バランスタイプ(RX型)
61%

持久力タイプ(XX型)
19%

バランスタイプが一番多いんですね。勝手なイメージで持久力タイプかと思ってました。

⇒ジーンライフをチェックする

DIET(ダイエット・肥満タイプ)

私の体型は170cm、60kgと超平均的な体系なのですが、とうに30歳を過ぎておりまして、気を抜くとすぐに太ることが予想されます。ダイエット・肥満タイプが分かれば肥満対策もしやすくなるんで結果が気になります。

肥満遺伝子は3つに分類されてます。

りんご型(ADRB3)
糖質代謝が苦手

洋なし型(UCP1)
脂質代謝が苦手

バナナ型(ADRB2)
筋肉が付きにくい

私の肥満遺伝子である、洋なし型は脂質の代謝が苦手で、下半身を中心に脂肪が付きやすく、下腹、お尻、太ももに脂肪が付きやすいようです。

原因の遺伝子とメカニズムとしては、UCP1遺伝子は褐色脂肪細胞で熱を発生させる機能が下手で、体脂肪燃焼効率が悪くなりがち。

脂肪燃焼しにくい→熱が発生しないから体温が低い→体温を維持するためさらに脂肪をため込む。

という肥満スパイラルにはまりやすいのが洋なし型なんだとか。恐ろしすぎる。

食生活のアドバイスとして書かれていたのは

  • 脂肪の摂取量をへらそう!
  • 体を温める香辛料、根野菜を食べよう!
  • 海藻、野菜をたっぷり食べよう!

といった、こちらもいたってフツーの内容でした。(笑)

昔より油っぽい食べ物の摂取量は減ってきたんですが(加齢のせい)、根野菜と海藻の量を増やしてみるか…。

⇒ジーンライフをチェックする

検査の方法

検査の方法ですが、申し込み後に送られてくる採取キットに唾液を入れて、検査申し込み同意書とともに返送用封筒にいれて送り返すのみです。送料はかかりません。

採取キット(唾液入れる前です)

1カ月くらいすると、検査完了のお知らせがメールで届きます。検査結果はWEBのマイページか、スマホアプリで確認出来ます。個人的にはWEBでの方が見やすいと思います。

まとめ

今回は自宅で出来る遺伝子検査キット「ジーンライフ」の検査結果報告でした。

当然ですが、大切なのは遺伝子よりも今の生活習慣。いくら遺伝子的に病気のリスクが低い傾向の結果が出ても、普段の生活が悪ければリスクは上がるでしょう。

良かった結果も悪かった結果も、普段の生活を見直す、いいきっかけになりました。

遺伝子検査に興味がある方の参考になれば幸いです。

こちらからは以上です。

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