今日の日本株|2026年4月21日の市場資金フロー|非鉄・ハイテク主導で日経続伸、TOPIXは続落
- 非鉄金属(+3.75%)・情報通信業(+1.93%)の2業種が牽引、値上がり業種は9/33と選別色が強い1日でした
- シクリカル-ディフェンシブ差は+1.00%ちょうどでややリスクオン。グロース優勢(+1.88%)も継続中
- 総合判定は中立・様子見(+0/11)で前日から横ばい、ただし大型3銘柄の売買代金がプライム市場の30%を占めており注意が必要
本日のマーケットサマリー
| 指標 | 終値 | 前日比 | メモ |
|---|---|---|---|
| 日経平均 | 59,348.95 | +0.89% | 半導体・非鉄主導で続伸 |
| TOPIX | 3,770.38 | -0.18% | 広範囲では売り優勢 |
| グロース250 | 805.60 | +0.37% | 中小型も底堅い |
| ドル円 | 159.16円 | +0.26% | やや円安進行 |
| 米10年金利 | 4.254% | -0.012 | 低下、グロース追い風 |
| VIX | 19.08 | -2.55% | 中立圏で落ち着き |
| NYダウ | 49,442.56 | -0.01% | 高値圏で横ばい |
| ナスダック | 24,404.39 | -0.26% | 最高値圏で一服 |
| WTI原油 | 86.93ドル | -0.21% | 安値圏膠着 |
| 騰落レシオ25日 | 109.44 | – | やや過熱圏 |
業種別資金フロー分析
今日の業種別フローを見ていくと、シクリカル(景気敏感)の中でも非鉄金属と電気機器、そしてグロースの情報通信業という3業種が突出して強い1日でした。フジクラ・古河電工・住友電工といった電線御三家と、キオクシア・ソフトバンクグループの大型ハイテク株がそれぞれのセクターを押し上げた格好です。一方で、銀行業(-1.92%)や医薬品(-1.79%)、輸送用機器(-2.00%)といったディフェンシブ寄りの業種や金融、そしてトヨタ筆頭の自動車は軟調で、いわゆる「指数買い+広範囲売り」の構図が浮き彫りになっていますね。
シクリカル-ディフェンシブ差は+1.00%ちょうど。判定上は「ややリスクオン」に転換した1日で、前日の-0.44%から明確に改善しています。ただし、グロース-バリュー差は+1.88%とグロース優位がさらに進んでおり、半導体・電線など特定テーマへの資金偏在が強まっている点は気をつけたいところです。

値上がり業種 TOP5
| 順位 | 業種名 | 騰落率 | 相対騰落 | コメント |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 非鉄金属 | +3.75% | +3.93pt | 電線御三家が急伸、AI関連の銅需要期待が再燃 |
| 2 | 情報・通信業 | +1.93% | +2.11pt | SBG+8.53%・さくらインターネット+6.88%。累積1位を維持 |
| 3 | 金属製品 | +1.81% | +1.99pt | SUMCO+5.50%・日本発條+8.10%が相場を牽引 |
| 4 | ガラス・土石製品 | +1.35% | +1.53pt | MARUWA+6.10%・日本電気硝子+5.13%と素材系が高い |
| 5 | 電気機器 | +1.00% | +1.18pt | キオクシア+7.31%・イビデン+10.29%・レーザーテック+5.70% |
値下がり業種 TOP5
| 順位 | 業種名 | 騰落率 | 相対騰落 | コメント |
|---|---|---|---|---|
| 1 | 輸送用機器 | -2.00% | -1.82pt | トヨタ-3.24%が重石、自動車株全般に売り |
| 2 | 銀行業 | -1.92% | -1.74pt | 米長期金利低下で収益期待後退、地銀中心に売り |
| 3 | 医薬品 | -1.79% | -1.61pt | 武田-4.2%圏内、ディフェンシブ離脱の動き |
| 4 | 繊維製品 | -1.52% | -1.34pt | 前日までの上昇反動。累積では4位を維持 |
| 5 | 精密機器 | -1.37% | -1.19pt | リガクHD+22.07%の急騰銘柄ありも業種全体は軟調 |
値下がり側を見ると、金利低下の恩恵を受けにくい銀行や、ディフェンシブ代表格の医薬品、そしてトヨタ主導の輸送用機器が沈んでいるのが分かります。特に銀行業の-1.92%は、ドル円が159円台に進行したにもかかわらず売られているのが印象的で、米10年金利が4.25%台に低下したことが重石になったと見ています。
市場の予測:市場が予想する今月の利上げ確率は、月初(70%超)から10%未満へと急低下しており、据え置きをほぼ織り込んでいます。
下のヒートマップでは、直近8営業日の業種別対TOPIX相対騰落の変遷を確認できます。情報・通信業が累積+8.84ptで1位、電気機器が+6.07ptで2位と、グロース・ハイテク勢が累計ではしっかり首位争いを繰り広げているのが見て取れますね。

テーマ別資金フロー
10テーマの中で明確にプラスを維持したのは素材(+1.16pt)だけで、残り9テーマがすべてマイナスという、やや偏った1日でした。ただし、テクノロジー(-0.01pt)・不動産建設(-0.01pt)はほぼTOPIX並みで踏みとどまっており、「素材+ハイテク」の2軸相場になっている印象です。一方、金融(-0.90pt)・製造業サイクル(-0.86pt)・生活防衛(-0.71pt)は流出が明確で、幅広いディフェンシブ・金融セクターから資金が抜けています。
鉄鋼・非鉄金属・化学
非鉄金属が単独で相対騰落+3.93ptと牽引。鉄鋼との強弱は分かれた格好で、中でも電線関連への資金流入が目立ちました。
電気機器・精密機器
電気機器(+1.18pt)と精密機器(-1.19pt)が綺麗に打ち消し合い、結果ほぼゼロpt。ただし代金シェアは40.2%とテーマ内の主戦場であり続けています。
不動産業・建設業
金利低下の恩恵期待で不動産業(+0.25pt)がプラス、建設業(-0.27pt)は小幅軟調。
小売業・サービス業
サービス業(+0.40pt)は善戦しつつ、小売業(-0.84pt)が足を引っ張る構図。ノジマ+14.18%の急騰はあるものの、業種全体では軟調です。
卸売業
卸売業-0.25pt単独。累積では-7.10ptと累計31位まで後退しており、金利低下と原油安で商社ビジネスへの逆風が続いています。
海運・空運・倉庫運輸
空運業-0.88ptが軟調、倉庫運輸業は微プラス+0.10ptで踏みとどまりました。全体としては様子見ムードの強いテーマです。
鉱業・石油石炭製品
WTIが86ドル台に沈み、石油石炭製品-1.08pt軟調。イラン情勢次第ではここが最大の振れ幅を持つテーマになりそうです。
食料品・医薬品・電気ガス・陸運
医薬品-1.61pt軟調で全業種マイナス。リスクオン転換局面ではディフェンシブから資金が抜けるお決まりのパターンが出ています。
機械・輸送用機器
機械+0.09pt vs 輸送用機器-1.82ptで完全に2極化。トヨタ売りが自動車全般に波及し、テーマ全体を押し下げた形です。
銀行・保険・証券
銀行業-1.74pt軟調で全業種マイナス、4日連続の流出継続中。米金利低下を嫌気する動きが明確になっています。

資金ローテーション分析
本日のローテーションは、「リスクオン+グロース優勢」という構図が明確に出た1日でした。シクリカル-ディフェンシブ差が+1.00%ちょうどまで改善し、ちょうど「ややリスクオン」の入口です。さらにグロース(IT)-バリュー(金融)差が+1.88%まで開き、グロース優位が3日連続で加速しているのが目立ちます。
| ローテーション軸 | 差分 | 判定 |
|---|---|---|
| シクリカル vs ディフェンシブ | +1.00% | シクリカル優勢(↑ 転換の入口) |
| グロース(IT) vs バリュー(金融) | +1.88% | グロース強(↑↑ 3日連続) |
| シクリカル vs グロース(IT) | -1.07% | グロース優勢 |
| 内需 vs 外需(商社) | -0.09% | 中立→ |
本日の注目銘柄
値上がり率 TOP3
| 順位 | 銘柄名 | コード | 業種 | 騰落率 | 相対騰落 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | リガク・ホールディングス | 268A | 精密機器 | +22.07% | +22.25pt |
| 2 | ノジマ | 7419 | 小売業 | +14.18% | +14.36pt |
| 3 | 武蔵精密工業 | 7220 | 輸送用機器 | +13.24% | +13.42pt |
売買代金集中 TOP3
| 銘柄名 | 業種 | 騰落率 | 売買代金 | 注目ポイント |
|---|---|---|---|---|
| キオクシアホールディングス | 電気機器 | +7.31% | 8,146億円 | 半導体需要継続、AI関連で買い優勢 |
| ソフトバンクグループ | 情報・通信業 | +8.53% | 4,865億円 | グロース大型株のけん引役 |
| フジクラ | 非鉄金属 | +6.51% | 2,856億円 | 電線御三家の筆頭、AI関連の銅需要期待 |
この3銘柄で市場全体の売買代金シェアが31.2%に達しており、大型株集中の構図は前日からさらに強まった印象です。D群の資金集中リスクはマイナス判定となっています。
最強モメンタム上位(RSI≥60 かつ 乖離率≥+5% かつ 相対騰落+1pt以上)
今日の上位は完全に電線・半導体・ハイテクグロースの色で染まりました。JX金属・古河電工・フジクラ・三井金属・住友電工と電線関連が並び、続いてマネーフォワード・SBG・さくらインターネットといった情通グロースが並ぶ展開。ただし過熱スコアが+5以上の銘柄が多く、短期的な過熱感には気をつけたいところです。
| 銘柄名 | コード | 騰落率 | 相対騰落 | 過熱スコア | 判定 |
|---|---|---|---|---|---|
| JX金属 | 5016 | +0.06% | +3.93pt | 7 | ⚠⚠強過熱 |
| 古河電気工業 | 5801 | +2.76% | +3.93pt | 3 | △やや強 |
| フジクラ | 5803 | +6.51% | +3.93pt | 5 | ⚠過熱 |
| 三井金属 | 5706 | +5.38% | +3.93pt | 3 | △やや強 |
| 住友電気工業 | 5802 | +3.25% | +3.93pt | 4 | ⚠過熱 |
| マネーフォワード | 3994 | +11.02% | +2.11pt | 5 | ⚠過熱 |
| ソフトバンクグループ | 9984 | +8.53% | +2.11pt | 6 | ⚠過熱 |
高値更新×業種強し(本日年初来高値更新 かつ 業種の相対騰落+1pt以上)
業種トレンド+個別モメンタム双方が揃った、最も確度の高いシグナル群です。電気機器とグロース(情通・ガラス土石)から計6銘柄がリストアップされました。
| 銘柄名 | コード | 業種 | 騰落率 | 相対騰落 | 過熱スコア |
|---|---|---|---|---|---|
| イビデン | 4062 | 電気機器 | +10.29% | +1.18pt | 6 |
| ソフトバンクグループ | 9984 | 情報・通信業 | +8.53% | +2.11pt | 6 |
| さくらインターネット | 3778 | 情報・通信業 | +6.88% | +2.11pt | 4 |
| MARUWA | 5344 | ガラス・土石製品 | +6.10% | +1.53pt | 6 |
| アンリツ | 6754 | 電気機器 | +5.65% | +1.18pt | 7 |
| 日本電気硝子 | 5214 | ガラス・土石製品 | +5.13% | +1.53pt | 6 |
売られすぎ反転候補(RSI≤35 かつ 乖離率≤-5% かつ 出来高倍率≥1.5倍)
業種全体が強い中でも、個別では逆張り候補がしっかり存在しています。メディアドゥやディップ、パソナといった人材・IT関連の逆張りが中心となっています。
| 銘柄名 | コード | RSI | 乖離率 | 出来高倍率 | 騰落率 |
|---|---|---|---|---|---|
| メディアドゥ | 3678 | 15.00 | -13.4% | 2.29倍 | -0.52% |
| 東宝 | 9602 | 17.24 | -9.9% | 1.59倍 | -0.75% |
| ラクト・ジャパン | 3139 | 19.78 | -6.8% | 1.66倍 | -2.32% |
| ディップ | 2379 | 22.93 | -10.3% | 2.12倍 | -1.25% |
| ヨシムラ・フード・HLDG | 2884 | 23.33 | -21.6% | 2.88倍 | -2.81% |
踏み上げ候補(信用倍率≤1.0 かつ 前日比+2%以上)
| 銘柄名 | コード | 信用倍率 | 騰落率 | 相対騰落 | 過熱スコア |
|---|---|---|---|---|---|
| 吉野家HLDG | 9861 | 1.00倍 | +3.30% | – | -2 |
| ワコールHLDG | 3591 | 0.44倍 | +5.12% | -1.34pt | 5 |
| 東京製鐵 | 5423 | 0.82倍 | +2.64% | – | 1 |
| 大栄環境 | 9336 | 1.11倍 | +3.20% | – | -2 |
| メガチップス | 6875 | 1.21倍 | +4.03% | +1.18pt | 2 |
勝ち組セクターの中核株(上昇業種×時価総額×割安)
累積で強い情通・電気機器・非鉄金属の中から、時価総額と割安度でフィルタした銘柄がずらり並びました。SBG・日立・三菱電機・ソフトバンク(通信)・住友電工あたりが中核株群として浮上しています。
| 銘柄名 | コード | 業種 | 騰落率 | 予想PER | 過熱スコア |
|---|---|---|---|---|---|
| ソフトバンクグループ | 9984 | 情報・通信業 | +8.53% | 5.27 | 6 |
| 日立製作所 | 6501 | 電気機器 | +0.70% | 30.72 | 5 |
| 三菱電機 | 6503 | 電気機器 | -0.99% | 34.27 | 6 |
| ソフトバンク | 9434 | 情報・通信業 | -0.45% | 19.47 | 3 |
| 住友電気工業 ※関連市況確認要 | 5802 | 非鉄金属 | +3.25% | 24.80 | 4 |
負け組セクターの中核株(下落業種×時価総額×割高)
累計で弱い業種の中核株は、資源・金融・公益といったあたりが中心になっています。商社の三菱商事、医薬品の武田薬品、エネルギーのINPEXといった面々が並び、警戒継続のサインです。
| 銘柄名 | コード | 業種 | 騰落率 | 予想PER | 過熱スコア |
|---|---|---|---|---|---|
| 三菱商事 ※関連市況確認要 | 8058 | 卸売業 | -1.34% | 24.63 | -3 |
| 日本たばこ産業 | 2914 | 食料品 | -0.57% | 17.93 | -2 |
| 武田薬品工業 | 4502 | 医薬品 | -1.56% | 54.88 | -3 |
| MS&ADインシュアランスHD | 8725 | 保険業 | -0.30% | 8.32 | -2 |
| INPEX | 1605 | 鉱業 | -0.34% | 13.49 | -3 |
先行指標分析(市場体温計)
市場全体のセンチメントを測る8指標は、ほぼすべて「正常」圏内に収まっています。東証プライム全銘柄ベースでは、指数こそ日経が+0.89%でも、上昇銘柄比率は32.9%と3分の1程度。広範囲ではやや売り優勢なのが可視化されています。
| 指標名 | 本日値 | 警戒水準 | 状態 |
|---|---|---|---|
| RSI70超(過熱銘柄比率) | 11.8% | 20%超で天井警戒 | → 正常 |
| RSI30以下(売られすぎ比率) | 11.0% | 15%超で底値警戒 | → 正常 |
| RSI50以上(上昇勢い維持) | 50.6% | 60%超で強気相場 | → 正常 |
| 乖離率+10%超 | 7.1% | 15%超で過熱警戒 | → 正常 |
| 乖離率-10%以下 | 0.9% | 15%超で底値警戒 | → 正常 |
| 出来高1.5倍超の銘柄数 | 72銘柄 | 急増→転換の可能性 | → 正常 |
| 上昇銘柄比率(前日比+) | 32.9% | 70%超で過熱、30%以下で底値 | → 正常 |
| 新高値/新安値比 | 0.81 | 10以上=強気、1以下=要注意 | ⚠ 要注意 |
| 騰落レシオ 25日 | 109.44 | 120超=過熱、70以下=底値 | → 正常 |
天底スコア(複合シグナル)
天底スコアは、4つの複合条件のうち何点点灯しているかで相場の天井接近・底値接近を見る指標です。2/4以上で注意、3/4以上で転換点接近のサインとされています。
- ☐ RSI70超>20%(現在11.8%)
- ☐ 乖離+10%>12%(現在7.1%)
- ☑ 新高値/安値比<2.0(現在0.81)
- ☐ 騰落レシオ>120(現在109.44)
- ☐ RSI30以下>15%(現在11.0%)
- ☐ 乖離-10%<15%(現在0.9%)
- ☐ 新高値/安値比<0.5(現在0.81)
- ☐ 騰落レシオ<70(現在109.44)
天井スコア1/4は「軽警戒」水準ですが、新高値/安値比が0.81と要注意領域に入っているのは気になるところです。指数は日経主導で上がっているものの、広範囲のプライム銘柄では新安値を更新している銘柄の方が多いというのは、相場の底流では需給が重くなっているサインかもしれません。底値スコアは0/4でまだ下値を拾う局面ではありませんが、新高値/安値比の推移は明日以降も注視したいポイントです。

本日のマクロ環境
明日の日本株で注目したいポイント
先回りチェックリスト
今日の3軸連携で浮かび上がったのは、以下の3つの特筆シグナルでした。
代金TOP100で28銘柄・20,427億円・市場シェア40.2%(異常値)×急増21銘柄・買い主導71%。電気機器+1.18pt/精密機器-1.19ptでネットはゼロでも、資金は半導体サブセクターに圧倒的に集中しています。
代金TOP100で10銘柄・買い主導70% × 急増8銘柄・買い主導25%。フジクラなどの非鉄大型株が強く買われている構図で、中小型の初動はまだ限定的です。
代金TOP100の16銘柄は買い主導44%にとどまる一方、急増26銘柄は買い主導65%。大型は売られつつも中小型に買いが集まっている、セクター内の銘柄入替が進んでいるシグナルです。
テーマ別の統合判定では、テクノロジーが「◎全体流入」、製造業サイクルが「○全体活況」と、ハイテク・製造業の2テーマが買いサインです。一方で金融・生活防衛・エネルギーは「→関心薄」が続いており、ディフェンシブ離脱の流れは変わっていません。
| 順位 | テーマ | 代金シェア | 急増買主率 | 統合判定 |
|---|---|---|---|---|
| 1 | テクノロジー | 40.2% | 71% | ◎ 全体流入 |
| 2 | 素材 | 17.2% | 25% | → 関心薄(大型主導) |
| 3 | 製造業サイクル | 10.4% | 50% | ○ 全体活況 |
| 4 | 金融 | 5.4% | 0% | → 関心薄 |
| 10 | 不動産・建設 | 0.4% | 86% | → 関心薄(中小型に買い) |
| 11 | テーマ外 | 15.3% | 65% | ⚠ 銘柄入替 |
翌日のシナリオ分析
米イラン停戦が22日期限までに成立 → 原油下落とリスクオン継続で非鉄・ハイテクがさらに追随高。騰落レシオ109→120接近でも勢い先行で日経6万円台乗せが視野。シクリカル-ディフェンシブ差が+1.5%超に拡大すれば本格リスクオン相場へ
停戦期限切れで軍事行動再開 → WTI急騰・VIX20超でリスクオフ。売買代金TOP3集中31.2%の過熱調整が顕在化し、キオクシア・SBG・フジクラの利確売りで日経-2%以上の反落も。TOPIXは金利上昇局面なら銀行株の反発で踏ん張る可能性もあり
- 🟢 最注目(継続流入):非鉄金属・情報通信業 — 勝ち組セクターの2トップは続伸継続かに注目。特に非鉄の下落は相場全体の雰囲気悪化につながる可能性
- 🟢 新規流入期待:ガラス・土石製品・金属製品 — 素材テーマの広がりで半導体素材系が追随の可能性
- 🔴 警戒(流出継続):金融セクター(銀行業-1.92%・保険業-0.48%) — 4日連続マイナスで金利低下局面が続く限り軟調
- 🟡 翌日の注目点:米イラン停戦期限(22日)の成否 — 合意なら原油続落でさらなるリスクオン、決裂なら全面リスクオフ。極めて予断を許さない状況
🏆 本日の総合判定(11因子モデル):中立・様子見(スコア:+0/11)
スコア内訳:
- A トレンド:+2/3(日経-TOPIX差+1.07pt・グロース-TOPIX差+0.55ptで指数間スプレッド改善。TOPIX単独は-0.18%と中立)
- B 幅・需給:-2/3(値上がり9/33業種の狭い物色・上昇銘柄比率32.9%で売り優勢・新高値-新安値スプレッド-11銘柄)
- C 内部エネルギー:+1/3(cd差+1.00%でリスクオン境界・急増銘柄平均+2.42%でモメンタム健在・RSI50+=50.6%で健全度はやや不足)
- D 過熱調整:-1(⚠ 売買代金TOP3の集中度31.2%が警戒シグナル。キオクシア・SBG・フジクラの大型3銘柄依存構造)
- E マクロ:+0/2(米国株合算-0.50%で±1%圏内の中立・VIX19.08で中立圏)
判定根拠:A群とC群はプラスで指数主導のリスクオンが確認できますが、B群は値上がり9/33の狭い物色・上昇銘柄比率32.9%で幅・需給が明確に弱く、総合では相殺されて中立圏に着地しています。さらにD群では大型3銘柄依存が警戒シグナルを点灯させており、構造的なリスクが残る展開なんですよね。
一言まとめ:米イラン停戦の22日の期限を翌日に控えるなか、ハイテク・非鉄が指数を持ち上げる日経高/TOPIX安の二極化相場でした。シクリカル-ディフェンシブ差+1.00%でリスクオン転換の入口に足をかけた一方で、売買代金TOP3の31.2%集中は構造的な警戒シグナルです。停戦の成否次第で上下どちらにも振れる、極めて予断を許さない局面といえます。
翌日注目:非鉄金属・情報通信(続伸継続か)/ ガラス・土石製品・金属製品(素材テーマの広がり)/ 銀行業(金利低下局面の4日連続マイナスから反転なるか)






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