キャッシュレス決済として超有名なPayPay。
最近は「PayPay経済圏」なんてのをよく聞くようになりました。
こんな感じで、クレカ、銀行、証券、保険といろいろな現状あるサービス名をPayPayブランドに統一していってるわけです。
改悪が続く楽天経済圏を利用してる私としては、この「PayPay経済圏」の存在はちょっと気になるところ。
今回はその中の1つ、ジャパンネット銀行が社名を変更して誕生したPayPay銀行について、楽天銀行と比較してみたいと思います。
楽天銀行に関しては
【金利0.1%】楽天経済圏の住人なら知っておきたい楽天銀行の基本情報
をどうぞ。
今回もそれぞれの項目を5点満点で評価してみました。
私の超独断です。参考までに。
金利
楽天銀行…4点
PayPay銀行…1点
普通預金金利は楽天銀行の勝ち。
PayPay銀行の預金金利は0.001%と低く、メガバンクと変わりません。
楽天銀行は楽天証券との連携で0.1%まで上げることがでますが、PayPay銀行にはそのような、金利を引き上げるサービスは今のところないみたいです。
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提携ATM数
楽天銀行…4点
PayPay銀行…3点
提携ATM数は楽天銀行の勝ち。
PayPay銀行の提携ATM数は6つ。
楽天銀行は9つなのでちょっと少なめではあるものの、定番のATMは使えるのみたいなんで、困ることはなんじゃないでしょうか。
手数料
楽天銀行…2点
PayPay銀行…3点
手数料はPayPay銀行の勝ち。
・ATM手数料
PayPay銀行は、毎月最初の1回は無料、2回目以降は、3万円以上の入手金であればいつでも無料。
それ以下だと165円かかります。(ゆうちょだと330円)
楽天銀行だと、無料回数分を使い切った後は220円ですので、3万円以下の利用でも少し安いですね。
ATMの利用はいつも3万円以上って人はいいんじゃないでしょうか。
・他行宛振込手数料
PayPay銀行宛であれば無料ですが、他行宛になると振込む金額が3万円を境に変わります。
楽天銀行だと、3万円未満で168円、3万円以上で262円なので、他行宛の振込手数料は楽天銀行の方が安いですね。
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会員ステージ
楽天銀行…3点
PayPay銀行…1点
会員ステージは楽天銀行の勝ち。
PayPay銀行には、楽天銀行でいう「ハッピープログラム」のような会員ステージはありません。
楽天銀行の場合は会員ステージによって手数料無料回数や、サービス利用で得られる楽天ポイントの倍率が上がったりなどの優遇があるんですが、PayPay銀行は無し。
3万円以上なら、ATM手数料はいつでも無料で使えるとはいえ、なにもなしはちょっと寂しいですよね。
ポイントの有無
楽天銀行…4点
PayPay銀行…1点
ポイントの有無は楽天銀行の勝ち。
PayPay銀行には、サービス利用によるPayPay残高の還元がありません。
楽天銀行は楽天ポイントの還元がありますから、会員ステージ同様、少し寂しいですね。
というかPayPayにポイント還元というものは無くて、残高の還元なんですね。PayPay使ったことないもんで、知りませんでした。
その他
いままで比較した以外で、PayPay銀行の気になった所の紹介です。
・PayPay残高の出金が0円
PayPay残高から銀行への出金には、通常100円かかるのですが、PayPay銀行への出金であれば0円になります。
ただ、そもそも出金とかします?
PayPay使ってないんで分からないんですが、今思いつくのだと、他行からPayPay経由で資金移動とか?
または、個人間の送金後の出金とか?
個人的にはあまり使う機会はなさそうです。
・スマホATM(セブン銀行のみ)
キャッシュカードなしで、スマホのみでATM入出金が出来ます。
ATM利用はめっきり減ってるんですが、過去にキャッシュカードの入った財布ごと無くした経験がある私にとって(笑)、カードを持ち歩かなくてすむのはいいですね。
まとめ
いままで見てきた点数の合計は
楽天銀行…17点
PayPay銀行…8点
私の超独断による対決は楽天銀行の勝利。
今回比較してみての結論としては、
PayPay銀行をつかう理由はない。今のところは。
Siriっぽくなりましたが、最初に書いた通りPayPay経済圏を作るため、PayPay関連のサービスは増えていてます。
そこで意識しているのは当然、楽天経済圏でしょう。
楽天経済圏に対抗するため、今後なにかしらの特典が追加されることは十分にありえます。
今後に期待しましょう。
こちらからは以上です。
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