今日の日本株|2026年7月13日の市場資金フロー|半導体急落で日経-1.92%、銀行・内需へ資金逃避の二極相場

今日の日本株|2026年7月13日の市場資金フロー|半導体急落で日経-1.92%、銀行・内需へ資金逃避の二極相場

今日の日本株|2026年7月13日の市場資金フロー|半導体急落で日経-1.92%、銀行・内需へ資金逃避の二極相場

📉 日経 -1.92%(3日ぶり反落) 🏆 総合判定 🌧弱気 -4/±11 🌡 体温計 -1 ❄涼温
今日韓国半導体ショックの波及でキオクシア-12.86%・太陽誘電-19.21%と値がさ半導体が総崩れ。日経は一時1,900円超安
中身逃げ場は銀行+1.50%・内需・資源。TOPIXは-0.71%どまりで新高値53本と、指数の下げほど内部は崩れていません
明日日経は25日線を明確に割れ(乖離-2.30%)。明日の分岐は半導体の投げがどこで止まるか。米CPI・米銀決算は14日夜=翌15日東京の材料

今日の日本株は日経平均が-1.92%(67,242円)と3日ぶりに反落しました。震源は前日までの主役だった半導体です。韓国KOSPIが8%近く急落してサーキットブレーカーが発動し、その連鎖で東京もAI・半導体に売りが集中しました。ただ、TOPIXは-0.71%どまり。売られたのは値がさの一角で、資金はきっちり銀行・内需・資源へ逃げ込んでいる、という二極の下げでした。

7/10 に私が立てたシナリオが、本日どうなったかを最初に振り返っておきます。当たった点も外した点も、隠さず並べます。

自己採点 3.5 / 5.0 🔶 ①方向:25日線の攻防という論点は的中/上抜けベースケースは外し(1.0/2.0) ⭕ ②個別コール:底打ち待機を的中/期待エリアは外し(1.0/1.0) ⭕ ③警戒トリガー:弱気分岐Aが発動、誤発報なし(1.0/1.0) 🔶 ④信頼度「中」はやや甘め(0.5/1.0)
  • ❌ 外れメインシナリオ「25日線を上抜け、非鉄・金属製品のシグナルが🟢・🔥へ昇格」は外しました。実際は日経-1.92%で25日線を明確に割り込み(乖離-2.30%)、非鉄金属-2.97%・金属製品-1.32%と、期待した主役がそのまま総崩れになりました。
  • 🔔 発動弱気分岐A「非鉄・シリコンが息切れし、25日線割れへ」が発動しました。トリガーに置いた上昇銘柄比率45%割れ(本日37.0%)が的中。前日に保険として置いておいた下の分岐が、そのまま今日の急落の受け皿になりました。
  • ⭕ 的中底打ち待機に置いた内需消費・輸送物流・エネルギーは、3本とも本日の主役に。内需消費+1.50ptで主役化・エネルギー+1.12pt🔥流入・輸送物流+0.87pt🆙主役化。ただし「確認を待ちたい」と書いて、また初動を取り逃がしています。
  • ➖ 不発最弱気分岐B「円高×米ハイテク反落で全面安」は不発でした。トリガーのドル円160円割れ(本日162.06円の円安)・VIX18超(本日16.28)はいずれも起こらず。下げの震源は円高ではなく、韓国発の半導体ショックでした。

総括:メインの上抜けシナリオは外しました。ただ、①弱気分岐Aで25日線割れに備え、②底打ち待機の内需・資源をそのまま当て、③信頼度を「中」に抑えた慎重さで、下げを一方的に食らう展開は避けられました。前日「待機」と書いた内需・資源が主役になった——材料は手元にあったのに、また格上げを待ってしまったのが最大の反省です。

本日の市場サマリー

半導体の投げで指数は反落。ただし資金は銀行・内需・資源へ回り、TOPIXは小幅安で踏みとどまっています。

主要指標
日経平均
-1.92%
67,243 円(25日線乖離 -2.30%)
TOPIX
-0.71%
4,007 pt(指数ほどは崩れず)
グロース250
-0.28%
717 pt
セクター・内部相場
最強業種
銀行業
+1.50% / 相対 +2.21pt
最弱業種
電気機器
-3.05% / 相対 -2.34pt
上昇銘柄比率
37.0%
新高値53 / 新安値5(差+48)
為替・米10年
¥162.06 / 4.57%
ドル円 +0.22円 / 米10年 +0.032pt

業種別資金フロー分析

上位は銀行・内需・ディフェンシブ、下位は半導体・電機。値がさハイテクから資金が一方向に抜けています

値上がり業種 TOP5

値上がりは33業種のうち15業種。前日の12から増えましたが、上位の顔ぶれが前日までと様変わりしました。先頭は銀行業+1.50%(三菱UFJが上場来高値、時価総額国内首位に)、続いてその他製品+1.42%(任天堂・アシックス)、精密機器+1.14%です。半導体本体が崩れる裏で、資金は金利先高観の銀行と、良品計画に代表される好業績の内需へ、はっきり退避しました。

順位業種騰落率相対騰落コメント
1銀行業+1.50%+2.21pt三菱UFJ+2.31%が上場来高値。10日累計対TOPIX+8.29ptで断トツの地力
2その他製品+1.42%+2.13pt任天堂・アシックス+6.70%。ゲーム・防衛の「戦略17分野」報道が追い風
3精密機器+1.14%+1.85ptハイテクの中では逆行高。半導体本体との明暗
4小売業+1.06%+1.77pt良品計画+16.84%が好決算で急伸。内需消費テーマを牽引
5陸運業+1.02%+1.73ptディフェンシブへの逃避。生活防衛テーマの一角

値下がり業種 TOP5

下落は18業種。電気機器-3.05%・非鉄金属-2.97%・ガラス土石-2.53%・電気ガス-1.90%・建設-1.64%と、値がさ半導体と、それに連れ安した景気敏感が並びました。太陽誘電-19.21%・安川電機-14.34%・キオクシア-12.86%と、電気機器の中身は文字どおり総崩れです。

順位業種騰落率相対騰落コメント
1電気機器-3.05%-2.34pt太陽誘電-19.21%・安川-14.34%・キオクシア-12.86%。今日の震源
2非鉄金属-2.97%-2.26pt古河電工-3.65%・フジクラ-2.78%。電線の巻き戻し継続
3ガラス・土石製品-2.53%-1.82ptNGK-5.62%・ニチアス-4.91%。半導体関連の連れ安
4電気・ガス業-1.90%-1.19pt中部電力-6.75%。ディフェンシブでも公益は逆行安
5建設業-1.64%-0.93pt朝日工業社-7.08%。金利軸で不動産・建設は最弱

方向シグナル(5項目スコア)では流入10業種 vs 流出17業種と流出が優勢で、地合いそのものは重い1日でした。ただし内需消費・エネルギー・金融・輸送物流・商社の5テーマが🔥流入シグナルを点灯させており、売られたのはあくまで半導体という一点集中の下げです。上昇銘柄比率は37.0%と低いのに新高値は53本——値がさが売られた一方で、逃避先の銀行・内需では新高値が積み上がる、二極の構図がそのまま数字に出ています。

テーマ別資金フロー

半導体一極から、銀行・内需・資源への明確なローテーション。上位5テーマが🔥流入で反転初日です。

1内需消費+1.50pt⤴ +1日
2エネルギー+1.12pt⤴ +1日
3金融+1.12pt⤴ +1日
4輸送・物流+0.87pt🆙 +1日
5商社+0.76pt🆙 +1日
6生活防衛+0.15pt◐ +1日
7不動産・建設-0.20pt◐ -4日
8テクノロジー-0.24pt◐ -1日
9素材-0.31pt◐ -1日
10製造業サイクル-0.32pt🆖 -1日

首位の内需消費+1.50ptは小売業+1.77pt(良品計画の好決算)が押し上げ、④先回りアラートの急増銘柄は31社と10テーマで最多でした。3位の金融+1.12ptは、10日累計+6.68ptと10テーマ最大の地力を持ち、連続日数もプラス転換初日。半導体(テクノロジー-0.24pt・10日累計-3.56pt/素材-0.31pt・同-5.05pt)が中立圏へ沈む一方で、地力のある金融と、勢いのある内需・資源に資金が集まる——きれいなローテーションの初日です。ただし上位テーマはいずれも連続+1日で、反転が固まったと見るのは時期尚早です。

3対立軸でみるマクロ文脈

金利軸が+1.32ptで連続+6日、10日累計+8.87pt。金融への資金回帰が、今の相場の背骨です。

対立軸本日値連続10日累計ひとこと
金利軸+1.32pt+6日+8.87pt金融−不動産建設。連続+6日・累積+8.87ptで3軸唯一の強い地力。金利先高観が背景
資源軸-0.66pt-1日-2.87pt資源安。ただし内需・輸送物流の逆行高が主因で、鉱業自体は+0.72%と逆行高
リスク軸-0.44pt-1日-2.80ptリスクオフ。製造業サイクル・テクノロジー・素材の景気敏感が生活防衛に負けた1日

本日の注目銘柄

今日シグナルが出たのは「値上がり率」「売買代金集中」「勝ち組中核」の3枠。半導体が投げられ、銀行が受け皿になった構図が一目で分かります。

値上がり率 TOP3(東証プライム)

首位は良品計画+16.84%。好決算を受けて売買代金も705億円と全体17位まで膨らみ、小売業という業種の+1.06%をほぼ一社で作りました。2位の古野電気+15.65%・3位フューチャー+12.14%も、半導体本体とは無関係の好業績・材料株です。値上がり率TOP20には吉野家+5.28%・リンガーハット+5.09%など内需の小型好業績が並び、資金の逃避先がはっきり内需だったことを物語っています。

順位銘柄(コード)業種騰落率コメント
1良品計画(7453)小売業+16.84%好決算。1社で小売業を業種上位に押し上げた
2古野電気(6814)電気機器+15.65%RSI71.1・乖離+21.8%。電機の中の逆行高
3フューチャー(4722)情報・通信業+12.14%RSI89.98・過熱スコア+7の⚠⚠強過熱ゾーン

売買代金集中 TOP3(本日シェア40.9%)

ここが今日の下げの正体です。売買代金TOP3はキオクシア-12.86%・太陽誘電-19.21%・村田製作所-8.05%と、3社すべてが電気機器で、3社すべてが急落しました。この3社だけで市場全体の売買代金の40.9%を占めており、指数を押し下げたのは幅広い売りではなく、値がさ半導体への売り集中だったことが分かります。テクノロジーは代金シェア67.9%・買い主導率5%と、完全な投げ売り主導でした。

順位銘柄(コード)業種騰落率売買代金
1キオクシア(285A)電気機器-12.86%3兆4,101億円(市場の約3割)
2太陽誘電(6976)電気機器-19.21%3,466億円。値下がり率TOP20の2位
3村田製作所(6981)電気機器-8.05%3,392億円

勝ち組セクターの中核株(業種累積≥+2pt × RSI≥50 × 割安)

投げ売りの反対側で、静かに買われていたのが銀行です。勝ち組中核の上位は北日本銀行+7.19%を筆頭に、三井住友トラスト・佐賀銀行・おきなわFGと、ほぼ銀行で占められました。金融テーマは10日累計対TOPIX+6.68ptと10テーマ最大の地力を持ち、買い主導率89%の買い先行。三菱UFJ(+2.31%)は上場来高値を更新し、時価総額で国内首位に立ちました。半導体が売られる局面で、金利先高観のある銀行が明確な受け皿になっている、というのがこの表の伝えていることです。

コード銘柄名業種RSI騰落率過熱スコア
8551北日本銀行銀行業82.79+7.19%+6 ⚠過熱
8309三井住友トラスト銀行業80.06+1.13%+5 ⚠過熱
8306三菱UFJ FG銀行業75.46+2.31%+4 ⚠過熱
8604野村HD証券・商品先物業86.01-0.03%+5 ⚠過熱

市場体温計

日々の体温は+3→-1「❄涼温」へ低下。高温シグナルは2点灯で、過熱と反落が同居しています。

Layer 1 日々の体温 -1/±5 ❄涼温 Layer 2 高温シグナル 2/4 点灯(RSI70超29.4%・信用評価-2.78%) Layer 3 低温シグナル 0/4 点灯 相場の質:半導体売り × 銀行・内需へ逃避の集中相場(集中度40.9%・売り主導)

減点したのは日経とTOPIXの方向こそ一致したものの値がさ偏重の下げ(-1)と、売買代金TOP10の上昇が少なかった点(-1)で、加点は新高安スプレッド+48の1項目のみ。上昇銘柄比率37.0%・値上がり15業種は中立圏で0点にとどまりました。高温シグナルはRSI70超29.4%(閾値25%超)と信用評価損益率-2.78%(同-3%手前)の2点灯で、過熱の熱がまだ残ったまま反落した格好です。資金集中度は40.9%の極端集中、買い主導率は9%の売り主導で、相場の質は「半導体が投げられ、逃避で銀行・内需が買われた集中相場」と読めます。

本日のマクロ環境

米株は前日小幅高でVIXも低位。それでも下げたのは、震源が海外ではなく国内・アジアの半導体だったからです。

📊 マクロ指標スナップショット
国内株式
日経平均
-1.92%
67,243円・3日ぶり反落
TOPIX
-0.71%
4,007pt・下げは限定的
グロース250
-0.28%
717pt
海外株式(前日終値)
NYダウ
+0.28%
52,637・続伸
ナスダック
+0.29%
26,281・続伸
S&P500
+0.42%
7,575・続伸
為替・金利
ドル円
162.06
+0.22円・円安進行
米10年金利
4.573%
+0.032pt・上昇
VIX恐怖指数
16.28
+0.30・低位で小幅上昇
資源・需給
WTI原油
$73.48
+1.02%・ホルムズ再封鎖で上昇
騰落25日
113.55
中立ゾーン
信用評価損益率
-2.78%
高温シグナル点灯中

前日の米国株はダウ+0.28%・ナスダック+0.29%・S&P500+0.42%とそろって小幅高で、VIXも16台と低位でした。外部環境だけを見れば下げる理由は乏しかったのですが、今日の売りは海外発ではなく、韓国KOSPIの8%急落というアジアの半導体ショックが震源です。加えてイランのホルムズ海峡再封鎖宣言でWTIが73.48ドルへ上昇し、米10年金利も4.573%へ上昇——リスクオフと資源高・金利高が同居する、やや神経質な地合いになりました。今週は14日夜(日本時間)の米CPI・米銀決算、7/16のTSMC決算とイベントが集中します。

明日の注目ポイント

半導体の投げがどこで止まるか。銀行・内需のローテーションが続くか、指数全体が下値を探るかの分岐です。

3層構造でみる明日のシナリオ

🔍 本日の3層スナップショット
層1:マクロ環境・体温
  • 金利軸+1.32pt・連続+6日・10日累計+8.87ptで金融に強い地力。一方リスク軸-0.44pt・資源軸-0.66ptでリスクオフ
  • 日経25日乖離-2.30%で明確に25日線割れ、TOPIXは+0.28%で25日線上を維持。ドル円162.06円の円安・米10年4.573%上昇
環境は「金融に順風・半導体に逆風」の二極。明日の日中は半導体の投げ止まりと海外株安の連鎖次第で、米CPIは14日夜(日本時間)=翌15日東京の材料
層2:テーマ10テーマの動き
  • 上位:内需消費+1.50pt(⤴主役化)・金融+1.12pt(10日累計+6.68pt断トツ)・エネルギー+1.12pt(🔥流入)。上位5テーマが🔥流入シグナル
  • 下位:テクノロジー-0.24pt・素材-0.31ptは中立圏だが、10日累計は-3.56pt・-5.05ptと地力最弱のまま
資金は半導体→銀行・内需・資源へ明確に回転。ただし上位は連続+1日の反転初日
層3:業種・銘柄33業種シグナル
  • 方向シグナルは流入10 < 流出17業種で全体の地合いは重い。F勝ち組中核は銀行が席巻(北日本銀行+7.19%・三菱UFJ上場来高値)
  • G負け組中核は電機・半導体が大半(TDK・イビデン・ニチコン)。年初来高値53本は銀行・内需中心の積み上がり
個別も銀行・内需を支持。半導体は継続売り警戒で、指数全体はまだ下値模索の局面
3層の方向は一致:マクロ・テーマ・業種の3層とも「半導体から銀行・内需・資源へのローテーション」を支持しています。方向がそろう日は、その回転を素直にトレンドとして扱う——これが私の読み方です。ただし流出17業種>流入10業種で全体の地合いは重く、指数の下値はまだ探る局面。ローテーションの方向は明確でも、指数そのものはリスクオフ気味です。
📊 メインシナリオ:半導体の投げ止まり待ち。分岐は「日経が25日線を回復するか、下ヒゲを探るか」

明日は、値がさ半導体の投げがどこで止まるかで地合いの性格が変わるとみています。銀行・内需・資源のローテーションは本物とみますが、指数全体は半導体の投げが続くうちは戻り売り優勢の展開を想定します。なお注目の米CPIと米銀決算はいずれも14日夜(日本時間)の発表で、明日の日中ではなく翌15日東京の最大材料になります。25日線を回復できなければ、今日の下ヒゲ再試しもあり得る局面です。

  • 期待エリア:銀行・金融(金利軸+1.32pt・連続+6日・10日累計+6.68pt断トツ、三菱UFJ上場来高値)=地力・勢い・シグナルの3つがそろうゾーン。14日夜の米銀決算が好感されれば、翌15日にさらに追い風。内需消費(良品計画に続く好決算銘柄、小売・サービスの逆行高)。ただし過熱スコア+4以上(北日本銀行+6)は利確優先
  • 継続性試金石:金融の連続日数が+2日に伸びるか/内需消費の主役化が継続するか/値上がり業種15→20業種超へ/上昇銘柄比率37.0%→45%回復/日経25日乖離のマイナス縮小
  • 底打ち待機:半導体・電機(電気機器-3.05%・G負け組中核15銘柄)。投げが止まればリバウンド妙味はありますが、買い主導率5%・代金シェア67.9%の投げ主導で、TSMC決算(7/16)通過までは逆張り見送りが基本です
  • マクロ材料注視:14日夜(日本時間)の米CPI(金利の方向)と米銀決算(金融の追い風か)=ともに翌15日東京へ効く最重要イベント、7/16 TSMC決算(半導体の底)、ドル円162円の円安、WTI73ドル台とホルムズ情勢(資源高)、VIX16.28の低位維持

分岐リスクと警戒トリガー

🌧️ 弱気分岐A:海外株安の連鎖×米金利高止まりでグロース続落、銀行だけでは指数を支えきれず

前夜の米ハイテク安が続き米金利が高止まりすると、グロース・半導体の反発が遅れます。銀行・内需の逆行高だけでは指数を支えきれず、25日線を回復できないまま続落するリスクです。流出17業種・上昇比率37.0%は、支えの薄さを示す材料です。加えて今夜(14日夜)の米CPIを前にした様子見も、日中の上値を重くしやすい点に注意です。

警戒トリガー:米10年4.65%超 or ドル円163円超の円安加速 or 上昇銘柄比率35%割れ

⚡ 最弱気分岐B:TSMC見送り観測×半導体二番底で電機総崩れ再燃

TSMC決算を前に半導体が二番底を探る展開になると、内需の逆行高も止まり、全面安へ発展するリスクがあります。キオクシア・太陽誘電の投げがさらに深まる場合は要警戒です。

警戒トリガー:米SOX-3%超 or キオクシア寄り付き-5%超 or VIX20超へ上昇

🎯 シナリオ信頼度:中〜やや低。ローテーションの方向(半導体→銀行・内需・資源)は3層が一致していて明確です。ただし信頼度を上げきれないのは、流出17業種>流入10業種の重い地合いに加えて、14日夜の米CPI・米銀決算(=翌15日東京に効く)と7/16 TSMC決算という大型イベントを控えているからです。私は銀行・内需のロング目線は維持しつつ、警戒トリガー(米金利4.65%超・米SOX-3%超)が出れば即座に守りへ切り替えるつもりです。

🏆 本日の総合判定(11因子モデル):弱気(スコア:-4/±11)

  • A トレンド:-2 TOPIX-0.71%に対し日経-1.92%、日経-TOPIX差-1.21ptの値がさ主導安
  • B 幅・需給:+1 新高安+48が加点。ただし値上がり15/33・上昇比率37.0%は据え置き
  • C 勢い:+0 急増top30平均+3.13%は強いが、RSI70超29.4%で勢い判定は減点
  • ⚠ D 過熱調整:-3 RSI70超29.4%・騰落レシオ25日113.55の過熱に、TOP3集中40.9%が重なる
  • E マクロ:+0 VIX16.28・米株小幅高で中立

判定根拠:A群-2の値がさ主導安と、5営業日連続のD群-3の過熱据え置きが重石となり、総合は前日+2から-4へ6ポイント悪化しました。半導体への売り集中が指数を大きく押し下げた一方で、新高安+48と銀行・内需への健全なローテーションが下支えし、TOPIXは-0.71%で踏みとどまっています。指数弱・内部混在の、ねじれた二極相場です。

11因子モデルとは ─ 日本株の強弱を客観的な数値で捉える独自スコアリング手法

※本記事は、私が独自に集計・分析した市場データをもとにした情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。記載の数値は作成時点のものであり、正確性を保証するものではありません。

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